新型コロナウイルス感染症を巡り、県保健医療部の大城玲子部長は26日、県の検査対象から無症状の濃厚接触者を外していることについて「検査(対象)を集約したことは緊急的措置で、本来あるべき姿ではない。元に戻すことを最優先に取り組みたい」と述べ、濃厚接触者も検査対象に含める本来の検査態勢に近く戻す考えを示した。新型コロナウイルス感染症収束に向けた、県議会の小委員会での答弁。
県は今月7日、保健所や感染症指定医療機関が検査で業務過多に陥っているとして、検査対象を見直すと発表した。これまで対象としてきた濃厚接触者でも、無症状の場合は検査を実施しない方針に転換した。26日の県議会小委員会では、各会派から「県民の安心安全につながらない」との批判が相次ぎ、検査の拡充を求める意見が出された。
県や那覇市は26日現在、唾液を採取し感染を調べるため約130の医療機関と契約を結んでいる。地域保健課によると、このうち約2割が県のホームページなどでの公表を承諾している。まずは県の相談窓口コールセンターを通じて契約医療機関を紹介し、その後、ホームページでも承諾を得た医療機関を公表していく予定という。
新型コロナウイルス感染症
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