岐阜の日本酒の人気おすすめランキング10選【辛口・甘口・美味しい地酒を紹介!】

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山や河川が多い岐阜県はおいしい日本酒がたくさん、全国の居酒屋さんでも飛騨地方の日本酒は大変人気です。今回は岐阜の日本酒の人気おすすめランキングや選び方をご紹介しておりますので、お酒を選ぶときにお役立ててください!

※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の購入には年齢確認が必要です。

全国の日本酒ランキングはこちらです。

岐阜の日本酒は辛口甘口ともに豊富

岐阜は日本のほぼ中央に位置する、北アルプスなどの山々に囲まれた地域。岐阜の日本酒といえば、蓬莱や織田信長のような淡麗辛口が多いという印象を持っている方が多いのでは?岐阜の日本酒は、寒冷な地域に多い辛口仕込みが主流で、淡麗辛口が伝統の味です。

 

しかし、岐阜の日本酒の本当の魅力は淡麗辛口だけではありません。50以上ある蔵元によって個性豊かな味わいの日本酒が数多く造られ、酒米や酵母、製法などの違いによって、淡麗辛口だけでなく、にごり酒のような甘口の日本酒など、さまざまな味や香りが楽しめます。

 

そこで今回は日本酒本醸造酒の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは酒米の種類、価格、味わいを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

岐阜の日本酒の人気おすすめランキング10選

10位

三千盛

純米大吟醸 超辛口DRY

価格:1,803円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

日本酒度+18の超辛口純米大吟醸

三千盛(みちさかり)は岐阜県多治見市にある酒造です。三千盛がこだわるのは辛口、戦後まもなくは主流であった甘口のときも、辛口のおいしい日本酒を追求していたほど。全商品の中でも最も辛いのが、純米大吟醸 超辛口DRYです。

 

梨のような香りと、雑味の少ないクリアな洗練された味わい、後口の目の覚めるようなキレが魅力です。一般的に+5〜+8の辛口日本酒が多い中で、この商品は+18とかなりの超辛口。食中酒など幅広い飲み方に適しています。辛口の日本酒が好きな方におすすめ

内容量720ml特定名称純米大吟醸酒
アルコール度数15〜16%味わい超辛口
酒米美山錦、あきたこまち精米歩合50%

口コミを紹介

後味が非常にすっきりして水のように飲めてしまいます。非常に美味しいですが、飲んだら減ってしまったので星5つにさせていただきました。

出典:https://www.amazon.co.jp

9位

二木酒造

氷室 大吟醸 生酒

価格:3,256円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

生酒ブームの火付け役

1695年創業の二木酒造の酒造りのコンセプトは、旬の味を届けること。氷室大吟醸生酒は春から初夏にかけてのみ出荷される、そのときにしか飲めない味です。飛騨からブームが起こったといわれる生酒。興味のある方はこのお酒から試してみるのをおすすめします。

 

生酒とは通常行われる火入れという加熱処理をしていないお酒で、生物なので要冷蔵です。ややアルコール度数が高めですが、フレッシュな香りと味わいなので日本酒初心者の方でも飲みやすいお酒です。アルコールの強さが気になる方はよく冷やすと飲みやすいですよ。

内容量720ml特定名称大吟醸酒
アルコール度数17〜18%味わいやや甘口
酒米飛騨産米精米歩合50%

口コミを紹介

お茶事にていただきました。あまりに美味しかったので、こちらで購入しました。

出典:https://www.amazon.co.jp

8位

千代菊

純米 ねこと朝日米

価格:2,209円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

岡山を代表する朝日米を使った日本酒

岐阜県羽島市に位置する千代菊は、1738年創業の老舗酒蔵です。純米ねこと朝日米は、雄町と並んで岡山県を代表する酒米・朝日米を使用した純米酒。長良川伏流水の柔らかな口当たりと、朝日米のふくよかな旨みと香りをたっぷり味わえる美味しいお酒です。

 

羽島市は肥沃な土地をもつ濃尾平野にあり、良質な米作りには適した場所。自然のめぐみを受けながら酒造りをおこなっています。ねこと朝日米以外にも、いぬとあきたこまち、うさぎと山田錦など、有名酒米を使った商品ラインナップがあります。

