軽症で自宅療養 新型コロナの家族内感染を防ぐ8つの工夫

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「自分が感染者でも、家族の誰かが感染者でも、軽症者を自宅で看病するなら、家族全員マスク着用が必須です」

 そう言うのは、東京医大名誉教授の加藤治文氏(呼吸器外科)だ。加藤氏は乾燥する冬、就寝中もマスクを着けるという。その目的は喉の保湿。口を開けて寝ると、喉が乾燥し、ウイルスや細菌を排除する役割を持つ粘膜が荒れやすい。そういう状態でウイルスを含んだ飛沫を浴びると、感染しやすくなるからだそうだ。暖かくなった今も、用心で就寝中もマスクを着けた方がいいかもしれない。
 
【Q2】看病をする人は日替わりか、固定か?

 熊本市では先月26日、新型コロナから回復した20代の女子学生が再びPCR検査で陽性となったことが確認された。2度の検査での陰性確認を経て退院し、4週間の経過観察中だったが、味覚障害や嗅覚異常を起こして再検査したという。これにより、同居する50代女性の感染も判明した。自宅療養や経過観察で誰が看病するかは大きな問題だろう。

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