いろんなブームがやって来ます。
子供の頃は、黒色の「だっこちゃん」にはまり、腕にだっこちゃん人形を付けて外に出るのが楽しかったです。
その後は「モンチッチ」かな。
あなたはどのようなことにはまりましたか？
ブームには仕掛け人がいるのでしょうね。
1970年代のブームといえばユリ･ゲラー。
彼は日本中に超能力ブームを巻き起こし、スプーン曲げで日本中を席巻しました。
ユリ･ゲラーはイスラエル出身の超能力者で、テレパシー・透視・念力と、多岐にわたる能力を発揮した有名な人です。
テレビカメラの前で金属製のスプーンをグニャリと曲げたのを見て、スプーン曲げを試みた人も多くいたと思います。
止まった時計を見つめると動き始めたのを見て、我家でも父と母と私とで、止まっている父の腕時計に向かって「動け、動け！」と念じると、なんと動き出したのです。
この腕時計はその後も止まることなく、父のお気に入り腕時計となり、父が亡くなるまで父と一緒に暮らし、今では父の形見として大切に我家にあります。
父は無口な人でしたので、ユリ･ゲラーの超能力を信じたのか、我家の三人組（父･母･私）のパワーを信じたのかわかりませんが、ユリ･ゲラーは忘れられない人になってしまいました。
一躍時代の寵児となったユリ･ゲラーですが、彼はアメリカの諜報関係の仕事が本職だと激白したと言われています。
アメリカ中央情報局（CIA）が、ユリ･ゲラーの超能力を研究しているとも伝えられたのです。昨年の3月、ご自身のフェイスブックで、当時のメイ英首相に「テレパシーを使い英国のEU離脱を食い止める」と投稿したと言われていますが、この答えはご存知の通りです。
CIAが研究するくらい、やはりユリ･ゲラーは凄い超能力者だったのでしょうね。