加藤勝信厚生労働相は24日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、今回の感染拡大ペースについて「7月末以降、緩やかな下降がみられる」との見方を示しつつ、引き続き再拡大に向けた警戒は必要との認識を語った。厚労省ではきょう午後、同分科会に先立ち、新型コロナ対策について専門家から意見を聞くアドバイザリー・ボードを開いていた。
西村康稔経済財政・再生相は、同分科会での議題について「8月末までとしているイベントの開催制限のあり方について、足元の感染状況も踏まえて9月以降の対応をどうすべきかについて議論をお願いできたらと思う」と述べた。また「国際的な人の往来の再開に関する政府の検討状況を報告し、議論いただければと思う」とも語った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