不法残留していたベトナム国籍の男らを熊本市の工事現場に派遣したとして25日、会社役員の男が逮捕されました。出入国管理法違反の疑いで逮捕されたのは西原村布田の会社役員・福岡徳生容疑者(50)です。警察によりますと福岡容疑者はことし3月から4月にかけて、不法残留していたベトナム国籍の男2人を熊本市中央区にある住宅の建設現場に派遣し壁などの外構工事に従事させた疑いです。調べに対し福岡容疑者は容疑を大筋で認めていて、建設現場に派遣した2人を含むベトナム国籍の男5人を菊陽町原水の住宅に住まわせていました。5人は技能実習生として来日、すでに在留期間は過ぎていたため警察は5人についても不法残留の現行犯で逮捕しました。