料理のプロが厳選! フライ返しおすすめランキング10選|女性誌『LDK』が人気製品を徹底比較[2020年最新版]
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増田 乃律子
増田 乃律子/Test by LDK編集部

料理のプロが厳選! フライ返しおすすめランキング10選|女性誌『LDK』が人気製品を徹底比較[2020年最新版]

別名「ターナー」とも呼ばれる調理器具の定番「フライ返し」。返すだけと侮るなかれ!その一手間に料理成功のカギがかかっているのです。素材もシリコンやステンレス、ナイロンなど色々な種類がある「フライ返し」。さらには100均やニトリ、OXOなどブランドもさまざまです。そこで、この中で一番使えるものは何なのか、実際に人気商品を料理のプロと一緒に比べてみました。

▼本記事のテスト、および監修・取材協力はコチラ

フードコーディネーター
平尾由希 氏
世界各国の食についてコラムを執筆するほか、雑誌やwebにてレシピを執筆中。
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢
晋遊舎の専門テスト機関「LAB.360」の室長。消費者の視点で数多くの商品テストに従事。日用雑貨や家電製品が専門。
テストする女性誌
LDK
インテリア、掃除、食品からコスメ、健康まで、あらゆるモノやサービスを賢く選ぶために、ホンネでテストする女性向け生活情報誌。
MONOQLO編集部 デスク
山田和樹
家庭の味研究家。スーパーのおいしい食べ物や料理が上手になるキッチンツールを探し求め、食に関わる特集を多く担当。主に体を張った検証も行うがそろそろ代わって欲しい。

キッチン 選ぶ前に知っておきたい! フライ返しとフライパンとの相性

フライ返しは、炒め物やホットケーキで必ず使うキッチンツール。でも実は、知らない間にフライパンへダメージを与えている可能性があります。

また、なんとなく選んでしまって「使いにくいけど…」と我慢しながら使うのはもったいない! 良いフライ返しなら、料理がもっと美味しく作れますよ。

今回はフライ返しの失敗しない選び方と、おすすめのフライ返しをランキング形式でご紹介します。
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キッチン [選ぶ前に]知らなきゃ損! 実は大切なフライ返しの素材選び

まずフライ返しを選ぶ前にチェックしておきたいのが、自宅にあるフライパンや鍋の材質とフライ返しの素材です。
この表にあるとおり、フライパンの材質を選ばないフライ返しの素材は、柔らかく傷つきにくいシリコン万能な木です。
ステンレスは鉄鍋や同じステンレスのフライパンなら問題ありませんが、他の素材は傷をつけてしまう可能性が高いので注意が必要。

100均等でよく使われているプラスチック(ナイロン)は、万能ではあるもののテフロンやホーローだと傷つく恐れがあります。
…それでは、万能な木製でいい! と急ぎそうですが、ちょっと待ってください。木は、食材を「ひっくり返す」よりも混ぜたり炒めたり、「色々なことに使える」のが得意なタイプ。

今回は「食材をひっくり返す」というテーマに注目しているため、混ぜたり炒めることを得意とする木のフライ返しはセレクトから除外することにしました。

自宅にあるフライパンや鍋に傷をつけない素材を選べば、どちらも長く使うことができますよ。

キッチン [選び方]フライ返しの条件は2つ 返しやすさと毎日の扱いやすさ

だんだんと「本当に使えるフライ返し」がどんなものなのか、見えてきました。ではフライ返しの失敗しない選び方をご紹介しましょう。

ポイント①:安定して食材を返しやすいか?
フライ返したるもの、食材の返しやすさが重要。先端の形状や大きさ、そして厚みにより返しやすさに差が出てきます。先端部が小さかったり頼りないものだと、大きな食材をひっくり返しにくいんです。

例えば、お好み焼きやホットケーキなど大きなものを返すにはヘラにそれなりの大きさが必要です。また、ヘラと持ち手の角度が急すぎてもやりにくさが生じてしまうことも。

ポイント②:毎日ストレスなく使えるか?
写真/PIXTA

フライパンの上で使うときはもちろんのこと、お手入れのしやすさ、収納しやすさも見過ごせません。さらには耐熱性があるかなども選ぶ際のポイントになります。

キッチン [テスト方法]フライ返し10品を 料理のプロ2名が徹底検証!

