タッチ 「シリウス」 ポンっ 「うわわわわわわっ」 「?どうしたの?」 「いや、なな、なんでもない…」 触れられるだけでドキドキする。 これはきっとアレでしょう。ほら、アレ。 「顔赤いよ?大丈夫?」 俺はリーマスにアレだ。 「そ、それじゃぁ次のDADAで(棒読み)」 「…なんか変だよ、シリウス」 「そ、そんなことないさっ俺はいたって平常さっ」 「いや、キャラ違ってるし!」 だめだー…やばい。色々やばいぞ、これは。 かなり俺のアレの病は重症なようですね。 「俺はいつもこうだよ!!」 「全然違う……もしかしてシリウス」 まっ、まさかバレた!? 俺がリーマスにアレしてるのがバレた!? 「…僕のこと避けてる?」 ―は? 「いや、そんなことないって!」 そ、そんな、目を潤ませて俺の方に顔を近づけないでくれっっ!! 「じゃぁどうしてそんなにぎこちなく喋るの…?」 こ、これは言うしかないっっ! 俺はお前にアレしてるって言うしかない!! 「…お、俺はおまブフっっ」 く、口ふさがれた!?嫌がられた!? 「ふふっ、その言葉は僕から言わせて…好きだよ、シリウス」 「アハハハハソンナーオレユメミテルノカナーリーマスオコシテクレヨー」 チュッ。 「!?!?!?!?」 「夢じゃないよ、大好き!シリウスv」 俺だけでなく、リーマスのアレの病も重症だったようです。 *-----------------------------------------------------● ほのぼのーとした話が書きたかったんです。 が、最終的にタッチとは関係なくなりましたね。アハハ。 とりあえずこの小説のテーマの"タッチ"は、もちろん同名アニメの主題歌からです♪ 05.5.13. 空野スズメ