内容量720ml特定名称純米酒
アルコール度数15.3%味わい辛口
酒米朝日米精米歩合65%

口コミを紹介

ラベルが可愛くてつい買ってしまったのですが、予想以上に美味しくてびっくりしました。
また購入したいと思います。

出典:https://www.amazon.co.jp

7位

(有)渡辺酒造店

蓬莱 飛騨のどぶ

価格:2,399円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

蓬莱のかくれた人気酒

飛騨高山の白川郷では古くからどぶろくが親しまれてきました。渡辺酒造の蓬莱飛騨のどぶは、熟成したもろみを粗く漉したどぶろく風のにごり酒です。白く濁ったにごり酒は、クリーミーでヨーグルトのような酸味のある、ほのかな甘口の味わいが特徴です。

 

アルコール度数が18%ありますので、お酒に強い方はストレートで、アルコールに弱い方はロックやサイダー割にするといいでしょう。スッキリと飲みたい方は冷蔵庫で冷たく冷やして飲むのがおすすめです。

内容量1800ml特定名称にごり酒
アルコール度数18%味わい甘口
酒米飛騨ほまれ、ひとめぼれ精米歩合68%

口コミを紹介

いわゆる濁り酒の中でもキレが良くて、しつこい甘さが残らない、飲み過ぎに注意して下さい。旨い酒です。

出典:https://www.amazon.co.jp

6位

花盛酒造

純米大吟醸39 はなざかり

価格:2,789円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

39%精米したクリアな味わいの純米大吟醸酒

純米大吟醸39はなざかりは、酒米の王様といわれる山田錦を39%まで精米した最上級の純米大吟醸酒です。山田錦のほのかな甘みと旨みと、木曽川の伏流水を使った丸みのある柔らかい口当たりが魅力です。スッキリとした飲み口なので、初心者の方にもおすすめ

 

「少量製造でも品質の高いお酒を」と、量より質にこだわった酒造りをおこなう花盛酒造は、岐阜県の中部に位置する八百津町にある酒蔵で、袋吊りやヤヱガキ搾り機などの製法をとりいれて経営者の目の行き届く範囲での丁寧な酒造りをおこなっています。

内容量720ml特定名称純米大吟醸酒
アルコール度数16%味わい甘口
酒米山田錦精米歩合39%

口コミを紹介

とても香りがいいです。スッキリとしており、ほのかな甘みがあり、とても飲みやすいです。飲みやすいので、ついついたくさん飲んでしまいます。

出典:https://www.amazon.co.jp

5位

御代桜醸造(株)

御代櫻

価格:2,090円(税込)

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まろやかな口当たりで飲み飽きない晩酌酒

飛騨、木曽両川の合流点直下の木曽川畔にある御代桜醸造が、食事と一緒に楽しめる毎日飲んでも飲み飽きない晩酌酒をコンセプトにつくったのが、この純米酒御代櫻です。スッキリとした爽やかな飲み口と、ほのかな米の香り、まろやかな口当たりが特徴です。

 

常温で飲むと、お米の旨みや甘みがふわっと広がり、スッキリとした後口を楽しむことができます。甘みや旨み、香りをより味わいたいならぬる燗や熱燗で楽しむのがおすすめです。岐阜の豊かな恵みを受けて育った酒米・あさひの夢の味わいを堪能できる酒です。

内容量1800ml特定名称純米酒
アルコール度数15%味わい辛口
酒米あさひの夢精米歩合70%

口コミを紹介

いい意味で癖の無いシンプルな品だと思います。食中酒として最適ですね。コストパフォーマンスも抜群です。

出典:https://review.rakuten.co.jp

4位

三輪酒造

白川郷 純米にごり酒

価格:1,280円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

まろやかな口当たりのにごり酒

岐阜県の南西部に位置する大垣市の「三輪酒造」は、1837年に創業した歴史のある酒蔵です。この白川郷純米にごり酒は、どぶろく造りが盛んな飛騨高山の白川郷で、毎年9月に開催されるどぶろく祭りにちなんで作られたものです。

 

にごり酒は、熟成したもろみを粗く漉したどぶろく風の日本酒です。トロリとしたまろやかな口当たりで、キリッと冷やした冷酒はもちろん、ロックで飲むのもおすすめ。シロップをいれて甘酒のように飲むなど、さまざまな楽しみ方ができます。

