日本酒造りの酒造好適米やその精米、仕込み水のことなど...
どんな銘柄米を使っていますか?
100%酒造好適米を使用しております。銘柄は2銘柄。
おもに飛騨特産「ひだほまれ」を使用しています。
一部「山田錦」も使用しております。
ところで酒造好適米って?
酒造好適米は一般には「酒米」と呼ばれ、
一般のお米より大粒で、その中心部に
「心白(しんぱく)」という少し白く見える軟組織を持ってお り、
タンパク質、灰分、脂肪分が少なく、
精米から醪造りに至る各工程において適性を持っています。
「山田錦」は知ってるけど「ひだほまれ」?
酒造好適米は「山田錦」を初め「五百万石」「美山錦」などが有名ですが、
「ひだほまれ」は北アルプスの麓、
飛騨の山間の寒暖の差が大きい水田で栽培される米で、
心白は内柔外硬で最適な蒸米になる性質を持っている、
飛騨特産の酒造好適米です。
酒造好適米の生産体制は?
全量、契約農家に依頼して、上品質の原料米を生産をしています。
精米は?
コンピューターを利用した高度な精米機によって
24時間体制で万全の精米を行っています。
自社精米で行っています。
なぜ自社精米なの?
手間のかかる精米工程は業者などへ委託するのが一般的ですが、
仕上がりに不安があるため、自らの管理の元、
安定した品質の精米を目指しているからです。
水は天然水ですか?
はい、100%天然水です。
飛騨山脈からの地下水を地下30メートルから汲み上げた正真正銘100%天然水を使用しています。
このお水は軟水で日本酒造りには最適な、天然の無菌水です。
蔵の前にはその水を楽しんでいただける深井戸水を設置し地元の方々に親しまれています。
水質について
天領酒造では、毎年、水質検査を実施しています。
令和02年水質検査結果報告書(pdf)
令和元年水質検査結果報告書(pdf)
平成30年水質検査結果報告書(pdf)
平成29年水質検査結果報告書(pdf)
平成28年水質検査結果報告書(pdf)
【検査機関】環境未来株式会社 分析センター
また、上記検査を行わない月は、毎月、食品微生物センターにて定期検査を実施しています。
井戸の定期検査
一般生菌/g | 大腸菌群/g | 大腸菌/g | 検体受理日 | 検査実施日 | 報告書作成日 |
6月詳細検査実施 | |||||
2 | 陰性 | 陰性 | 2020/08/05 | 2020/08/05 | 2020/08/07 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2020/04/01 | 2020/04/01 | 2020/04/03 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2020/02/28 | 2020/02/28 | 2020/03/01 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2020/01/29 | 2020/01/29 | 2020/01/31 |
6月詳細検査実施 | |||||
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/12/26 | 2019/12/26 | 2019/12/28 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/11/29 | 2019/11/29 | 2019/12/01 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/11/06 | 2019/11/06 | 2019/11/08 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/09/30 | 2019/09/30 | 2019/10/02 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/09/03 | 2019/09/03 | 2019/09/05 |
0 | 陰性 | 陰性 | 2019/08/01 | 2019/08/01 | 2019/08/03 |