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スーパーJチャンネル 安倍首相が辞任の意向 安倍総理は会見で何を語る…・コロナ対策に新展開はほか…
2020/08/28 18:19

出典:『スーパーJチャンネル 安倍総理は会見で何を語る“健康不安説”真相は…』の番組情報(EPGから引用)


2020/08/28(金) 16:40:00 ~ 2020/08/28(金) 18:15:00
スーパーJチャンネル[字]

安倍総理は会見で何を語る“健康不安説”真相は…コロナ対策に新展開はほか

◇番組内容
視聴者が知りたいニュース・情報をズバリお伝えします!テレビ朝日の系列局26局(ANN)が総力取材!いち早く正確な情報を届けます。
◇出演者
【メインキャスター】
渡辺宜嗣、林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/


『スーパーJチャンネル 安倍総理は会見で何を語る“健康不安説”真相は…』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)
画像
  1. 総理
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  11. 体調
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  14. 政権
  15. 問題
  16. 渡辺
  17. 総理大臣
  18. 結果
  19. 今回
  20. 治療

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『スーパーJチャンネル 安倍総理は会見で何を語る“健康不安説”真相は…』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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↓テレビ朝日 関連商品

≫圧力をかけることによって
解決を図ろうとした

拉致問題は、歴史的な米朝会談で

節目を迎えました。

安倍総理は、前提条件なしの
日朝会談に踏み込んだものの

実現することはなく
解決に向けて残された時間は

長くありません。

ロシアのプーチン大統領とは

27回もの会談を重ねました。

≫安倍総理は
これまで日本が求めてきた

北方四島一括返還の方針を
転換させ

2島先行返還での交渉に
かじを切りました。

安倍≫2020年を
新しい憲法が

施行される年にしたい。

≫安倍総理の悲願だった
憲法改正。

自ら示した9条に
自衛隊を明記するという

改正案は
野党だけではなく

自民党内でも
議論を呼びました。

結局、国会に
改正案が示されることは

ありませんでした。

渡辺≫新しい情報が
入ってきております。

安倍総理大臣は
先ほど行われた臨時閣議で

辞任の意向を表明しました。

出席した閣僚が
明らかにしました。

臨時閣議ですから
閣僚に辞任の意向を

表明したということです。

更に安倍総理大臣が
臨時代理を立てずに

後任の総理が決まるまで
職務を続ける意向を示したと

閣僚が明らかにしております。

大木≫安倍総理大臣が
辞任の意向を固め

このあと午後5時から
記者会見を行います。

自らの体調についても
言及するということです。

≫持病の
潰瘍性大腸炎を抱えながら

職務に当たっている
安倍総理大臣。

このあと行われる記者会見では
自身の健康状態についても

説明します。

≫安倍首相
官邸に入っていきます。

≫記者からのあいさつに
一度…。

二度、軽く
右手を上げて応えました。

≫閣議の前に行われる
報道機関向けの撮影タイム。

小さめの布マスクではなく
大きなマスクで

表情は分かりませんが

じっと前を見据え
ほどなく閣議室に向かいました。

閣議に出席した
加藤厚生労働大臣は…。

≫閣議後
気になる動きがありました。

麻生副総理兼財務大臣と

30分以上にわたって
会談したのです。

≫総理大臣に何かあれば

職務を代行する
麻生副総理兼財務大臣。

口を開きませんでした。

安倍総理は午後1時から開かれた
新型コロナウイルス対策本部の

会合に出席。

新たな対策について
話し合いました。

≫感染拡大が収束しない中
安倍総理は

今後も
陣頭指揮を執るつもりなのか。

毎日会っていると話す
菅官房長官は

こう話していました。

≫事態が急変したのは
午後2時ごろでした。

自民党本部に入った安倍総理は
二階幹事長と会談。

辞任する意向を伝えました。

≫そもそも兆候とみられる
動きはありました。

≫今月、2週連続で
病院の診察を受けた安倍総理。

≫健康状態が不安視される原因は

持病の潰瘍性大腸炎です。

≫第1次安倍政権を
わずか1年で退陣に追い込んだ

潰瘍性大腸炎は
大腸に炎症が起き

下痢、腹痛、下血などの
症状が出る

難病と指定される病気です。

≫完治は難しく
症状が治まっている時期と

活動している時期が
繰り返されるといいます。

新型コロナウイルスの対応などで
147日間連続で

勤務する間も、薬を飲みながら
体調管理に努めていたと

みられていますが

ある政府高官は
こう話しました。

≫総理自身の会見を前にして

閣議後の会見では
心配の声も上がりました。

持病の悪化か、ストレスか。

安倍総理が
辞任の意向を固めた理由とは

一体、何だったのでしょうか。

渡辺≫まもなく
午後5時になります。