内容量720ml特定名称純米酒
アルコール度数14.8%味わい甘口
酒米国産米精米歩合70%

口コミを紹介

未開封の状態で一ヶ月でも濁っているとのこと。振ってから飲むとまるで甘酒のような濃厚さ。甘さもあり、口に含んだ瞬間、甘酒では?と思うくらいですが、そのあとアルコール分がスッと出てきます。

出典:https://www.amazon.co.jp

3位

天領酒造株式会社

ひだほまれ 天領

価格:4,620円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

最高級の原料で仕込んだ日本酒

飛騨のみならず、岐阜や全国でも有名な銘柄「天領」。天領酒造の天然水使用率と酒造好適米の使用率は、岐阜県でナンバーワンです。材料にこだわるからこそ自社を商品名にいれた「天領」の大吟醸酒です。岐阜県産の酒造好適米「ひだほまれ」を使用しています。

 

最高級の原料で仕込んでいますので、大吟醸らしく香りがよいはなやかな味わいです。冷酒ならまろやかで甘みさえ感じる旨味が、ぬる燗ならはなやか香りが広がります。ぜひ両方の飲み方で楽しんでみてください。

内容量1800ml特定名称大吟醸酒
アルコール度数15〜16%味わい辛口
酒米山田錦精米歩合45%

口コミを紹介

父が以前 人にいただいてこれはうまい!と飲んでいたお酒だったので、還暦の誕生日にぜひプレゼントしたいと思い注文しました。

出典:https://review.rakuten.co.jp

2位

玉泉堂酒造

美濃菊 飛騨誉

価格:3,513円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

透明感と米の旨味を両立したお酒

美濃菊 飛騨誉は、岐阜県発祥の酒造好適米のひだほまれを使用している純米大吟醸酒です。透明感がありながら、やわらかく奥深い米の旨味を感じられるのが特徴です。低温でじっくりと熟成させて旨味を引き出してから、出荷しているため香りがとても穏やかです。

 

玉泉堂酒造の美濃菊は、岐阜県産の美濃菊からとった名前です。大輪の優雅なたたずまいの美濃菊のように、との思いが込められています。高級路線の「醴泉」に対して、「美濃菊」は地元産の酒米をつかったリーズナブルな価格帯で親しまれています。

内容量1800ml特定名称純米大吟醸酒
アルコール度数15%味わい辛口
酒米ひだほまれ、国産米精米歩合50%

口コミを紹介

やっと自分に合う日本酒に巡り会った、香り味ともに雑味なく喉を通り過ぎ、飲み過ぎにブレーキをかける。箱も品格を感じるし、コスパ最高。

出典:https://www.amazon.co.jp

1位

(有)渡辺酒造店

蓬莱 純米吟醸家伝手造り

価格:2,598円(税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

名だたるコンクールで受賞した名酒

この商品は、酸味をおさえた飲み飽きしない、優しいフルーティーな香りと柔らかな飲み口が特徴の純米吟醸酒です。お米の甘みと旨みだけでなく、奥深いコクも感じることができるまろやかで豊かな味わいが魅力です。冷酒からぬる燗まで幅広い飲み方で楽しめます

 

渡辺酒造は、モンドセレクション、岐阜県新酒鑑評会 首席知事賞など数々の受賞歴を誇る飛騨の名蔵元。酒蔵が目指したのは、派手さをもとめず、気品ある素直な味わいで、少量生産、手造りにこだわって造られています。

 

内容量1800ml特定名称純米吟醸酒
アルコール度数15%味わい中辛口
酒米ひだほまれ、国産米精米歩合55%

口コミを紹介

蓬莱純米吟醸に出会ってからもう何度目かの注文です。今までネットで新潟、富山、石川、広島、山口と純米吟醸酒を何度も購入し、1升1万円以上もする大吟醸酒も幾度も飲んできましたが、蓬莱は価格の割に本当においしいお酒だと思います。

出典:https://review.rakuten.co.jp

岐阜の日本酒の選び方

ここでは岐阜の日本酒の選び方についてご説明します。選び方の基準は「人気酒蔵」「味わい」「酒米」の3つです。人気おすすめランキングとあわせて、おいしい日本酒を味わうために、ぜひ選び方の参考にしてください。

日本酒の「規定」をチェック!