この「選び方」をもとに今回テストするポイントとして焦点を当てたのは、「返しやすさ」「お手入れ」「使い勝手」の3点です。これらを総合して100点満点で評価しました。

[テスト①返しやすさ:配点40点]
何と言っても「フライ返し」なのですから、返しにくければ良い商品とは言えません。丸いヘラより四角いヘラの方が返しやすいと言われていますが実際はどうなのでしょうか?

また、柔らかいものをひっくり返すときは程よい厚みもと大きさが必要です。大きいものでも持ち上げられるか、形が崩れないかがポイントになってきます。

[テスト②お手入れ:配点30点]
汚れが穴につまったり、こびりついたりしてしまうこともあるフライ返し。ほぼ毎日使うものなので、洗いやすさを含んだお手入れのしやすさは重要なポイントになってきます。

[テスト③使い勝手:配点30点]
「使い勝手」は重さや素材、そして耐熱性などを総合的にまとめた項目となります。返しやすくても傷つきやすかったり溶けてしまったりするものは、良いフライ返しとは言えません。

以上の3点を、プロの料理研究家である平尾由希氏とともにテストしてみました!

また、選び方のポイントにも含まれる「使い勝手(耐熱性)」「返しやすさ」をより科学的に検証しようと、専門テスト機関「LAB.360」でも補足テストを行っています。

[補足テスト①サーモカメラで耐熱検査]
まず注目したのはステンレスの「耐熱性」。「一体型のステンレス製フライ返しを鍋に置いたままにしたら、フライパンの熱で持ち手が熱くなるのでは?」というフードコーディネーターの平尾由希氏の意見を元に、ステンレス製品を耐熱検査しました。

実際に放置するとどうなるのでしょうか?

[補足テスト②測定器で厚みを計測]
もう一点テストしたのがフライ返しの「厚み」。返すときに一番最初に触れる先端の厚みも専用の測定器でチェックしてみることに。返しやすさと厚みは関係があるのでしょうか?

松下和矢 LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢のコメント

専用の機械を使用して、気になるポイントをチェックしてみました!
それではお待ちかね、これらの結果を踏まえて作成したランキングを発表します!

記事1位BEST 100均の底力! ラクに返せる ダークホースの「セリア」

bestbuy
セリア:フライ返し:キッチンツール
セリア
フライ返し
実勢価格:108円
素材:ナイロン
耐熱温度:220℃
ヘラの厚さ:1.06mm
第1位は数々の調理器具メーカーを押しのけて100円ショップのセリアが大健闘です!

とにかく軽くて持ちやすいのでサッと返すことができました。ヘラの大きさもちょうどよく、安定して料理を支えられたのも高ポイントに。ザラザラとしたナイロンで洗いやすく、価格に左右されないクオリティの高さでこれは納得のベストバイでしたよ!

平尾由希 氏 フードコーディネーター
平尾由希 氏のコメント

セリアはキッチングッズが好評なんです。このクオリティなら買い! 100均感のないシンプルなデザインも良いです。
返しやすさ:38点 (40点満点)
食材に入りやすいので軽くて返しもスムーズ大きなパンケーキも軽々と返せました。
お手入れ:25点(30点満点)
硬めのナイロンで洗いやすく、木製やシリコンに比べ汚れも落ちやすいという点でこちらも高ポイントになりました!
使い勝手:30点(40点満点)
ヘラも薄すぎず厚すぎず、ちょうどよい厚みと軽くて握りやすいため使い勝手も抜群です。

1位ということもありこちらはサーモカメラで耐熱検証を行いました。素材はナイロン、耐熱温度は220℃ということでしたがフライパンの温度を上げても溶けることはありませんでした。

記事2位BEST ネットで話題の「ニトリ」 使い勝手の良さはトップクラス

ニトリ:シリコン ターナー SLC-RE:キッチンツール
ニトリ 
シリコン ターナー SLC-RE
実勢価格:398円
素材:シリコン
耐熱温度:220℃
ヘラの厚さ:1.94mm
第2位はお値段以上でおなじみの「ニトリ シリコン ターナー」です。傷つきにくいシリコン素材でガシガシ使えるのが魅力!

