本日の日記

やる気を

2020年8月26日(水曜日)

「八方塞がり」こんな風に思ってもね、何も打つ手がない時ってないですよ。どんな時でも必ずひとつは打つ手はあるようですよ。
だからね。勇気を持ってやる気を出してください。

松原照子の印

本日の世見

大戦終結後の5年間で

2020年8月26日(水曜日)

  • 古代文明・歴史

1946年、私が生まれた年とはどのような時代だったのだろうかと興味を抱いた時、次のようなことが浮かびました。
1946年、アメリカを訪問したのがチャーチル英首相でした。
チャーチル英首相はこの時の演説で、
「ヨーロッパには鉄のカーテンが下され その向こう側ではソ連が勢力を拡大している」
このように言ったのです。
大戦によってソ連が獲得したのが、ドイツ、ポーランド、チェコスロバキアなどの東欧諸国で、この国々が次々と共産化してしまいました。
チャーチル英首相の演説の翌年、トルーマン大統領は共産主義との対決を外交戦略の中心とする「トルーマン・ドクトリン」を発表したのです。
1945年 第二次世界大戦終結後
1946年 英首相の鉄のカーテン演説
1947年 トルーマン・ドクトリン発表
1948年 朝鮮民主主義人民共和国成立
(この年から北朝鮮で独裁政治が始まったのです)
ベルリンが封鎖
1949年 中華人民共和国が成立(建国をしたのが毛沢東)
中国市場を失ったことにアメリカ市民は危機感を覚えたと言います。
1950年 朝鮮戦争勃発
1945年の大戦終結後5年で、これだけのことが起きました。
アメリカではマッカーシーの演説から“赤狩り”が盛り上がったのです。
最初の標的にされたのがハリウッドの映画人10人、通称「ハリウッド・テン」でした。以降、多くの映画人が赤狩りの対象になってしまいました。
チャップリンもこのことで悩んだ一人だったのです。
ウォルト・ディズニーはアメリカ政府の国内諜部員で、政治的破壊活動をするハリウッドに関わる人の動向をFBIに報告したと言われています。

松原照子の印