お酒の分類や定義は酒税法によって決められています。日本酒は、酒税法では清酒に分類され、米、米麹、水を原料に使って「濾す」という製造工程を入れなければならないと規定されています。

 

また、原料となる米を精米して残った部分の割合を表した精米歩合や、原料などの条件を満たしたものを特定名称酒、それ以外を普通酒と呼びます。特定名称酒には、純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒の8種類があります。

 

詳しくはこちらの日本酒ランキング記事もご覧ください!

有名な蔵元・酒造から選ぶ

岐阜県の酒蔵は大小合わせて50軒ほど、「岐阜」「西濃」「関」「多治見」「中津川」「飛騨」の酒造組合に所属する酒蔵の多くは飛騨地方や木曽三川流域にあります。有名な蔵元・酒造から渡辺酒造、天領酒造、杉原酒造、御代桜醸造、中島醸造、三千盛の6つをご紹介します。

コンペ入賞歴多数の蓬莱で有名な「渡辺酒造」

渡辺酒造は飛騨を代表する、酒造り140年の歴史を持つ老舗の蔵元です。10数名在籍する蔵人は全員、杜氏の技術があり、ひと冬に55万本を製造する大規模な酒蔵です。品質至上主義の信念のもと、コンペ受賞銘柄も多数揃っています。

 

代表的な銘柄である「蓬莱 純米吟醸家伝手造り」以外にも、首都圏の高級料亭のために特別に仕込まれた極秘蔵原酒の「非売品の酒」や、目を引く派手なラベルが特徴の「W」が特に人気です。

飛騨の酒米ひだほまれの日本酒なら「天領酒造」

飛騨萩原に蔵をかまえる天領酒造は、出荷数量至上主義と品質至上主義を掲げた老舗の蔵元です。飛騨山脈からの地下水を使用した100%天然水と飛騨の酒米・ひだほまれを使用したこだわりの酒造りを行う、県内で知らない人がいない蔵元の1つです。

 

天領酒造のもうひとつのこだわりは「自家精米」。精米工程は手間がかかるため外注する酒蔵が多いのですが、酒造好適米の精米は自社でおこない厳しく品質を管理しています。代表的な銘柄は、「純米吟醸 ひだほまれ天領」「飛切り」「四季の酒」です。

入手困難なプレミア日本酒・射美を醸す「杉原酒造」

岐阜県の南西部、揖斐郡大野町にある「杉原酒造」。2022年で創業130年を迎える老舗酒蔵です。生産石高は約60石(一升瓶約6000本)、400石でも小規模といわれていますがさらに少量生産にて酒造りをおこなっています。

 

理由は父と子の親子2代だけでの酒造りのため、「日本一小さい酒蔵」といわれることも。お酒しぼりは木槽もしくは袋吊りのみです。また、「揖斐の誉」という酒米の新酒を提携農家と一緒に開発したことでも知られる酒蔵です。

 

代表銘柄「射美(いび)」も生産数が限られているため、入手困難のプレミア品です。射美の名前の由来は、「揖斐郡」という地名と、「美酒を射る」というコンセプトから命名したとのことです。

毎日飲んでも飲み飽きない銘柄が多い「御代桜酒造」

御代桜酒造は美濃加茂市にある蔵元で、地元で契約栽培している酒米・あさひの夢を原料に、木曽川の伏流水で仕込んだ贅沢な「御代桜」が有名です。毎日飲んでも飲み飽きない、甘・辛・酸・苦・渋の五味五感のバランスが取れた飲みやすい日本酒が魅力です。

 

地元の酒米だけでなく、長野県の美山錦や、兵庫県の山田錦などを使用するなど、酒米の特徴を生かし、うまく使い分けて造られた個性が光る日本酒がそろう蔵元です。

米の旨みが際立つ小左衛門が人気の「中島醸造」

淡麗辛口が基本の岐阜の日本酒の中で、ひときわ存在感のある旨口の日本酒が、中島醸造の小左衛門です。駒ヶ岳の麓の契約農家で造られる酒米・美山錦を使い、屏風山の伏流水を仕込み水に使った小左衛門は、米の旨みをしっかり味わいたい方におすすめです。

 

