「人にコントロールされた経験が多い。逆に、人をコントロールした経験が、あまりないんです。だから、人をコントロールしたら、何か変わるかもしれないじゃないですか。僕の私生活を放送することによって、僕をコントロールできる。それを喜んだり、からかったり、共感したりすることもできる。リスナー同士でも共感できる。共感することでまた、何か変わるかもしれない」

 原科さんの挑戦の背景には、こうして引きこもりという人たちが、どういう人なのかを勉強していることがある。

 10月14日、当事者の要望に応えて、初めて東京でオフ会を開いたところ、7人が参加。中には飛行機で駆けつけた人や、近くまで来ていながら顔を出さずに帰ってしまった人も2人いたという。

 近々、東京で再びオフ会を開く予定だ。

<問い合わせ先>
清水ひきこもり研究所
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