官邸の記者会見場です。

この記者の間隔をとった
形というのも

コロナの時代の象徴的な
形となりました。

そういう中にまもなく安倍総理が

入場してきて
記者会見に臨むことになります。

政治部長、足立さん

本来の会見とは違う形の会見
ということになったわけですね。

足立≫今日は新型コロナの
対策本部がありまして

今後の取り組み、感染症法上の

扱いの見直しとかといったものを
決めましたので

そういったことを発表するのが
本来の

もともとの趣旨だったんですが

辞任ということで
体調がどうなのか

本人の口で
どう語られるのかというのが

会見の一番の焦点となりました。

渡辺≫ひょっとしたら
自分の進退に関して

話すのではないかという憶測は

何日間か前から
出てきてはいたんですが

総理のコメントを聞いていると
今日はもうコロナ対策の会見に

なるんだろうなという
そういう空気にも

なりつつありましたよね。

足立≫2度目の通院のあとに

体調については
話すということでしたので

今日はそのことを
話されるんだろうと

思ったんですが。

よもや、辞任になってしまって

そのことがメインに
なってしまうというのは

ちょっと驚きでしたね。

渡辺≫今、政治部から
情報が入りました。

自民党幹部によりますと
安倍総理の後任となる

次の自民党総裁を選ぶ際
正式な総裁選を開かず

両院議員総会を開いて
決める方針を

固めたということです。
総理が会見場に現れました。

どういう言葉で
どういう表現で

ご自身の進退に関して

辞意に関して説明をするのか。

注目の記者会見が始まります。

しばらくの間、会見の様子を
ご覧いただきたいと思います。

≫初めに安倍総理から
ご発言がございます。

その後、皆様から
質問をいただきます。

それでは、総理
よろしくお願い致します。

安倍≫猛暑が続く中

国民の皆様には
コロナウイルス対策

そして熱中症対策
ダブルの対策に

万全を期して
いただいておりますこと

国や地方自治体から
さまざまな要請に対して

ご協力を
いただいておりますことに

心から感謝を申し上げます。

コロナウイルス対策に
つきましては、今年の1月から

正体不明の敵と悪戦苦闘する中

少しでも感染を抑え

極力、重症化を防ぎ
そして国民の命を守るため

その時々の危険の中で

最善の努力を
重ねてきたつもりであります。

それでも残念ながら多くの方々が
新型コロナウイルスにより

命を落とされました。

お亡くなりになられた方々の
ご冥福を心より

お祈り申し上げます。

今、この瞬間も患者の治療に
全力を尽くしてくださっている

医療従事者の皆様にも
重ねて御礼申し上げます。

本日、夏から秋
そして冬の到来を見据えた

今後のコロナ対策を
決定致しました。

この半年で
多くのことが分かってきました。

3密を徹底的に回避するといった
予防策により

社会経済活動との両立は
十分に可能であります。

レムデシビルなど
症状に応じた治療法も進歩し

今、40代以下の
若い世代の致死率は

0.1%を下回ります。

他方、お亡くなりになった方の
半分以上は

80代以上の世代です。

重症化リスクが高いのは高齢者や
基礎疾患のある方々であり

1人でも多くの命を守るためには

こうした皆さんへの対策が
最大の鍵となります。

冬に向けてはコロナに加え

インフルエンザなどの流行で
発熱患者の増加が予想されます。

医療の負担軽減のため
重症化リスクの高い方々に

重点を置いた対策へ
今から転換する必要があります。

まずは検査能力を
抜本的に拡充することです。

冬までに、インフルエンザとの
同時検査が可能となるよう

1日20万件の
検査体制を増やします。

特に、重症化リスクの
高い方がおられる

高齢者施設や病院では
地域の感染状況などを考慮し

職員の皆さんに対して、定期的に

一斉検査を行うようにし
高齢者や基礎疾患のある方々への

集団感染を防止します。

医療支援も高齢者の方々など

重症化リスクの高い皆さんに
重点化する方針です。

新型コロナウイルス感染症に
ついては

感染症法上、結核やSARS

MERSといった
二類感染症以上の

扱いをしてまいりました。

これまでの知見を踏まえ
今後は政令改正を含め

運用を見直します。

軽症者や無症状者は
宿泊施設や

自宅での療養を徹底し

保健所や医療機関の負担軽減を
図ってまいります。

コロナ患者を受け入れている
医療機関

大学病院などでは
大幅な減収となっており

国民のために
日夜、ご尽力いただいているにも

かかわらず

大変な経営上のご苦労を
おかけしております。

経営上の懸念を払拭する
万全の支援を行います。

インフルエンザ流行期にも
十分な医療提供体制を

必ず確保致します。

医療の対策について、順次
予備費によって措置を行い

直ちに実行に移してまいります。

コロナ対策と並んで
一時の空白も

許されないのが
我が国を取り巻く

厳しい安全保障環境への

対応であります。

北朝鮮は弾道ミサイル能力を
大きく向上させています。

これに対し
迎撃能力を向上させるだけで

本当に国民の命と平和な暮らしを
守り抜くことができるのか。

一昨日の国家安全保障会議では
厳しい安全保障環境を踏まえ

ミサイル措置に関する
安全保障政策の新たな方針を

協議致しました。

今後、速やかに与党調整に入り

その具体化を進めます。

以上、2つのことを
国民の皆様に

ご報告させていただいたうえで
私自身の健康上の問題について

お話をさせていただきたいと