冷やでキリッと楽しむのも良いですが、お米の甘みや旨みを味わいたいなら、ぬる燗で楽しむのがおすすめです。

スパークリングの純米大吟醸が人気の「三千盛」

江戸時代中期に安永年間に誕生した「三千盛」は、岐阜県多治見市にある蔵元です。甘口の日本酒が全盛期だった頃から、辛口の日本酒にこだわって酒造りをしてきた蔵元です。そして生まれたのが「三千盛特級酒」で、現在の辛口酒の原型となったお酒です。

 

辛口のスパークリング日本酒や超辛口など辛口の商品バリエーションが豊富で、いろんなタイプの辛口の日本酒を楽しみたい方におすすめです。

岐阜県産の酒米で選ぶ

日本には山田錦や五百万石、美山錦など、さまざまな酒造好適米があります。岐阜県の日本酒の中には、岐阜県産の酒造好適米を使ったものもあります。ここでは、ひだほまれと揖斐の誉の2種類をご紹介します。

甘味・辛味・酸味・渋味・苦味のバランスがとれた「ひだほまれ」

ひだほまれは飛騨産の酒造好適米です。酒造好適米とはその名のとおり、酒造りに適したお米のことで、食用のお米と比べると「心白」と呼ばれる米の中心部分が大きく、精米に強いのが特徴です。

 

ひだほまれは1日の寒暖差が激しい飛騨の山間部で作られたお米で、タンパク質が少ないのが特徴。ひだほまれを使った日本酒は、甘味・辛味・酸味・渋味・苦味のバランスがとれたお酒になります。

今後ますます使用が増える「揖斐の誉」

ひだほまれにつづき、2019年に品種登録された酒造好適米が揖斐の誉です。杉原酒造が1994年に地元農家と協力して開発しました。ひだほまれよりやや小粒ながら、心白の割合がほぼ同じなので、より高度な精白を行う吟醸酒や大吟醸酒に向いています。

 

旨味や甘み、香りのバランスがいい揖斐の誉は、生産量が少ないため希少価値が高いお米でもあります。なかなか手に入りづらいですが、今後に期待が寄せられている注目の酒米です。

味わいで選ぶ

岐阜の日本酒は、伝統的な淡麗辛口から個性的なものまで、さまざまな味わいを楽しめるのが魅力です。ここでは、甘口、辛口の2タイプについてご紹介します。

さっぱりした料理や和食によく合う「辛口」

岐阜の日本酒の特徴は豊富な水の恵みでつくられる「淡麗辛口」が特徴です。岐阜県は北アルプス連峰、白山などの名峰や、木曽川、揖斐川、長良川の木曽三川など水資源に豊富な場所。清冽な水を使用した酒造りをおこなっています。

 

酸が上品な淡麗辛口が特徴ですが、飛騨ならではのまろやかな軟水ですので、角がない口当たり。バランスがとれた味わいが魅力です。

「甘口」が好きなら濃醇な甘みのにごり酒がおすすめ

岐阜の日本酒で甘口のものといえば、とろっとした口当たりでお米の重厚な甘さが広がるにごり酒が有名です。飛騨高山で昔から造られているどぶろくとは違い、熟成したもろみを粗く漉したにごり酒は、お米の旨みや甘みをしっかり味わいたい方におすすめです。

 

にごり酒の他にも、あきたこまちを使用したふくよかで柔らかな甘さが特徴の飛騨娘など、辛口が主流の岐阜にも、甘口の魅力的な日本酒があります。

岐阜の日本酒の人気おすすめ商品比較一覧表

  • 商品画像
  • 1
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    (有)渡辺酒造店

  • 2
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    玉泉堂酒造

  • 3
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    天領酒造株式会社

  • 4
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    三輪酒造

  • 5
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    御代桜醸造(株)

