国立感染症研究所(東京都新宿区)は8月26日、40代男性の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同研究所で感染が確認されたのは初めて。この職員と、濃厚接触が疑われる職員3人は25日から自宅で待機している。

 感染研によると、職員は23日に全身の倦怠(けんたい)感や悪寒を感じたが、発熱はなかった。24日に症状はなかったため、終日マスクを着けて通常勤務をしたが、PCR検査を実施したところ、25日に感染が判明した。

 この職員が使ったと推定される実験室や執務室などの消毒作業をしているという。

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