思います。

13年前
私の持病である潰瘍性大腸炎が

悪化をし、わずか1年で突然
総理の職を辞することとなり

国民の皆様には大変なご迷惑を
おかけ致しました。

その後、幸い新しい薬が効いて

体調は万全となり
そして国民の皆様から

ご支持をいただき
再び総理大臣の重責を

担うこととなりました。

この8年近くの間、しっかりと
持病をコントロールしながら

何ら支障なく
総理大臣の仕事に

毎日、日々、全力投球することが
できました。

しかし、本年6月の定期健診で

再発の兆候が見られると
指摘を受けました。

その後も、薬を使いながら

全力で
職務に当たってまいりましたが

先月中ごろから
体調に異変が生じ

体力をかなり消耗する
状況となりました。

そして8月上旬には
潰瘍性大腸炎の再発が

確認されました。

今後の治療として
現在の薬に加えまして

更に、新しい薬の投与を
行うことと致しました。

今週初めの再検診においては

投薬の効果があることが
確認されたものの

この投薬は、ある程度
継続的な処方が必要であり

予断は許しません。

政治においては最も重要なことは
結果を出すことである。

私は、政権発足以来
そう申し上げ

この7年8か月
結果を出すために

全身全霊を傾けてまいりました。

病気と治療を抱え
体力が万全でないという中

大切な政治判断を誤ること

結果を出せないことが
あってはなりません。

国民の皆様の負託に

自信をもって
応えられる状態でなくなった以上

総理大臣の地位に
あり続けるべきではないと

判断致しました。

総理大臣の職を
辞することと致します。

現下の最大の課題である

コロナ対応に障害が生じることは
できる限り

避けなければならない。

この1か月程度
その一心でありました。

悩みに悩みましたが
この足元において

7月以降の感染拡大が
減少傾向へと転じたこと

そして、冬を見据えて
実施すべき対応策を

取りまとめることが
できたことから

新体制に移行するのであれば
このタイミングしかないと

判断を致しました。

この7年8か月

さまざまな課題に
チャレンジしてまいりました。

残された課題も
残念ながら多々ありますが

同時に、さまざまな課題に
挑戦する中で

達成できたこと
実現できたこともあります。

全ては、国政選挙のたびに
力強い信任を

与えてくださった
背中を押していただいた

国民の皆様のおかげであります。

本当にありがとうございました。

そうしたご支援を
いただいたにもかかわらず

任期を、あと1年残し
ほかのさまざまな政策が

実現途上にある中
コロナ禍の中

職を辞することとなった
ことについて

国民の皆様に
心よりお詫びを申し上げます。

拉致問題を、この手で
解決できなかったことは

痛恨の極みであります。

ロシアとの平和条約。
憲法改正。

志半ばで職を去ることは
断腸の思いであります。

しかし、いずれも自民党として

国民の皆様に
お約束をした政策であり

新たな強力な体制のもと
更なる政策、推進力を得て

実現に向けて進んでいくものと
確信しております。

もとより、次の総理が
任命されるまでの間

最後まで、しっかり
その責任を果たしてまいります。

そして、治療によって
何とか体調を万全とし

新体制を一議員として
支えてまいりたいと

考えております。

国民の皆様
8年近くにわたりまして

本当にありがとうございました。

≫これから皆様から
ご質問をいただきます。

≫続行するといった選択肢は
なかったのでしょうか。

それだけ健康状態が
厳しいということなのか。

次の総理大臣が決まるまでは

安倍総理が任に当たる
ということだと思いますが

再び病院に通うような
必要性というのが

あるんでしょうか。

また、辞任を決意されたのは
具体的にいつごろだったのかを

教えていただきたいのと

それから1次政権に続いて
任期途中での辞任となります。

コロナ禍にあって

政権を投げ出しという批判も
あるかと思いますが

こうした批判に対しては

どのように
説明なさいますでしょうか。

また、政治的な空白が
許されない中で

今後の後継者の決め方ですが
自民党総裁選は

党員投票も行う正式な形で

行われるべきとお考えなのか
それとも緊急性を鑑みて

両院議員総会とすべきと
お考えなのか

お考えを
お聞かせいただきたいのと

最後に意中の後継者というのが

いましたら教えてください。

安倍≫まず
治療との関係でございますが。

先般、今まで使っている
薬に合わせまして

点滴での処方と
なるわけでありますが

その新しいお薬を使いまして

2回目の時に
検査も行ったんですが

効果が出ているということで
ございました。

もちろん、このまま
そうした治療を続けながら

ということも
もちろん考えるわけでありますが

そういうこともずっと考えながら
今までやってきたことで

この6月以降ですね。
ただ、しかし、これから

9月に人事があり
そして国会を

開会していく中で
これが継続的にずっと

間違いなく良くなっていく保証は
ない中において

ある程度この投薬が終了して

大丈夫ですとなれば別なんですが

その過程にあるという中において

まさにコロナ禍の中において
政治的空白を

生み出さないようにするうえに
おいては

このタイミングで
辞任するしかないという判断を

致しました。

そして、それは先週と今週
検査を受けまして

今週の診察を受けた際に
判断をしたところであります。

月曜日にですね。

また、ご批判は
まさに任期途中でございますから

