兵庫県は２９日、新たに２０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２０人以上の感染確認は５日連続。県内の累計感染者は２２５５人となった。

　神戸市は、新たに２０代～８０代の男女７人が感染したと発表した。このうち８０代男性は、同市垂水区の順心神戸病院の入院患者で、発熱したため抗原検査をして陽性が判明した。同病院は、２８日から救急受け入れとこの男性が入院していた病棟の入退院を休止しているが、外来は通常通り行っている。

　尼崎市は、ともに１０歳未満の女児と市立小学校に通う男児の２人を含め、市内在住の６人が感染したと発表した。女児と男児は無症状で、同居している３０代男性の感染が２６日に確認され、その濃厚接触者としてＰＣＲ検査を受けていた。

　西宮市は、市内在住のいずれも２０代の会社員女性２人が感染したと発表した。

　県所管の新規感染者は５人。県によると、そのうち４人が、既に発表されている感染者の濃厚接触者で、いずれも軽症か無症状。住所別では、宝塚市が２人、川西市が１人、大阪府が１人、洲本健康福祉事務所管内（洲本市、淡路市、南あわじ市）が１人。（まとめ・霍見真一郎）

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