予防と再犯防止

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刑を終えた人の支援をしたいと思い立ったのはさかのぼること、2014年のことだ。子育てと議員活動の両立ができず、自民党支部長職を免除してもらったものの、政治への思いは捨てきれず参加した泉区新年会。そこで保護司さんと出会った。保護司さんの話を伺って、刑を終えた人の自立支援に取り組みたいと思った。私の得意分野、介護で就労機会をつくれないかと考えたりした。その後、宮城刑務所の社会復帰調整官に志願したりしたんだけど、残念ながら不合格。そこでまず住まいの確保からだなあと思い、精神障害者グループホームに活用できる物件を探し、名取館腰にたどりついた。しかしご近所に挨拶まわりをしてみると、いい反応はいただけなかった。当たり前か。まずは信頼関係をつくるところからだと思い、診療所からたちあげていった。その後まさか自分が、加害者家族になるとは思わなかったけど。

 

市長選と夫の事件を通じ、地域からある意味突出した存在になれてしまった私。今精神障害者の住まいをたちあげます、といっても反対はされない感触を得ています。

 

もう一つやりたいことは、診療所の再開。精神科クリニックというのは、犯罪の予防に貢献できるのです。地域の方からも、ちらほら診療所再開を望む声をいただいており、なんとかしてこらえられないものかと、医師探しをしているところです。