甘んじて受けなければならないと
思っておりますが

冒頭に申し上げましたように

秋から冬にかけて
インフルエンザの流行に備えて

対策を取りまとめることが
できましたし

ただちに、本日取りまとめる
ことができたということと

ただちに実行に移していく
めどが立った。

そしてまた、拡大傾向から
減少傾向に転じたこともあり

このタイミングで
判断をさせていただきました。

総裁選、次の総裁が
決まるまでの任期等々を考えると

影響を与えないのは
このタイミングしかないと

そう判断したところで
ございます。

もちろん、任にある限りはですね

コロナ対策、責任をもって
全力を挙げていきたいと。

幸い、今
新しい薬が効いておりますので

しっかりと務めていきたいと
思っております。

そして次の自民党総裁を
どのように選出をしていくか

これはもう、執行部等に
お任せをしておりますので

私が申しあげることではないと
思いますし

誰かということも

私が申し上げることでは
ないだろうと思っております。

≫先ほど総理は
結果を出すことに

全身全霊を上げてきたと

おっしゃいましたが
歴代最長となった

在任中に成し遂げたことの中で
ご自身、政権のレガシーだと

思われるものがありましたが
挙げていただけないでしょうか。

また、先ほど
やり残したこととして憲法改正

北方領土問題、拉致問題を
挙げられましたが

後継者に

期待したいこと、託したいこと
ありましたらお願いします。

安倍≫まず
レガシーのお尋ねでございますが

まさにこれは
国民の皆様が判断していただく

歴史が判断することかなと
思いますが

7年8か月前
政権が発足した際には

あの時には
まず東北の復興なくして

日本の再生なし。
東北の復興に全力を挙げて

取り組んでまいりました。
また、経済においては

働きたい人が働くことができる

働く場を作る。
それを大きな政策課題として掲げ

20年続いたデフレに
三本の矢で挑み

400万人を超える雇用を
作り出すことができました。

保育の拡充

また、幼児保育、保育の無償化を

行いました。
高等教育の無償化も含めてです。

そして働き方改革や

一億総活躍社会に向けて
大きく一歩を

踏み出すことができたと
思っております。

また外交安全保障におきましては

集団的自衛権に関わる
平和安全法制の

制定を致しました。

助け合うことができる同盟は
強固なものとなったと思います。

米国の大統領の広島訪問が
その中で

実現できたのでございますから。

こうした日米同盟を基軸として
地球儀を俯瞰する外交を

展開する中において

例えば、TPP。

あるいはEUのEPA
日米の貿易交渉もそうですが

日本が中心となって自由で公正な

経済圏を作り出すことが
できたと思っております。

これも全て、国政選挙のたびに
力強い信任を与えていただいた

国民の皆様の
おかげでございまして

心から感謝申し上げたいと
思います。

同時に今、ご質問いただいた
拉致問題

あるいは日露平和条約の問題

そして憲法改正。どれも
大変大きな課題であります。

歴代の政権が挑んできた
課題であります。

残念ながらそれぞれ
この課題が残った

痛恨の極みでありますが

どれも、自由民主党として
全力で取り組んでいくと

お約束している課題
政権としてだけではなくて

党としてもお約束をしている
課題でございますから

次の新たな強力な体制で

しっかりと
取り組んでいただくことを

期待しています。

≫幹事社以外の皆様から
質問をいただきます。

ご希望される方
ご希望時は発声ではなく

挙手でお願いします。

希望される方は
多いと思いますので

幹事社と違いまして

お一方1問でお願い致します。

≫次期政権に望むことを
具体的に教えてください。

そして、後継候補といわれる
方々の名前が挙がっていますが

例えば岸田政調会長
石破元幹事長

菅官房長官ら、それぞれ
自己評価を教えてください。

安倍≫辞めていく私が

あまり注文するべきではないと
思いますが。

次の方も
まず何といっても、今の現状の

このコロナ対策に、全力を
尽くされることと思います。

ウィズコロナ
ポストコロナの時代に向けて

我々も今、ビジョンを
示しているわけでございますが

そうしたものを
共有していただきながら

成果を出していただきたい。

新しい日常を作り出す中において

その中で、それぞれの方々が

未来を見据えて
進んでいくことができる

日本社会を

作っていっていただきたいと
思っています。

そしてそれぞれ
個別、具体的な名前は

あえて挙げませんが
名前の出ておられる方々は

それぞれ有望な方々でありますし

私も一緒に内閣において
あるいは党において

一緒に働いたことも
ある方でございますので

それぞれ政策を
競い合う中において

恐らく、素晴らしい方に
決まっていくんだろうと

期待しています。

≫外交問題について
お伺いします。

今しがた、総理も
北朝鮮による拉致問題

日露平和条約交渉

結果が出せなかったこと
痛恨の極みだと

おっしゃいましたけども
第1次内閣と合わせて

8年8か月の間に
解決できなかったことについて

これまでのやり方で何か
振り返って

反省すべき点は
なかったでしょうか。

また、次の政権に向けて

こうしたアプローチが
望ましいですとか

期待することについて
お伺いします。

もう1点、今日の会見で
いつも使われている

プロンプターを
使用されていないんですが

これはどういったお気持ちで
臨まれたんでしょうか。

