新型コロナウイルスの影響で品薄となったハンドソープを転売したとして、京都府警福知山署は24日、国民生活安定緊急措置法違反の疑いで、京都府向日市、ネットショップ経営の男(41)を逮捕した。同署によると、アルコール消毒製品の転売容疑の逮捕は全国初という。
逮捕容疑は7月29日から8月15日の間、インターネットショッピングサイトなどで1個1300~2428円で購入したエタノール入りのハンドソープを自身が経営するネットショッピングサイトで、京都府内の男女3人に3千~3980円で計3個転売した疑い。東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(いずれも千葉県浦安市)で販売している限定商品という。
同署によると、男は「全て従業員がやったこと」と供述し、一部容疑を否認しているという。