お手入れの点でややマイナスになってしまったものの、返しやさもあり使い勝手の良さではダントツの1位でした。

平尾由希 氏 フードコーディネーター
平尾由希 氏のコメント

シリコン素材なのでフライパンが傷みにくい! 返しやすく炒め物にも使えるので便利ですよ。
返しやすさ:35点 (40点満点)
10選の中でもヘラに一番厚みがあり、しっかり安定して料理を支えられるため返しやすさに影響が出ることはありませんでした。
お手入れ:25点(30点満点)
ヘラ部分の隙間が多いため洗い残しになる恐れがありますが、一体型なので基本的なお手入れはしやすいです!
使い勝手:38点 (40点満点)
シリコンは耐久性も高くフライパンを選ばないので、絶対に傷つけたくない! という人にはピッタリ。

全体的に重厚感があるため持ちやすさの点でわずかにマイナスとなりましたが、炒め物にも使えるという汎用性の高さもあって好評価につながりました。

記事3位BEST しなりの良さが自慢! 安定した使い心地「OXO」

オクソー(OXO):ナイロンソフトターナー:キッチンツール
オクソー(OXO)
ナイロンソフトターナー
実勢価格:1080円
素材:ナイロン
耐熱温度:20 0℃
ヘラの厚さ:1.04mm
第3位はニューヨーク発のブランド「OXO ナイロン ターナー」。キッチンツールのメーカーならではの、返しやすさにこだわった形状がポイントです。

返しやすさは1位と並ぶ高得点!ナイロンということもあり使い勝手もまずまずでしたが、わずかな差で第3位となりました。

平尾由希 氏 フードコーディネーター
平尾由希 氏のコメント

安定してひっくり返すことができます! 食洗機にも使えそうですが、テフロン加工のフライパンは多少傷つく恐れあり。
返しやすさ:38点 (40点満点)
ヘラのナイロン部分に硬さがあるものの、しなりが良いためスッと料理の下に差し込むとができました。安定して持ち上げられたため返しやすさはトップクラス!
お手入れ:15点 (30点満点)
ヘラの部分は洗いやすいのですが、一体型でないのは劣化の恐れがありマイナスに。食洗機でも利用できる素材のため、その点はプラスとなりました。
使い勝手:15点 (22点満点)
ナイロン(プラスチック)なのでテフロン加工のフライパンでの利用には注意が必要ですが、持ちやすくヘラの大きさがちょうど良いです。

フライパンへ置いたときにちょうど金属部分が底に当たるので、溶けるリスクは少ないでしょう! 持ち手が熱くなることも心配ないためこの評価となりました。

記事4位 返しやすさは◎ 重厚感のある「ティファール 」

グループセブ ジャパン:ティファール  フライ返し キッチンツール  インジニオ K21328:キッチンツール
グループセブ ジャパン
ティファール 
フライ返し キッチンツール 
インジニオ K21328
実勢価格:1080円
素材:ナイロン
耐熱温度:220℃
ヘラの厚さ:1.60mm
第4位は「ティファール フライ返し キッチンツール インジニオ」です。見た目はニトリに似たデザインですが、こちらはナイロン製。

安定感があり返しやすさは高得点だったものの、お手入れ面に不安があったことや重みがあり日本人女性には使いにくさがあったことからトップ3には食い込めませんでした。
返しやすさ:35点(40点満点)
厚みと重みもありますが、その分安定して支えることができます。ヘラ部分も大きく返しやすさは高得点に!
お手入れ:17点 (30点満点)
ヘラの間の溝が狭いため汚れがつまりやすく洗いにくさがありましたが、一体型なのはプラスポイントでした!
使い勝手:20点 (30点満点)
シリコンに近い柔らかめのナイロンですが、2位のニトリと比べるとフライバンでガシガシ使うのは傷つく恐れが。安定感のある形状は良かったものの、ずっしりとした重厚感も含めマイナスとなってしまいました。