安倍≫プロンプターは
世界で、いろんな指導者が

使っておりまして
私も使っておりましたが

今日はギリギリまで

原稿が決まっていなかったという
こともあり

私も推こうしておりましたので
こうした形になりました。

そして、拉致問題について
別のやり方が

あったのではないかという
ご質問。

この問題も私はずっと
取り組んでまいりました。

この問題は
簡単ではありませんので

今でも
残っているわけであります。

ありとあらゆる可能性
さまざまなアプローチ

私も全力を
尽くしてきたつもりであります。

その中で例えば、かつては

日本しか
これは主張していませんでした。

今、国際的に、これは
認識されるようになりました。

私も努力をしてきた。
アメリカの大統領が

北朝鮮の金正恩委員長と

1対1の場面でも
この問題について言及し

また、習近平主席も言及し

そして、文在寅大統領も言及する

これは今までに
なかったことであります。

ただもちろん、それによって
結果が出ていない。

でも
私は最善の努力をしてきた。

ただ、申し上げましても
ご家族の皆さんにとっては

結果が出ておられない中において
お一人、お一人と

お亡くなりになっていく。
私にとっても本当に

痛恨の極みであります。

常に私は、何かほかに方法が
あるのではないかと思いながら

何をやっているかというのは

残念ながら
外交においてはそうなんですが

特にこういう外交は
そうなんですが

ご説明できませんが

考え得るあらゆる手段を
とってきているということは

申し上げたいと思います。

≫通算でも連続でも
歴代最長政権となり

安倍一強の政治状況が
続きました。

さまざまな成果が
あろうかと思いますが

総理は先ほど、レガシーは
歴史が判断することだと

おっしゃいました。

この間、官僚の忖度や
公文書の廃棄・改ざんなど

負の側面も
問われたかと思います。

公文書の改ざんを迫られ自殺した
ご遺族の皆さんは

説明を求めています。

この間、国民に疑問を持たれた
さまざまな問題に

歴史が判断する材料としての
公文書管理

および政治家の説明など

十分な説明責任を果たせたと

お考えでしょうか?
ご所感をお願いします。

安倍≫公文書管理については
安倍政権において

更なるルールにおいて

徹底をしていくということに
しております。

また、国会においては
長時間にわたって

今、挙げられた問題について

私も答弁をさせていただいている
ところであります。

十分かどうかについては
国民の皆様が

ご判断されるんだろうなと
思っております。

≫総理は
自民党総裁であると同時に

都内最大派閥の

実質的なリーダーであると
思われます。

今後の総裁選では
総理の影響力が

少なからず働くと思われますが

後任総裁選びはどういった姿勢で
臨まれますでしょうか。

どなたかを支援して
一票を投じられるのか

もしくは退陣される総理として

静観されるお考えなのか。

また総理が取り組んできた
憲法改正。

これは支援の条件と
なるのでしょうか。

お考えをお聞かせください。

安倍≫まず
清和会でございますが

清和会細田派でありまして
細田さんが会長でありまして

細田会長のもと
皆さんで、どう臨まれるかは

政策グループとして
恐らく、議論するかもしれないと

思っておりますが

私は総裁を辞めていく立場であり
私が何か

次の総裁選に、影響力を
行使をしようということは

全く、これは考えておりませんし

そうすべきでもないだろうと
思っています。

そして、憲法については

また、4項目の案については

イメージ案については
党で決めたことでございますので

誰が総裁になられても
当然、党として

約束をしていることであり

取り組んでいかれるんだろうと
思います。

≫総理は途中で
お辞めになるということで

体調が悪いのかなと
推察を致しますが

今後の政治との関わりについて
お伺いしたいと思います。

先ほど一議員として関わる
というふうに

おっしゃっていましたけど

例えば、元総理としてできること

例えば、これまでしかかった
ロシア外交ですとか

対中外交というものに
今後取り組まれる意欲は

ありますでしょうか。

それと、次の衆議院選挙。
1年くらい任期が迫っていますが

そちらに対する身の振り方は
どうお考えでしょうか?

安倍≫今後についてですが

何とか体調を回復する中において

一議員として
活動を続けていきたいと。

その中で
さまざまな政策課題の決定に

微力を尽くしていきたいと
思いますし

次なる政権に対しても

影響力を
当然のことなんですが

一議員として影響力していきたい

支えていきたいと思います。

どのようなことをやるのかという
点については

これは、いわばこれから
まだ先のことでありますが

今までの経験も生かしながら

議員としてできることがあれば
取り組んでいきたいと思います。

また次の
衆議院選挙についてはですね

これはまさに有権者の皆様の
判断することでもございますが

私としては、基本的には

一議員として
仕事をしていきたいと

思っております。

≫総理、先ほど
何回も質問ありましたけれど

自民党総裁選で
次の候補は

おっしゃられておりませんけども

総理は連続在職日数も

通算在職日数も
最長を達成されました。

その中で
あるべき総理大臣の姿というのは

日々、お考えになられて
いらっしゃったと思うんですけど

総理が考える
総理総裁に必要な資質。

これはどういうふうに考えて
いらっしゃいますでしょうか?

