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剛毛をやわらかくする!サラふわヘアになるおすすめシャンプー15選

剛毛をやわらかくする!サラふわヘアになるおすすめシャンプー15選


硬い髪、ゴワついてまとまりにくい剛毛は髪質だから変えられないと諦めている方はいないでしょうか。使っているシャンプー、毎日のヘアケアを変えることで憧れのサラふわヘアが手に入るかもしれないとご存知でしたか。


そこで今回は、美容師が髪質にあったシャンプーの選び方、正しいヘアケア方法とおすすめのトリートメントについてご紹介いたします。


この記事に登場する専門家


剛毛の原因


髪の毛が剛毛でお悩みの方には、髪の毛が硬い方が多いです。


一般的に髪質は硬い、柔らかい、太い、細い、直毛、クセ毛という言い方をされます。


これによると必ずしもイコールではありませんが一本一本が太かったり、硬い髪質だったりという方は剛毛に分類されます。

剛毛には様々な原因があります。


1.髪質の遺伝


髪質は遺伝します。

剛毛の方は髪の表面にあるキューティクルの枚数が多く、髪の毛の内部のコルテックスと呼ばれるタンパク質等も多いのが特徴です。


2.髪の乾燥やパサつき


油分や水分が不足した髪は硬く感じます。


3.クセ毛や髪へのダメージ


クセや髪のダメージによって起こるゴワつきが、髪を硬く感じさせてしまいます。


4.髪の糖化


糖化とは、食事などで摂取した糖質とタンパク質が結びつき、タンパク質が劣化してしまうことを言います。


劣化したタンパク質(AGE)は、体内の様々な場所に溜まり、体内の糖化が進んでいきます。


これがタンパク質で出来ている髪の内部でも起こってしまうのです。


また、紫外線に長く当たった髪ほど糖化が促進されると言われています。


このため、糖化した髪は硬くゴワつきを感じます。


5.熱変性


ブローやヘアアイロンなどの熱によって髪の内部のタンパク質が凝集し、髪が硬くなります。


剛毛は本当にやわらかくなる?


遺伝的要素が強いため、残念ながら髪質そのものを変えることは難しいです。


しかし、髪の毛が柔らかくなりやすいシャンプーやトリートメントを使用したり、適切なヘアケアをすることにより、髪の毛が硬くなることを軽減したり、予防したりすることはできます。


まず大切なのは、ご自身の髪質や今の髪の状態を把握することです。その上で、適切なヘアケアを行うことが重要です。


また、睡眠時間や食生活、ストレスやホルモンバランス等も髪質に関係しますので生活習慣の見直しも大切です。


剛毛におすすめのシャンプー選びとは


ここでは剛毛の原因ごとにシャンプー選びのポイントを紹介します。


まず、髪の乾燥やパサつきが気になるダメージヘアの方には低刺激なアミノ酸系シャンプーがオススメです。


次に、髪が太くて硬いと感じる方には、しっとりするオイル系シャンプーが合うでしょう。


最後に、くせ毛によってゴワつく方にはしっとりまとまるシリコン系のシャンプーが良いでしょう。


こちらは誤解もありますので、次の項目で改めてお話しさせて頂きます。


剛毛の人のカットで美容師が気を付けていること


剛毛の人(太くて硬い)のカットでは、特に質感調整に気をつけています。


このタイプの方はカットである程度すいたり、レイヤーを入れないとまとまりにくい傾向があります。


ただし、すき過ぎたり、レイヤーを入れ過ぎたりしてしまうとはねたり、パサつきの原因になってしまうこともあるのでそこにも注意して施術させて頂いてます。


意外と知らない市販のシャンプーの事実


『市販のシャンプーは危険なので、髪や頭皮のためにも美容室専売品のシャンプーもしくは高級な品質の高いシャンプーを使用しましょう。』と美容師に言われたことはありませんか。