  • 6
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    花盛酒造

  • 7
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    (有)渡辺酒造店

  • 8
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    千代菊

  • 9
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    二木酒造

  • 10
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    三千盛

  • 商品名
  • 蓬莱 純米吟醸家伝手造り
  • 美濃菊 飛騨誉
  • ひだほまれ 天領
  • 白川郷 純米にごり酒
  • 御代櫻
  • 純米大吟醸39 はなざかり
  • 蓬莱 飛騨のどぶ
  • 純米 ねこと朝日米
  • 氷室 大吟醸 生酒
  • 純米大吟醸 超辛口DRY
  • 特徴
  • 名だたるコンクールで受賞した名酒
  • 透明感と米の旨味を両立したお酒
  • 最高級の原料で仕込んだ日本酒
  • まろやかな口当たりのにごり酒
  • まろやかな口当たりで飲み飽きない晩酌酒
  • 39%精米したクリアな味わいの純米大吟醸酒
  • 蓬莱のかくれた人気酒
  • 岡山を代表する朝日米を使った日本酒
  • 生酒ブームの火付け役
  • 日本酒度+18の超辛口純米大吟醸
  • 価格
  • 2598円(税込)
  • 3513円(税込)
  • 4620円(税込)
  • 1280円(税込)
  • 2090円(税込)
  • 2789円(税込)
  • 2399円(税込)
  • 2209円(税込)
  • 3256円(税込)
  • 1803円(税込)
  • 内容量
  • 1800ml
  • 1800ml
  • 1800ml
  • 720ml
  • 1800ml
  • 720ml
  • 1800ml
  • 720ml
  • 720ml
  • 720ml
  • 特定名称
  • 純米吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • 大吟醸酒
  • 純米酒
  • 純米酒
  • 純米大吟醸酒
  • にごり酒
  • 純米酒
  • 大吟醸酒
  • 純米大吟醸酒
  • アルコール度数
  • 15%
  • 15%
  • 15〜16%
  • 14.8%
  • 15%
  • 16%
  • 18%
  • 15.3%
  • 17〜18%
  • 15〜16%
  • 味わい
  • 中辛口
  • 辛口
  • 辛口
  • 甘口
  • 辛口
  • 甘口
  • 甘口
  • 辛口
  • やや甘口
  • 超辛口
  • 酒米
  • ひだほまれ、国産米
  • ひだほまれ、国産米
  • 山田錦
  • 国産米
  • あさひの夢
  • 山田錦
  • 飛騨ほまれ、ひとめぼれ
  • 朝日米
  • 飛騨産米
  • 美山錦、あきたこまち
  • 精米歩合
  • 55%
  • 50%
  • 45%
  • 70%
  • 70%
  • 39%
  • 68%
  • 65%
  • 50%
  • 50%

岐阜県オリジナルの清酒酵母「G酵母」とは

「G酵母」は岐阜県酒造組合と岐阜県産業技術センターで開発した酵母です。酒の発酵は気温が高いと活発におこなわれますが、寒冷地である岐阜県では発酵が進みにくいことから開発されたのがG酵母です。

 

主に吟醸酒・純米酒等の製造に使われています。はなやかな吟醸香とすっきりとした味わい、高い発酵力があります。今回ご紹介したランキングの商品には使われていませんが、今後ますます使用がひろがると思われます。

 

詳しいことを知りたい方は、以下のサイトをチェックしてください。

どぶろくとにごり酒の違いとは?

世界遺産として有名な白川郷がある飛騨地域では、どぶろくと呼ばれるお酒の生産が盛んです。そのため、岐阜の甘いお酒といえばどぶろくを思い浮かべる方も多いことでしょう。しかし、実はどぶろくは日本酒ではないということをご存知でしたか?

 

どぶろくは、米、米麹、水を発酵させたあともろみを漉さずに作るお酒です。日本酒はこの濾すという工程を入れた清酒の1つなので、漉さないどぶろくは日本酒ではなく、醸造酒の1つとして分類されます。

 

一方、どぶろくと混同されがちなにごり酒と呼ばれる甘口の日本酒は、もろみを荒く漉して作るお酒です。濾すという工程を入れて造られているため、にごり酒は日本酒として分類されます。このように、どぶろくとにごり酒は分類上の違いがあるのです。以下の記事では濁り酒のランキングを紹介しています!

日本酒の人気おすすめランキングをもっと見る

下記の記事では日本全国のおすすめ日本酒を紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてください。

まとめ

岐阜の日本酒の人気おすすめランキングをご紹介しました。豊富な水資源を利用するだけではなく、酒米や酵母の開発を積極的におこなっている酒蔵が多い岐阜。「あたらしいタイプの日本酒が飲みたい」というときは、ぜひ岐阜の日本酒に注目してみてください。

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