安倍≫これは今までも

よく申し上げてきたことで
ございますが

いわば、しっかりとした
ビジョンを持って

責任感と情熱を持った方だろうと
思いますが

今まで名前が出ている方は

それぞれ、そうした資質を
持っておられるんだろうなと。

私が持っているかどうかは
別の問題でありますが

それと、やはり
総理大臣というのは

1人でできる仕事ではなくて

私がここまで来れたのも

至らない私を支えていただいた
多くの

スタッフの皆さんや
多くの議員の方々

そういう方々がいて、何とか
ここまでくることができました。

ですから、そういうチーム力も
大変重要ではないかと思います。

≫今年は政府は
コロナ対応で終始している

年だと思います。

なかなか当初

後手後手だったんじゃないかな
という印象を受けています。

実際、総理は国会の答弁で
なかなかPCR検査が

普及しないことについて

目詰まりを
起こしているんじゃないかとか

政府が配布を決めたマスクも
なかなか、特に都市部から

地方に行き渡らなかったという
指摘もありました。

そこで、1つ言い換えると

そういうふうな観点から
これまでの政府対応で

成果を上げたと思われる点

あるいは反省する点

それぞれ
ご指摘願いたいと思います。

安倍≫まさに
今回のコロナウイルスの

感染症との闘いはですね

まずは武漢で発生し

武漢の邦人の
救出オペレーションから

スタートしました。

そのあとは「ダイヤモンド・
プリンセス号」の問題もあった。

それぞれ
初めての経験でありました。

今までの知見がない中において
その時々の知見を生かしながら

我々としては

最善を尽くしてきたつもりで
ございます。

マスクについても
さまざまなご批判も

いただきましたが

このマスクの配布を
始めることによって

需要と供給の関係が

相当、供給も出てきた
ということもあります。

ネット等での価格も
大きく変わってきたということも

あったと思います。

ただ、国民の皆様から
厳しいご批判もありました。

そうしたものは
私も受け止めなければならないと

こう思っております。
各国との比較において

亡くなられた方が
おられますが、死者の数

あるいは重症者の
数等々についても諸外国と比べて

何とか低く抑えることもできたと
考えております。

また、経済への影響も
大きな影響もありますが

種々の経済対策において
他の先進国と比べれば

何とか、抑えることが
できていると思いますが

安倍≫憲法改正については

まずは党において
4項目に絞り込んだ

改正案のイメージを
しっかりと

党で決定することができたと
思っております。

ただ、残念ながら国民的な世論が

十分に盛り上がらなかったのは
事実であり

それなしには
進めることができないんだろうと

改めて痛感をしているところで
ございます。

しかし、それぞれの
国会議員の皆さんも

国会で、お互いに
案をぶつけ合って

議論をしなければ
どうしても国民的な議論は

広がらないわけでありまして
国会議員として

その責を果たすように
私も一議員として

これから頑張っていきたいと
思います。

≫地方創生に関しての
総理自身の

ご自身でのご評価。
採点といいますか。

それをよろしくお願いします。

安倍≫確かにパラダイムシフトが

起こるというところまでは
きていないわけであります。

景気回復にはどうしても
東京に人口が集中する

傾向にあったわけでございますが

今回、安倍政権の期間における
景気回復期においても

もちろん増えてはいる

東京への集中というのは歯止めが
かかってはいないんですが

そのスピードは
相当、鈍らせることが

できたのかなと思っています。

それと、東京から地方に
移住したいという方の

相談を受けるところにおいては

今までは大体、60代以上の方が
中心だったんですね。

一線を退いてから
年金生活に入る時に

もとの故郷に戻ってみようという
方が多かったんですが

今は現役世代、50代以下の方が
多くなってきました。

つまり、地方にチャンスが
あるというふうに思う方が

出てきたのかなと思います。

そして、パラダイムシフトが
起こるとすると、まさに今

この3つの密を避ける
という中において

テレワークが
進むということと同時に

地方の魅力が
見直されているんだろうと

思いますし

また、足元で20代の若者の
地方への転職希望が

大幅に増加をしているという
調査もあります。

今後、日本列島の姿
国土の在り方を

今回の感染症が
根本的に変えていく

可能性もあるんだろうと
思います。

ですから、まさに
ポストコロナの在り方

社会像を見据えて

安倍≫核開発を進め
日本を射程に収める

ミサイルの開発を進めている
北朝鮮もそうです。

そうした国からしっかりと日本を

守り抜いていかなければ
なりません。

そのためにこそ、まさに
日米同盟があるわけでありまして

同盟の絆を強くすることによって

日本を攻撃しようという
気持ちには

相手をさせないということに
つながっていく

抑止力に
なっていくわけでありまして。

いわば抑止力というのは
戦争するためのものではなくて

戦争を防ぐものであります。

そうした努力もしながら
また核の廃絶についても

核兵器国と
非核兵器国の橋渡し役を

日本が行いながら
唯一の戦争被爆国として

格の廃絶に向けた努力を
進めていかなければならないと

思っております。

≫先ほど総理がお話の中で
今週の月曜日の

検査を受けて
その後、辞任を決断されたという

お話でしたけれども
その月曜日から金曜日の間で

最終的に
具体的にご判断されたのが

いつなのかということと

あと、判断に当たって

どなたかにご相談は
されましたでしょうか。

安倍≫月曜日に
そういう判断をしました。

その中で、この秋から冬に向けて

コロナ対策の取りまとめを
しなければならない。

この取りまとめを
しっかりとする。

そしてその実行のめどを立てる。

それが今日の日となった
ということであります。

この間、相談したのか
ということですが

これは私自身、自分1人で
判断したということになります。

≫新型コロナの
感染者情報を集約する

データベースで
発症日とか職業などのデータを

把握できないというようなことが
起きているという

ニュースがありました。
こうしたデータは

対策の基本だと思います。

そしてこの問題に限りません。

10万円の給付金の時にも

オンライン申請を受け付けながら
結局は自治体の公務員が

手作業で作業をやるというような
状況もあって

このコロナ禍で日本がいかに

IT後進国か
であるかということが

露呈してしまったわけです。

安倍政権では2013年に
新IT戦略を立てまして

今年までに2020年までに
世界最高水準の

IT利用活用社会を実現する
