Music Maker 2018 Premium 導入後最初にすべきこと
今週日曜日、DTMを始めるにあたりDAWソフトを導入しました。と、書くとDTM?DAW?なにそれ、という人が大半だと思います。そこで簡単に説明すると、DTMとはDeskTopMusicの略でパソコンで音楽を作ることです。そして作成するのに必要なのがDAW(DigitalAudio Workstation)というソフトになります。
今回導入したのはMusic Makerというソフトで、有名なACIDと同じループシーケンサによる作曲ができるソフトです。詳しい内容はリンク先を見てもらうとして、なぜ今回のブログでこれを取り上げたかというと、実はこのMusicMaker 2018 Premiumに付いている説明書は英語版しかありません。しかも頼みのネットにも操作に関する情報が少なく、おじさんのような初心者は導入直後は戸惑うこと必至です。そこで、これからMusicMakerの導入を考えてる初心者のために、現時点でわっかていることを公開し、スムーズな導入の役に立てればという趣旨から今回の記事となりました。
インストール直後の画面です。黄色の枠で囲んだ部分には素材となるループ音源の項目が表示されるのですが、初期段階では一つのサウンドプールしか表示されていません。
このサウンドプールには11の楽器に125の音源しか入っておらず、当然これだけでは少なすぎるわけです。そこでここにサウンドプールを追加することになります。
右上のストアをクリックしてストアウインドウを開きます。ここではループ音源を格納した各種サウンドプールや楽器、さらに様々なツールを入手できます。ほとんどが有料ですが一部無料のサウンドプールもあります。また、有料といっても無料で購入できるクレジットがあらかじめ付与されているので、その範囲内であれば好きなサウンドプールや楽器を無料でダウンロードできます。
クレジットがあるとはいえ、とりあえずは無料のサウンドプールをダウンロードするのが筋ということで、先ずはFREEのウインドウを開きます。
全部で7つのサウンドプールがあるのですべてダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをインストールすると各プールが表示されます。
この段階で823種類の音源が使えるようになりますが、実はこのほかにも音源がインストールされています。その音源を表示させるにはウインドウの表示項目を《ファイル》に変更するといいのですが、デフォルトでは切り替えただけでは音源は表示されません。音源のあるフォルダーとは全く違うフォルダーが表示されるので、目的のところまで辿っていかなければなりません。おじさんの環境では
C:\Users\ユーザー名\Documents\MAGIX\Music Maker\AudioTemp
というフォルダーに格納されていました。
するとこのように音源が表示されます。全部で696種類あります。前出の音源と合わせると1519となります。これだけあれば最初のうちは間に合うと思うので、後は必要に合わせて音源を追加していけばいいかと思います。
Music Makerにはソングメーカーという頼もしい機能があります。これはDAW初心者でも簡単に作曲できる機能で、楽器やコンポーネントを指定するだけで、自動で作曲してくれるというものです。
おじさんも早速使ってみたのですが、なるほど便利な機能で何の苦労もなく曲ができてしまいます。しかし、それが自分好みの曲かというと決してそうでなく、目指す曲にするのは手作業が必要になります。
そこで色々試行錯誤した結果、先ずはピアノだけで自動作曲し、それに他の音源を肉付けしていくというやり方が良さそうだということになりました。
それがこの曲になります。およそ30秒という短い曲で、ループするように作ってあります。一番上のピアノが自動で作ったもので、以下は自分で付け足したものです。全くの初心者であるおじさんでもそれらしい曲になるのですからソフト様様といったところです。とはいえ使いこなすには相当な勉強が必要であることは間違いなく、それにも増して説明書が英語というのがホントくじけそうです。
でも頑張って勉強していきたいと思います。