岐阜の日本酒【天領(てんりょう)】すべてに上質を貫く飛騨の酒

岐阜の日本酒【天領(てんりょう)】すべてに上質を貫く飛騨の酒
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「天領」は、日本有数の温泉地、下呂温泉で名高い岐阜県下呂市で生まれた、飛騨の地酒。飛騨山脈を源とする地下水や、県内産の酒造好適米を使い、あらゆる面で質を追求して醸される「天領」のおいしさの秘密を探ります。

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「天領」の品質を裏づける“県下一”の数々

「天領」の品質を裏づける“県下一”の数々

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「天領」を造る蔵元、天領酒造は、江戸時代初期の延宝8年(1680年)、現在の岐阜県北部にあたる飛騨の地に創業しました。

そのルーツとなる初代の日野屋佐兵衛は、現在の滋賀県日野市の出身で、全国を行商してまわっていましたが、飛騨の地の人情や自然に惚れ込み、この地に根をおろしたのだとか。
当初は物販業のかたわらに行っていた酒造りを、明治に入ってから家業とするようになり、8代目が率いる今日まで、初代が抱いた飛騨への深い愛着を受け継いできました。

蔵の名前をとった代表銘柄「天領」は、そんな飛騨への愛が貫かれたお酒。地元の契約農家とともに栽培した、県内産の酒米「ひだほまれ」をはじめ、地元飛騨産の自然の恵みを存分に活かしています。

「天領」だけでなく、天領酒造ではすべてのお酒に質の確かな酒造好適米を使用。日本酒造りに不可欠な水も、天然水だけを使っており、好適米と天然水の使用率100パーセントは、蔵元によれば“県下一”だとか。
酵母の使い分けも特徴で、自然の花から採取した「花酵母」をはじめ、多彩な酵母を使っています。
こうした質を追求する姿勢は、純米酒や本醸造酒といった特定名称酒や、火入れすることなく瓶詰めした生酒の出荷割合が県下トップクラスという実績につながっています。

「天領」の味を支える精米へのこだわり

「天領」の味を支える精米へのこだわり

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「天領」は、米の豊かな旨味と、切れのよさを堪能できるお酒。原料となる酒造好適米の質とともに、その味わいを支えているのが、自社精米です。

手間暇のかかる精米は、外部の専門業者へ委託する造り手も少なくないなか、あえて自ら行う理由は、米の風味を最大限に活かすため。
コンピューターと高性能な精米機を利用し、徹底した管理のもと、24時間体制で精米。安定した精米を実現することで、雑味のない日本酒造りを追求しています。

もうひとつ、米の味を引き出す重要な存在が水。「天領」が使用している天然水は、地下30メートルからくみ上げる飛騨山脈の地下水で、硬水に比べてミネラル分が少ない軟水。この水で仕込むことで、酸味が少なく、スッキリした口当たりのお酒が生み出されるのです。

「天領」は国内外から高く評価される酒

「天領」は国内外から高く評価される酒

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「天領」の品質を裏づけているのが、お酒の専門家による高い評価。
たとえば、全国規模の日本酒品評会、全国新酒鑑評会では1992年以来、金賞常連として存在感を高めています。

2005年にJAL(日本航空)の機内酒に採用されたことも、その名を全国区へと押し上げたトピックスのひとつでしょう。
ラインナップのなかでも最上級酒の「大吟醸 天領」は国内線ファーストクラスに、「天領 純米大吟醸」は国際線ビジネスクラスに登場。
“ファーストクラスのお酒”と称されるまでになった「大吟醸 天領」は、2011年、フランスのパリで開催された航空宇宙機器の国際見本市「パリ国際航空ショー」において、各国の貴賓への土産品としても採用されています。

酒造りに真摯に取りくみ、あらゆる条件を最大限に高めていく、妥協を許さない姿勢から生み出される天領。その味わいは、広く国内外で愛されています。

天領は、原料をはじめ、日本酒造りのすべてにおいて品質を追求する造り手の想いが注がれたお酒。その情熱に想いを馳せながら、ぜひ一度味わってみてください。

製造元:天領酒造株式会社
公式サイトはこちら

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大阪発祥パインアメのお酒「パインアメサワー」が再発売!

大阪発祥パインアメのお酒「パインアメサワー」が再発売!

三菱食品株式会社は、 2020年5月19日(火)より、パイン株式会社の「パインアメ」とコラボした「パインアメ サワー」 を全国の店舗で再発売。大阪発祥の甘酸っぱくてジューシーな“パインアメ”の味わいをお酒でたのしむ! 昨年の発売時にはSNSでも盛り上がりました。ぜひお試しください!