あれは単に、美容師が高いシャンプーを売りつけたくて言っているわけではなく、きちんとした理由があるのです。


市販のシャンプーには、合成界面活性剤が使用されています。簡単に言うと台所用洗剤と同じです。


言い方は悪いですが、市販のシャンプーで髪の毛を洗うということは、台所用洗剤で髪の毛を洗っているのと同等ということなのです。


台所用洗剤で髪の毛を洗うとどうなるでしょうか。


だいたい想像がつくと思いますが、答えは『ギシギシになります。』


洗浄力が強力なため、頭皮や髪の毛の油分を落とすだけではなく、キューティクルも破壊してしまいます。


キューティクルが破壊された髪はギシギシになり、指通りも悪くなります。


それを解消するために、シリコン(シリコーン)というコーティング剤が大量に使用されています。


シリコンを配合することにより、指通りが良くなり、しっとりサラサラの髪になります。


しかし、シリコンは吸着力が強いため、髪や頭皮に付着し、油膜を張り、蓄積してしまいます。


その結果、毛穴をふさいでしまい、髪や頭皮の呼吸を妨げ、抜け毛の原因となることもあります。


実は抜け毛、フケ、かゆみ等の原因は界面活性剤によることが多いのです。


他にもシリコンが蓄積されると、カラーやパーマ、トリートメントの施術の邪魔をしてしまう、髪が重くなる、髪や頭皮がベトついてしまう等、多くの弊害があります。


先程、シリコンについて触れましたが、昨今では『シリコン=悪』というイメージが浸透していますが、必ずしも全てのシリコンが悪いというわけではありません。


市販のシャンプーやリンスは原価が安いため、工業用のシリコンが使用されていることもあります。先程の話でそちらは悪いものとお分かり頂けたことでしょう。


しかしながら、シリコンにはいくつかの種類があり、水溶性のシリコンはお湯やシャンプーで簡単に落ちるので髪や頭皮には残らず、人体にはほぼ無害なのです。


そのため、水溶性のシリコンが配合されたシャンプーは安心して使用でき、手触りやまとまりを良くしてくれます。


おすすめシャンプーの選定基準


硬毛や剛毛の方の髪の毛が柔らかく、まとまりやすく感じる洗浄成分や保湿成分が配合されたシャンプーを選定させて頂きました。


毎日使うものですので香りも不快ではない、女性が好きなフレグランスのものを多くラインナップしました。


おすすめ10選


1.エヌドット SHEAシャンプー モイスチャー 300ml ¥2,800


シアバターの潤いをセラミドで閉じ込める、新発想の接着テクノロジーを採用。


その他にも4種類の天然由来の保湿力に優れたオイルが配合されており、一日中ずっとなめらかな指通りが続きます。


2.NAPUR Moisture シャンプー 300ml ¥2,400


オーガニック植物オイルと天然由来成分を配合したシリコーンフリーシャンプーです。


クセによる髪のうねりや広がりを保湿成分が抑えてくれます。


硬い髪も、なめらかで柔らかくまとまりやすい質感にしてくれます。


ボトルがとても可愛く、匂いも良く、女性に人気です。


3.Aujua フィルメロウ シャンプー 250ml ¥2,800


ヘアアイロンやブローなどで熱変性を起こし、硬くなった髪に柔軟成分ウレア誘導体がアプローチし、毛髪に柔らかさをもたらします


上品な赤薔薇の香りに癒されます。


4.Aujua アクアヴィア シャンプー 250ml ¥2,800


クセ特有の水分の偏りに着目し、保湿成分と柔軟成分が毛髪内部に浸透し、水分バランスを整えて扱いやすくまとまる髪へと導いてくれます。


くせによるうねりやまとまりにくい髪質の方にオススメです。


香りは優しい桜の匂いです。


5.イオ セラム クレンジング 200ml ¥2,000


保湿力に優れたグリーンナッツオイルを配合し、髪の内部まで浸透して潤いを保ってくれます。


クリーミーな泡で優しく地肌と髪を洗い上げ、根元から毛先まで扱いやすい髪に整えてくれます。


6.mILBon ディフリッジング シャンプー 200ml ¥2,200


コラーゲン活性剤配合の泡で水分を導入し、湿度変化等で広がってしまうクセ毛のフリッズ現象を抑え、柔らかく扱いやすい髪にしてくれます。


また、保護オイルが毛髪表面をコーティングし、水分を維持してくれます。


クセにより、乾燥して広がる髪質の方にオススメです。


7.ディーセス ノイドゥーエ ヴェロアリュクス シャンプー 200ml ¥1,600


カラーヘア向けに2011年に発売されたロングセラー商品です。


髪質に合わせて3タイプがありますが、その中のしっとり・やわらかタイプのものです。


髪の水分保持機能を持つ毛髪組織CMCを補修します。


潤いを保つ成分が配合されており、しっとりやわらかな髪へと導いてくれます。


8.BM Ⅲ 300ml ¥6,000


シャンプー剤の1番の主成分である水の代わりに、高価な天然のキダチアロエ抽出液を贅沢にも内容量の50%以上配合しています。


主成分はアミノ酸系洗浄成分で、天然のアロエ成分が頭皮や毛髪を優しく洗い上げ、しなやかな仕上がりにし、健やかに保ってくれます。


