新型コロナQ&A:阪大微研のやわらかサイエンス
2020年7月30日
新着情報
感染症を研究する大阪大学微生物病研究所と、ワクチンメーカーの一般財団法人阪大微生物病研究会 (BIKEN 財団)が協力し、新型コロナウイルスについての様々な情報を、科学的に、わかりやすく解説します。with コロナの暮らしの中で、科学的な情報を正しく理解して自分や家族を守りましょう。
>更新情報:2020.7.30 サイトをオープンしました。
3. どんな病気なの?
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4. 感染したか知りたい~検査について
5. ワクチンと治療薬
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このサイトについて
大阪大学微生物病研究所(微研)は1934(昭和9)年、大阪や神戸などの貿易港からコレラやペストなど外来伝染病が侵入していたことを危惧した谷口腆二(たにぐちてんじ)博士の発案で設立されました 。
今回の新型コロナウイルス感染症の流行にあたり、感染症の基礎医学研究を行ってきた研究所として、ウイルスがどのように病気を引き起こすのか、どうしたらウイルスから体を守れるのか、について研究するチームを立ち上げました。
また、同研究所と同時に設立され、ワクチン開発を行ってきた一般財団法人・阪大微生物病研究会(BIKEN財団)とともに、新型コロナウイルスに対するワクチンの開発も進めています。
新型コロナウイルスは、私たちが知らなかった新しいタイプのウイルスです。このため私たちの体も社会もウイルスに対抗する準備がありませんでした。つまり、私たちの体にウイルスに対する免疫がなく、対処するためのワクチンや治療法も開発されていませんでした。
ウイルスに対抗するには、正しい知識が必要です。現在、インターネットの発達でさまざまな情報が膨大に得られるようになりましたが、専門の研究機関が発信する情報から匿名のブログに至るまで信頼度にばらつきがあります。不確かな情報が広まり、社会全体が情報に振り回される事態も起きています。
私たち阪大微研とBIKEN財団は、不確かな情報で不安になる人を少しでも減らしたいと考え、科学的に正しい情報をより広く伝えるため、このページを作りました。
人類はこれまで、さまざまなウイルスや細菌による感染症と戦い、身を守る力や知恵を得てきました。これらの知恵は新型コロナウイルスにも活用できます。また、世界中の研究者が新型コロナウイルスの性質やワクチン、治療法の研究を続けています。こうした知識を武器に、新型コロナウイルスから自分自身や家族、社会を守りましょう。
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