日清 純正ごま油/ヘルシーごま香油

ごま油の健康性

注目されているごま油に含まれるヘルシーな成分をご紹介します。

  • ごま油の主成分
  • 抗酸化物質ゴマリグナン
  • 酸化に強いごま油

ごま油の主成分

主成分はリノール酸とオレイン酸

ごま油の主成分は、リノール酸とオレイン酸で合計80%以上を占めています。

・リノール酸

体内で作ることができないため、食べ物から摂取しなければならない必須脂肪酸です。

・オレイン酸

HDLコレステロールを減らさず、LDLコレステロールのみを減らす働きがあると言われています。

抗酸化物質ゴマリグナン

ごま油は、ゴマリグナンという、特有の微量成分を含んでいます。ゴマリグナンの代表的なものには「セサミン」、「セサモリン」、「セサミノール」、「セサモール」などがあり、ごま油の中に0.5~1%程度含まれています。

「活性酸素」と「抗酸化物質」

適量の「活性酸素」は私たちの身を病原菌から守ってくれるという効用があります。適量を越え過剰に発生した「活性酸素」は体内を酸化させ老化や生活習慣病の原因となります。
その余分な活性酸素を取り除く作用をするのが抗酸化物質です。抗酸化物質には、ゴマリグナンのほか、ビタミンE、カテキン、ポリフェノールなどがあります。

酸化に強いごま油

食用油は一般的に空気や光等の影響によって酸化がすすみ、時間の経過とともに風味が悪くなってきます。
しかし、ごま油は他の食用油と比較して空気や光、熱の影響をうけにくく風味が長持ちします。それは、ごま油が酸化安定性に優れているからです。

酸化安定性試験結果

酸化安定性試験の結果では、べに花油、キャノーラ油(なたね油)や大豆サラダ油の酸化安定性の値が14~32に対して焙煎ごま油は100以上となりました。焙煎ごま油は、優れた酸化安定性を持つことがわかります。

酸化安定性試験とは

酸化安定性試験とは、一定量の油を加熱しながら一定量の空気を連続的に吹き込み、油の過酸化物価を測定し、過酸化物価が100に達した時間を測定するものです。100に達する時間がかかるほど、酸化安定性に優れ酸化しにくい油ということがいえます。

*過酸化物価とは、油の酸化変質の度合を示す数値のことです