洗い上がりが気持ち良く、今までのシャンプーでは体感したことのない感覚です。


9.ケラスターゼ バン フルイダリスト 1    250ml ¥3,000


保湿・補修成分のプロケラチンや毛髪補修成分のセラミドが配合されています。

キューティクルの密着性を保ち、毛髪を補修しながら絡みやもつれを防ぐことで、なめらかで柔らかい髪へと導いてくれます。


10.シュワルツコフ BCクア フォルムコントロール 250ml ¥1,400


革新的なテクノロジーでダメージ補修をし、おさまりを良くしてくれます。


ストレートパーマをかける程ではないがうねりや広がりがある方、ダメージによりまとまりの悪い髪質の方にもオススメです。


髪がやわらかくなるヘアケア


ここまでシャンプー選びについてお話してきましたが、髪の正しい洗い方やシャンプー後の正しいヘアケアもとても大切です。

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では、剛毛の方は実際にどのようにケアをしたら良いのか、3つの観点から髪が柔らかくなるヘアケアについてお話ししていきます。


・髪が柔らかくなる正しいシャンプーの仕方


1.ぬるま湯で2〜3分程しっかり髪を洗う


お湯が熱すぎるとキューティクルが開いて、毛髪内の栄養分が流出したり、カラーの色落ちの原因となってしまいます。


また、必要な皮脂まで落ちてしまい、頭皮や髪が乾燥して硬くなる原因になってしまいます。


2.手のひらでシャンプーを泡立てる


まず、シャンプーを手のひらで泡立ててから頭皮や髪の毛に付けて洗います。


シャンプーをそのままの状態で頭皮や髪に付けてしまうと、摩擦によって髪がダメージを受けてしまい、パサつきやゴワつきの原因となってしまいます。


泡立ててから付けることにより、髪の摩擦を軽減してくれます。


3.指の腹で頭皮を揉みほぐすように洗う


強く擦ったり、爪を立てて洗うことは頭皮や髪の毛を傷付けてしまうため、絶対にしてはいけません。


指の腹で優しくマッサージするように洗います。


4.しっかりすすぐ


シャンプーの洗い残しがあると、かゆみや炎症の原因となってしまいます。


頭皮環境が崩れると、髪のパサつき、ゴワつき、ベタつき等の原因になってしまうことがあります。


洗い残しがないよう、しっかりすすいで下さい。


・髪の正しい乾かし方


1.しっかりとタオルドライする


ドライヤーを当てる前に、まずはタオルで水気をしっかり取ります。


この時、引っかかったり擦れる可能性があるので古いタオルは使わないで下さい。


2.アウトバストリートメントを付ける

アウトバストリートメントを選ぶ際は自分の髪質を考慮することが大切です。

次章で詳しく解説します。


3.ドライヤーで根元を中心にザッと全体を乾かす


この時、同じ場所に風を当て続けないように、全体をドライしましょう。


4.半乾きになったら毛先に向かって風を当てる


後ろは襟足の根元から前に向かってドライヤーの風を当てます。


トップは手を頭の上に伸ばし、ドライヤーの風を上から当てます。


5.アウトバストリートメントを少量付ける


乾燥防止や保湿のため、少し付けるとまとまりが良くなります。


・アウトバストリートメントの選び方・使い方


アウトバストリートメントはご自身の髪質や髪の状態に合わせてお選び頂くと良いです。


例えば、髪が細い方やボリュームが出にくい方にはミストタイプや軽めのエマルジョンタイプとの相性が良いでしょう。


逆に髪が太い方やまとまりにくい方、剛毛の方、クセ毛の方はオイルタイプやクリームタイプと相性が良いでしょう。


使い方はドライヤーで乾かす前に、タオルドライした髪に適量を髪の毛先から中間にかけて付けていきます。


その後、全体に行き渡るようにコームで髪をとかしていきます。


コームでとかすことにより、ドライヤーの熱から髪を守り、ダメージを軽減してくれます。


また、ドライヤーで乾かした後も熱により乾燥するため、少量を再度付けて頂くとより良いです。


ドライヤー後に付けることによって、乾燥防止や保湿効果が得られ、まとまりが良くなります。


MILBONエルデューダのサントリートメントのように、UVカットをしてくれるものを選ぶと、紫外線から守ってくれるのでおすすめです。


髪のお悩みあるある解決方法


よく剛毛のお客様に、『髪が硬く、クセが強くてうねって広がり、手に追えません。ホームケアも大事だというのはわかっているのですが、何か他に楽になる方法はありませんか。』とご質問を頂くことがあります。


これまでにお話ししてきた通り、ケアの仕方やシャンプー等で髪のおさまりや柔らかさをある程度、コントロールすることができます。


しかし、気候やクセの度合いによっては残念ながら限界があります。


そのような場合は、髪質改善トリートメントやストレートパーマなどという選択肢を選ばれても良いかもしれません。


いずれにしても、ご自身の髪質や現在の髪の毛の状態を把握し、適切な手段を用いて、上手く付き合っていくことが大切です。

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