ということを目標にして

首相自身も
世界の後塵を拝してはならないと

宣言されました。
ところが今まさに

世界の後塵を排しているのは
明らかで

安倍さんも
非常に不本意だと思うのですが

こうなってしまった原因は
どこにあるのかを

考えておられるかを
伺いたいと思います。

そして、後任には
今後こういうところを

しっかりやってほしい
というふうに

期待されるのか
どういう申し送りをしたいのか

ということも
併せてお願いします。

安倍≫今、ご指摘になったように

この日本の今の状況
IT分野における

状況、問題点、課題というのは

明らかになったわけでありまして
反省点でございます。

さまざまな課題があるんですが

まず官の側に立てば

役所ごとに
システムが違う問題もありますし

自治体ごとに違っているという
課題もあります。

今回はそういう課題が
明らかになってまいりましたので

高市大臣を中心に

一気に進めていくところで
ございます。

もう1つは
個人情報に対する保護の

対応が、自治体ごとにも
違ったりするという。

自治体ごとに違うという
課題もあります。

しかし、今回そういう課題を

乗り越えていく必要性というのは
相当

共有できたのではないかと
思いますので

これも、私が辞めていくことには
なるわけですが

国の機関、また次のリーダーも

当然
取り組んでいかれると思いますが

私も、在の期間は

しっかりと頑張っていきたいと
思っております。

≫後任の総裁については
党の執行部の方に

お任せになっているということ
先ほどお伺いしたこと

改めて
そのうえでのお話なんですが

空白は作れない。

総理のご体調のこともある
ということで

時間軸を考えたら
いつまでにということは

ないと思うんですが
在ある時間とおっしゃいましたが

総理としては、どれくらいの
時間軸をお考えになっている

あるいは希望してらっしゃる
のでしょうか。

安倍≫次の総裁が決まるまで

どれくらいかかるか
ということですが

執行部のほうで
案を具体的に考えておられると

先ほどの情報として
入ったんですが

私の体調のほうは

基本的には、その間は
絶対大丈夫だと思っております。

それほど長期ではないけれども

しっかりと選んでいただける
政策論争ができる時間は

とられるんだろうと。
今、私が、具体的なことを

申し上げることは
控えたほうがいいと

思っております。

≫総理お疲れのところ
申し訳ございません。

総理の在位期間にぜひ聞こうと
思っていたことですので

ちょっと
立ち入ったことになりますが

安倍政権は
これまでの政権に比べて

非常に徹底した
メディア対策というものが

なされた政権だと
思っております。

例えば、個別のメディアに

出演されて
今まで輪番で出ていたものを

一本釣りのような形で
質問するとか

あとは質問を取りまとめて

それを出した社にしか
記者会見を充てないとか

かなり徹底した
メディア対策をされた。

それ自体が悪いと
言っているわけではないのですが

それは総理ご自身の指示による
ものだったんでしょうか。

それともワーキングレベルで
行われたものを

総理が知らずに
やっていたことなのか

あるいは
総理が仮に知らなかったとしたら

総理は記者会見で
質疑の場面なのに

なぜか質問と答えが
目の前に書いてあるという

状況をご覧になって

何か違和感を
覚えられなかったのか。

また、そのような関係が
メディアと政治という

関係において
民主主義において

総理は
どのようにお考えでしょうか。

安倍≫まず、安倍政権が

例えば幹事社から
質問を受けるというのが

安倍政権の特徴ではなくて

ずっと恐らく、前の政権もずっと

それは同じだったと思います。

安倍政権の特徴ではないと
まずはっきりと…。

幹事社からの質問については
最初に受けるということは

これは今までの各政権が

みんな
そうだったんだろうと思います。

また当然、正確性を
総理大臣の発言ですから

これは正確な答弁をしなければ
いけないわけでありまして

どういう質問が出るかは

想定で作っているということで
ありまして

必ずしもあらかじめ。
今日だって全部

私、こうやってお答えを
させていただいておりますが

それぞれ
前もっていただいた質問では

ないわけでございます。

それと、メディアにそれぞれ
どうやって

出演するかどうかについては

それはその時々の政権が
判断するんだろうと思います。

いいか悪いかは
また、それぞれの判断だろうと

思いますし。

渡辺≫午後5時に始まりました
安倍総理大臣の記者会見ですが

1時間経ちました。

私も率直に
ご自身で自分の言葉で

病状に関しては、かなり詳細に
お話しになったという

印象を持っているんですが。
足立さんはどうですか?

足立≫まさに病気のことは
本人しか知らないことですから

だから周辺にも
知らされていなかった部分

どんな病状だったのか
判断したのは

月曜日だということなんですが
その辺も本人の口から

語られたので
そういうことだったのかと。

渡辺≫体調とか病状に関しては

究極の個人情報で。
しかし総理という

公人中の公人であることから

ここまで話をすることに
なるわけですが。

では、専門家のお医者様に

お話を伺ってみたいと思います。

関東中央病院の渡邉一宏先生と

今、つながっております。

渡邉先生よろしくお願いします。

渡邉≫お話聞かせていただいて

今回、潰瘍性大腸炎が
再燃してから寛解して

総理という重責を
ずっとやってきたわけですよね。

同じ潰瘍性大腸炎の
患者さんからすると

希望の星だと。

だから、これだけひどい病気が

これだけすごい
ストレスのある仕事を

全うできる
ということだったんですけれど

やっぱり、ちょっと

厳しかったのかなと。

あと、個人の情報を
医者がとやかく言うのは

信念には反するんですが

今回の点滴というのは
免疫抑制剤なんだろうと。

それは継続しなくては
いけなくて。

それを使ったからといって
すぐに治るわけではないんです。

難病なんですよね。

スイッチしたりとか

今後、そういったものを

やっていかないといけないと
思います。

渡辺≫総理の会見を
少しまとめますと

とにかく
持病をコントロールしながら

総理という職務に
当たってきた。

6月の検診の時に

再発の兆候が見られて
7月中旬ぐらいから

体調も悪くなって
8月上旬に再発が確認された。

こういうことを会見の中で

お話になっていまして。
それで新しい薬を

点滴で投与を始めて

投薬の効果があった
ということからすると

これはやはり
相当、健康状態としては

職務を続けていくに当たっては
相当

厳しい状況にあるということは

これは専門家からご覧になって

お感じになりますか?