記事5位 再び「OXO」がランクイン! 返しやすさに定評あり

オクソー(OXO):ナイロンターナー  ブラック:キッチンツール
オクソー(OXO)
ナイロンターナー 
ブラック
実勢価格:1080円
素材:ナイロン
耐熱温度:200℃
ヘラの厚さ:1.50mm
第5位は「OXO ナイロン ソフト ターナー」3位に続き再びOXO製品がランクインしました。

3位には劣りますが返しやすさは良好! ただし、お手入れや使い勝手の面であまり目立ったメリットが見られず中間位となりました。
返しやすさ:35点(40点満点)
一般的なフライ返しの四角いヘラで、大きさもあるため返しやすいです。

10選の中でも3番目に厚いヘラの形状で、厚みの分重さは増しますが安定感がでました。2位と4位にも同じことが言えたので、厚みがあると返しやすいというのは間違いなさそうです。
お手入れ:17点 (30点満点)
一体型ですがこちらもヘラの間に溝があるため、汚れがつまりやすいのが残念な点でした。
使い勝手:15点 (30点満点)
耐熱温度は200℃と十分にあります。持ち手が滑らないような加工がされているので、手にフィットしやすいです。

記事6位 返しやすさはあるけれど… 耐久性に難あり「ダイソー」

ダイソー:フライ返し:キッチンツール
ダイソー 
フライ返し
実勢価格:108円
素材:ポリプロピレン
耐熱温度:210℃
ヘラの厚さ:1.44mm
第6位となったのは「ダイソー フライ返し」です。

他のフライ返しに比べ細長く三角に近いような形状で独特ですが、安定した返しやすさは高得点に。100均感が否めない耐久性の低い素材お手入れのしにくさが大きなマイナスとなってしまいました。
返しやすさ:33点(40点満点)
画像の通り、大きなホットケーキを持ち上げられるほどの安定感! これなら楽に返すことができます。ヘラと持ち手に角度がなく最初の差し込みにくさがマイナスに。
お手入れ:10点(30点満点)
ヘラ部分に最も穴が多く、汚れのつまりやすさでいうとワースト1でした。光沢のあるプラスチック素材は油汚れの落ち具合も悪そうです。
使い勝手:7点(30点満点)
軽さはあるのですが、ナイロンより耐久性が劣るポリプロピレンは、高熱のフライパンに少しの間置いておくだけでも溶けてしまいそうな材質でした。

記事7位 スリット入りの丸型「マーナ」は 溝が多くて返しにくい

マーナ:サイクルターナー:キッチンツール
マーナ 
サイクルターナー
実勢価格:899円
素材:ナイロン
耐熱温度:200℃
ヘラの厚さ:1.44mm
第7位は独特のデザインが特徴の「マーナ サイクルターナー」。スリットが細かく入ることで差し込みやすくなる仕組みのフライ返しです。

アイディアは良いのですが、こだわりであるスリット部分があらゆる面でマイナスとなってしまい残念な結果に。
返しやすさ:10点(40点満点)
画像のように確かにしなりはよいのですがスリットの溝で食材が削れてしまいました。さらに、形が丸い上にスリットがあることで不安定さが増して返しにくいのが残念でした!
お手入れ:16点(30点満点)
こちらもスリットがあることで丹念に洗わなければいけない部分が多く、手間が増えてしまいます。
使い勝手:13点(30点満点)
隙間が開いていることで汁気が切れるのはハンバーグなどの焼き物には向いているかもしれません。ただ、厚みもなく薄すぎてヘラも小さく何よりスリットの効果が感じられませんでした。

記事8位 ヘラの角度が急すぎる? 返しにくさが残念「サンクラフト」

サンクラフト:ナイロンミニターナー  GF-14B:キッチンツール
サンクラフト
ナイロンミニターナー 
GF-14B
実勢価格:540円
素材:グラスファイバー強化ナイロン
耐熱温度:250℃
ヘラの厚さ:0.85mm
第8位は「サンクラフト ナイロンミニターナー 」です。シンプルなデザインで1位のセリアに似ているのですが、結果はこのように。

