♡毎日読みたい素敵女子の心得♡中原淳一の言葉に学ぶ美しい生き方のヒント

女性誌・少女雑誌を通し、ファッションからコミュニケーションまで多方面に渡り美しい生き方を提案し続けた中原淳一。彼の残したイラストや言葉は、私たち現代女子の生き方のヒントにもなる普遍的な価値観を秘めています。そんな中原イズムを吸収して素敵な乙女をめざしませんか♪

更新日: 2015年07月12日

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965389さん

美しくあることに、決して臆することはありません。

    それはあなたの誇りです。

戦前から戦後にかけて、ファッションやインテリア、ライフスタイルに至るまで美しさを追求した提案をし、「美しく生きる」ことの大切さを伝えた。

1913年2月16日香川県生まれ。
日本美術学校にて西洋画を学ぶ。

1932年銀座松屋で開催したフランス風人形の個展を開催。
1932年から1940年『少女の友』の専属イラスト画家を務める。

1946年女性誌『ソレイユ』、47年少女雑誌『ひまわり』、その後続誌として54年『ジュニアそれいゆ』を創刊。

女性たちのカリスマ的存在となった中原は1983(昭和58)年に70歳で没するまで、挿絵や文章を通じて女性の美を提案し続けました。

中原イズムはいつの時代も変わらない普遍性を内包し、私たちを魅了し続けています。

◇中原淳一が提案する女性のための「美しい生き方」◇

もくじ

 ・服………………………『愉しく美しく装う』
 ・生活……………………『お金をかけなくても、愉しく、美しく暮らす』
 ・内面……………………『内面の美しさが加わってこそ』
 ・人と接する……………『さわやかな印象を与える』

・『愉しく美しく装う』

「おしゃれな人」とは、どんな人でしょう?
それは美しくありたいと思う心が、ことさらに強い人のことです。

中原淳一は季節や流行を取り入れたファッションを提案するイラストや言葉を数多く残しています。

清潔で、流行に流されるのではない自分に似合うものを身に着けること、そしてその場の雰囲気に溶け込んでいることが大事。

ご自分の個性を生かした
あなたによく似合うお洋服を工夫してみましょう。

いつも下着をきれいにしているという自信が、心底から光る美しさを作ってくれる

自分だけが知っているからこそごまかしがきかないものがある。

美しいあなたを、もっと魅力的にするのは一滴の香水をプラスする事から始まることを忘れないでください。

おしゃれの仕上げにさりげなくいい香り。

身だしなみは他人のためにあるものであり、人の目にどう映るかが大切であると中原は考えていた。

少し姿勢や所作を意識することで自然と美しさが生まれまれる。

ポイントは手まで意識すること。

マニキュアを塗るよりもまず手をよく洗い清潔であることが大切だと説く。

身だしなみの本当の意味は、自分の醜い所を補って、自分の姿がいつも他の人々に快く感じられるように、他の人があなたを見る時に、明るくなごやかな気持ちになるためのものだということを忘れないで下さい。

装いは自己満足だけではいけない。

どなたでも、写真に撮られたり、人が見ていると思えば、特別に気をつけますが、その心づかいをどうぞ平生も持ち続けてください。

常に自分がどうありたいかを意識する。

美しい装いは時代感覚とマッチしてこそ。

流行というのは、その時々の時代感覚と言える。それをつかんで、服を着ている場合に、初めて「美しい」と感じられる

ただ流行りのものを着ればいいというわけではない。

流行はどうして生まれるのか、知っていますか?
それは人間が絶えず新鮮な美しさを 求めているからなのです。

・『お金をかけなくても、愉しく、美しく暮らす』

毎日使っている日用品を一寸した工夫で、美しく扱うという事が、
どんなに私たちの生活を楽しいものにするでしょう。

戦後の物のない時代、贅沢に飾るのではない、生活に潤いを与えるアイディアを提案し続けました。

畳での生活が普通だった当時、ちょっとした工夫でおしゃれな部屋にする方法の数々を提案。

家具の配置や布の使い方、花を飾るだけでも気持ちのいい空間にできる。

ちょっとした工夫と心遣いによって室内をたえず新しい心持ちで生活出来るようにしていれば、どんな小さな部屋でも明るい幸福感を抱くことが出来る。

夫の友人にも、住んでいる家にも、家具にも、畳にも、庭の木にも、すべてに愛情を注ぐ女性は美しい

身のまわりのあらゆるものを慈しむ心を持っていたいもの。

料理そのものがおいしいことも重要だけど、料理が苦手でもできることがある。

楽しい食事になるように、テーブルセットに気を配ってみる。大事なのはそうした心遣い。

朝食の支度をするなら、その朝食を食べてくれる人の一人一人に愛情をこめて作ってほしい。

それには料理の配色や皿小鉢の取り合わせなどにも気の利いたテクニックが欲しいものだ。