三重大学機械工学科は平成3年度に改組され、私たち生体システム工学研究室の属する量子・電子機械講座、機能加工講座および環境エネルギー講座の3大講座で構成されています。
私たちの「生体システム工学研究室」もまた、平成3年度の学科改組において、前身として昭和51年から続いてきた「材料力学研究室」から改名しました。
生体システム工学研究室が担当する主な講義課目は、前身からの流れを汲む「材料力学」「固体力学」などのほかに、 これらを基礎として医療分野・材料開発に応用するための「生体力学」「生体材料工学」があります。 技術者として機械工学において必須である材料力学とともに、将来的に発展が期待される生体分野を受け持っています。 研究テーマは、3つの分野―生体力学、生体模倣材料開発、高機能金属材料の力学評価から構成され、材料力学と計算力学の主軸の周りに、 これら3分野が重なり合った小テーマが展開されています。 生体力学 ● 脊椎の力学的挙動の解析 ● 心臓の機能評価・シミュレーション解析 ● 動作時ヒト体幹挙動の力学解析 生体模倣材料開発 ● 人工骨材料(ハイドロキシ・アパタイト)開発・評価 ● 人工筋肉(ハイドロゲル)開発・評価 ● 生体適合性磁性微粒子・磁性流体開発・評価 高機能金属材料・加工の力学評価 ● 形状記憶合金(SMA)の変形・力学特性評価 ● バルク金属ガラス(BMG)の弾性変形・塑性変形の評価 ● マグネシウム合金の超塑性変形挙動の解析 三重大学工学部 機械工学科 生体システム工学研究室
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