「返しやすさ」で最下位クラスになってしまったことがランクダウンの大きな要因に。一体型のため「お手入れ」ではポイントを稼いだものの、挽回するには至りませんでした。
返しやすさ:5点(40点満点)
1位とデザインも似ているのに何が違うのか、それはヘラと持ち手の「角度」でした。直角とまではいかないものの、他のフライ返しと比べてもかなり急で、食材の下の中央部分まで入りません。これでは大きなものは安定せずうまく返せませんでした。
お手入れ:20点(30点満点)
一体型で隙間もなくシンプルなデザインのため、洗いやすくお手入れはしやすいことから高めのポイントとなりました。
使い勝手:13点(30点満点)
素材はグラスファイバー強化ナイロンと硬めのプラスチックで耐熱温度は250℃と熱に強い点はプラスになりました。角度があることで場所をとってしまい、収納の邪魔になってしまうこともマイナスに。

記事9位 鉄鍋かステンレスならOK 利用範囲が限られる「貝印」

貝印:SELECT100 ターナー:キッチンツール
貝印
SELECT100 ターナー
実勢価格:680円
素材:ステンレス
耐熱温度:記載なし
ヘラの厚さ:0.24mm
第9位は「貝印 SELECT100 ターナー」調理器具でおなじみの貝印ですが、ステンレス製というのがフライ返しとしてはマイナスでした。

四角いヘラで返しやすさはあるものの、傷つきやすいステンレスは相性の良いフライパンが少ないというのが致命的でした。
返しやすさ:25点(40点満点)
返しやすさは悪くありません。ただ、テストで使用したホーローのフライパンでは傷がついてしまわないように気を配らなければならずスムーズに返せませんでした。
お手入れ:7点(30点満点)
ステンレスは油汚れが落ちやすく洗いやすさはよいのですが、つなぎ目があるため汚れのつまりやサビが気になります。
使い勝手:5点(30点満点)
ここでサーモスカメラを使った耐熱検証の出番です!

ステンレスの耐熱検証を行ったと冒頭でお伝えしましたが、このステンレス製品がまさにその対象となりました。持ち手もステンレスのフライ返しをそのままフライパンに置き熱を加えると…

当たっている部分が持ち手の裏側なので画像の色は変わりませんでしたが、触ってみると熱い! これでは使い勝手がいいとは言えません。利用する際、置きっ放しにするのは注意が必要になります。

記事10位 極薄ステンレス「megumi fujii」 フライパンの素材をきちんと選んで

megumi fujii:ステンレス フレキシブルターナー  小 M-0105:キッチンツール
megumi fujii 
ステンレス フレキシブルターナー
小 M-0105
実勢価格:1380円
素材:ステンレス
耐熱温度:記載なし
ヘラの厚さ:0.21mm
最下位となってしまったのは、「megumi fujii ステンレス フレキシブルターナー」一体型でスプーンのような先の丸い形状のフライ返しです。

ステンレスで傷がつきやすい素材で万能さに欠けてしまう点に加え、丸いヘラ部分も小さく安定して返せないという部分が大きなマイナスなポイントとなりました。
返しやすさ:10点(40点満点)
ヘラにしなりはあるものの面積が狭いため返しにくい! こちらは業務用商品のため、ステンレス鍋を利用することが多いレストランであれば相性が良いのかもしれません。
お手入れ:5点(30点満点)
9位同様汚れの落ちやすいステンレスですが、つなぎ目があるのでそこが劣化につながる恐れがあります。
使い勝手:4点(30点満点)

オールステンレスなので9位と同じように耐熱検証を行いました。こちらも同様に持ち手が熱くなってしまい残念な結果に。

放置しないことが前提でステンレスのフライパンや鍋であれば使えますが、ヘラが小さすぎるため活躍の出番は少ないかもしれません。

キッチン [まとめ]良いフライ返しを使えば 料理中のストレスが減ります!

いかがでしたか?フライ返しをランキング形式でご紹介しましたが、全体を見比べてみるとヘラにある程度の厚みが必要なことが検証によって明らかになりました。

また、返しやすさ形状も実際に使ってみることでよりその重要性がわかりましたね。

10選の中で最もバランスのよかった「セリアのフライ返し」は、ちょうどいいヘラの厚みがあって軽くストレスなく返すことができます。料理の失敗も防げるので試す価値アリですよ。購入予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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