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パインアメサワーとは?

パインアメサワーとは?

パインアメサワーは、パイン株式会社から約70年前の昭和26年に発売され、関西出身者で知らない人はいないと言われるほど有名なロングセラーのアメちゃん「パインアメ」と、三菱食品株式会社がコラボレーションして開発されたRTD(レディー・トゥ・ドリンク)で、2020年5月19日(火)より全国のお店で再発売されます。

昨年、2019年7月に限定発売した際には 、パインアメファンだけでなく、20代男女を中心に好評で、SNSでは「おいしい」「カワイイ」といった投稿が数千件ありました。またYouTuberをはじめ、8月8日に大阪で開催した「パインアメEXPO2019」に登場した著名人にも非常においしいとのコメントをいただくなどして、早々に目標数を完売してしまいました。

今年はパインアメサワーの香りをもっとたのしめるよう、プルタブを広口に改善。甘酸っぱくてジューシーなパインアメの香りと味わいを、缶入りサワーでおたのしみください。

「パインアメサワー」の開発背景

「パインアメサワー」の開発背景

三菱食品の国産酒類オリジナル商品開発担当者は、「仕事や家事の終わりに一息つきたい」「仲間が集まるときやSNSで話題を提供したい」、そんな日常の一コマに「たのしさを生み出す缶チューハイを作りたい」という思いから、「パインアメ」とのコラボ商品を開発したそうです。

パイン株式会社の「パインアメ」は、昭和26年当時、高級品であったパイナップル缶詰のパイナップルの味と形、おいしさをそのままキャンディとして再現し、幅広く生活者にたのしんでいただくために商品化した、お子様からシルバー層にまで70年近く愛され続けた伝統あるアメちゃんです。

ロングセラー商品の強みを持ちながら、アメから離れた話題作りとして異業種メーカーとのコラボレーションにも積極的に取組まれている同商品なら、当社の「たのしさを生み出すチューハイを作りたい」という思いに共感いただけるのではないかと、お声掛けしたことがきっかけで開発に至ったそうです。

「パインアメサワー」のこだわり、味わいは・・・

「パインアメサワー」のこだわり、味わいは・・・

パインアメの甘酸っぱくてジューシーな味わいと、味の立体感を再現するために、あえて梅の香味をおさえた梅酒を使用して、パイナップル果汁を前面に押し出したベースを製造。ベースのアルコールは、ぜいたくにも和歌山県産の南高梅を100%使用した本格梅酒を採用しています。

栓を開けるとすぐに、パインの甘酸っぱくてジューシーな香りが立ち上ってきます。シュワシュワとはじける炭酸の爽快感とすっきりとした甘さが特徴なので、仕事終わりや、家事終わりのリラックスタイムはもちろん、暑い夏を乗り切るためのメニューと一緒におたのしみいただけます。

かわいらしいデザインは、インスタ映え狙いのアイテムとしてもイイ感じ~

かわいらしいデザインは、インスタ映え狙いのアイテムとしてもイイ感じ~

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パインアメ好きな人、缶チューハイが好きな人、アルコール分は4%なのでお酒は好きだけど弱い人(もちろん20歳以上じゃないと飲めませんが)、数量限定発売なので、お店で見つけたら即買いで試してみてはいかがでしょう。

パインアメサワーをおいしくたのしめるアレンジレシピを紹介

パインアメサワーをおいしくたのしめるアレンジレシピを紹介

パインアメサワーをさらにおいしく、たのしく飲む方法をお教えします。

レシピ名:ゴロゴロパインサワー

【材料】
カットパイナップルまたは冷凍パイナップル
パインアメサワー
*お好みにより氷

【作り方】
グラスにカットパイナップルまたは冷凍パイナップルを適量入れて、よく冷やしたパインアメサワーを静かに注ぎます。
氷を入れる場合は、パインアメサワーを入れる前にグラスに入れてください。

これで見栄えがよくて、さらにおいしいパインアメサワーがたのしめます。

これで見栄えがよくて、さらにおいしいパインアメサワーがたのしめます。

パインアメサワー

<商品概要>
■商品名:パインアメサワー
■発売日:2020年5月19日(火)
■販売エリア:全国
■希望小売価格:OPEN
■内容量:350ml
■アルコール度数:4%
■果汁含有率:パイナップル果汁2 %
■製造者:オエノンプロダクトサポート株式会社
■販売者:三菱食品株式会社

パインアメサワー公式ホームページ

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