渡邉≫個人情報を
とやかく言うのも何なんですけど

やはりこれだけ
治療を続けなければならない

状況だったことと

難病だということからすると
かなり厳しい職務が

できなかったという状態だと
思います。

渡辺≫これは
一般論で結構なのですが

こういう場合
あと、どういう治療を

この病気と闘ってらっしゃる
患者さんにとっては

していくことに
なるんでしょうか。

渡邉≫免疫調節剤を変えてみたり

あるいは
ステロイドを加えたりなど。

最終的には
どうにもならない場合は

全大腸をとってしまう。

かなり大変な手術になると。

渡辺≫分かりました。渡邉先生
ありがとうございました。

菅原≫安倍総理辞任の報道を
受けまして

街中でも
さまざまな声が聞かれています。

菅原≫ここで中継です。

安倍総理の辞任を受けまして
今後、自民党は

どう動いていくんでしょうか。
伝えてください。

山本≫安倍総理が正式に
辞意を表明したことを受けて

自民党内では
各派閥が集まって

今後の対応を協議するなど

あわただしい動きを
見せています。

二階幹事長率いる
二階派の幹部会では

今後に向けて
幹事長のもとで

一致結束していくことを
確認しました。

また、岸田政調会長を率いる
岸田派は先ほどから

今後の対応を協議しています。

更に最大派閥の細田派は
すでに幹部を集めて協議したほか

石破元幹事長率いる石破派も
国会で集まっています。

こうした動きの背景には総理が
辞意を表明したことを受けて

これまで水面下で行われていた
ポスト安倍レースでしたが

今回、いわば号令が出た形で

一気に
走り出すことになるためです。

一方、今後どうやって安倍総理の
後任を決めていくのかが

大きな焦点です。
先ほど入った情報ですが

複数の自民党幹部によりますと

正式な自民党総裁選は行わず

両院議員総会を開いて
後任を決定する方針を

固めたということです。

ある自民党幹部は
正式な総裁選ですと

期間が12日以上と長く
地方遊説の必要性も出てくるため

新型コロナの状況を考えると

短期間で決められる
両院議員総会で決めるしかないと

理由を説明しています。

ただ、地方票の比重が低い
両院議員総会では

石破氏に不利になると
みられていて

今後、反発が出てくる
可能性もあります。

自民党は来週の火曜日に

意思決定機関である
総務会を開いて

今後の流れを
正式に決定する方針です。

菅原≫更に、海外3つの支局と
中継をつなぎまして

各国の反応を伝えてもらいます。

まずは中国・北京です。

千々岩さん、お願いします。

千々岩≫まず異例のことですが
中国メディアは

今行われています
安倍総理の会見をネットで

こぞって生中継していました。

こんな景色は
見たことがありません。

そして、インターネットの
検索ランキングも

中国国内のニュースを
押しのけるような形で

軒並み1位、2位と
高い関心を示しています。

千々岩≫中国政府は
日中関係を進めた

安倍総理を評価していました。

また、アメリカとの対立が
激しくなる中で

日本の重要性は
高まっていましたし

トランプ大統領と
蜜月関係にあるという意味でも

中国は安倍総理を
必要としていました。

ですので突然の辞任は
習近平政権にとって落胆する

今後への不安を感じさせる

ニュースだったといえると
思います。

ポスト安倍についてですが
中国政府の本音は、まず

今、改善基調のある日中関係を
進めてくれる人。

より長く、より安定した政権を
築いてくれる人。

この辺りが中国政府の
本音となってくると思います。

菅原≫続いては韓国ソウルです。
良永さん、お願いします。

良永≫史上最悪ともいわれる
日韓関係を招いた

当事者と扱われている
安倍総理です。

ここ韓国でも韓国メディアは
会見を速報しました。

韓国大統領府も
つい先ほどなんですが

突然の辞任を残念に思います。

早い回復を祈願します。
新たに選出される首相と

友好関係に向けて
引き続き協力していきますとの

声明を出しました。

ここ韓国では安倍総理は
対韓国強硬派との

見方が根強いんです。
安倍総理が辞めれば

無条件に日韓関係が良くなると
考えている人は

一定数います。聯合ニュースも
健康にまた足を引っ張られた

安倍総理と銘打った記事で
新しい首相が

就任すれば日韓関係に
どのような変化があるのか

注目されると論じています。

関係修復への期待感が
にじんでいます。

ただ、ポスト安倍とされている
政治家たちは

韓国でそこまで知名度が
あるわけではないんですね。

SNSでは、自民党なら

結局、変わらないのではないか
といった

反応も見受けられます。

菅原≫次は
アメリカ・ワシントンです。

高羽さん。

高羽≫関係者によりますと
大統領選挙で

忙しい中でも
安倍総理の健康状態に関する

情報は
トランプ大統領に定期的に

報告をされていました。
大統領は、夜が明けてから

コメントするとみられます。

安倍総理はトランプ大統領と

親密な関係を築き

北朝鮮問題ではアメリカが
安易な妥協をしないよう

頻繁に働きかけました。

一方、親密な関係が
政策に与える効果は

限定的で
ニューヨーク・タイムズは

辞任に際し
予測不可能の大統領の

ご機嫌をとっていたと
述べるにとどめました。

また、トランプ大統領は
在日米軍の

駐留経費の
大幅な増額を求めていました。

ランド研究所の
ジェフリー・ホーナン氏は

ワシントンには日本に対して
安全保障上の

より大きな貢献を求める
機運があると話しています。

大統領選挙で
仮に民主党のバイデン氏が

当選した場合でも
日本は何かしらの形で

負担の増加を
求められる可能性があり

これが、次の総理が
対応する課題になりそうです。

林美桜≫巨大な地下タンクから

ようやく
重機の一部が見えました。

太田≫ダイバーが重機の中を
確認しています。

林美桜≫25日
横浜市金沢区にある

アメリカ軍の
燃料貯蔵施設の跡地で

60代の男性作業員が
ショベルカーごと

地下タンクに転落しました。
一昨日から排水作業を始め

午後1時過ぎには
3.5mほどまで

水位が下がりました。
現在は重機の一部が

見えるようになり
消防隊の5人が

タンク内に降りて
男性の捜索を続けていますが

まだ発見できていません。

渡辺≫速報です。

安倍総理大臣が
辞意を表明したことを受けまして

拉致被害者家族会の
飯塚繁雄代表は

拉致被害者救出という結果に

至らなかったのは
極めて残念とコメントしました。

安倍総理が
辞意を表明したことを受け

拉致被害者
田口八重子さんの兄で

拉致被害者家族会の
飯塚繁雄代表は

これまでの尽力については
感謝しており

体調が悪いのは致し方ないと

カテゴリ:■民放地上波

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