固定されたツイート本ノ猪@honnoinosisi555·3月1日久しぶりにnoteを更新しました。 今回は、京都の古本市で手に入れた雑誌『中央佛敎』の中に面白い記事を発見したので、ご紹介します。 1920年の宗教者・学者は、100年後(2020年)の仏教界をどう予想したか。|本ノ猪 #note1920年の宗教者・学者は、100年後(2020年)の仏教界をどう予想したか。|本ノ猪|noteみなさん、こんにちは、本ノ猪(TwitterID:@honnoinosisi555)です。 前回の文章(「「21世紀版『歴史とは何か』(E・H・カー)」なる本が出版されていたので読んでみた」)から、大分時間が空いてしまいました。 数か月ぶりの投稿となります。ぜひご笑覧ください。 ************************************************ 2020年2月1...note.com4179432
本ノ猪@honnoinosisi555·42分「幼くて笑ってしまうような子どもの行動に対して、性別によって周囲の受けとめ方が違うというのは果たして好ましいのかということに、大人は注意したほうがいい気がします」(P26) 太田啓子『これからの男の子たちへ』(大月書店)↓これからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスンこれからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスンamazon.co.jp26このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·1時間「個人としては女性蔑視意識がないつもりでも、性差別構造のある社会で生きている以上、女性が女性というだけで感じている恐怖や不利益、不快感を、男性だというだけで受けずに済んでいる……という状況は現にあるのです。」(太田啓子『これからの男の子たちへ』大月書店、P248)11538このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·1時間「書物は人間が創り出したさまざまな道具類の中でもっとも驚嘆すべきものです」「(多くの道具が身体の延長であるのに対し:注)書物は記憶と想像力が拡大延長されたものだという意味で、性格を異にしています」P11 『語るボルヘス』岩波書店↓語るボルヘス――書物・不死性・時間ほか (岩波文庫)語るボルヘス――書物・不死性・時間ほか (岩波文庫)amazon.co.jp29このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·2時間8月24日は、アルゼンチンの作家J・L・ボルヘスの誕生日。 「古い書物を読むということは、それが書かれた日から現在までに経過したすべての時間を読むようなものです。それゆえ、書物に対する信仰心を失ってはなりません。」(『語るボルヘス 書物・不死性・時間ほか』岩波書店、P29)11340このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·4時間「学生時代っていうのは、よくいうと自分の人生に句読点を打っている。疑問符を差しはさむことができる。だけど悪くいうと、学生ってのは結局アウトサイダーにすぎない」(P82) 寺山修司『ぼくが戦争に行くとき』(中公文庫)↓ぼくが戦争に行くとき-反時代的な即興論文 (中公文庫 て 2-3)ぼくが戦争に行くとき-反時代的な即興論文 (中公文庫 て 2-3)amazon.co.jpこのスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·4時間「私は無人島へ持ってゆく一冊の書物を選ぶとしたら、出版社などにあるツカ見本というのがよいと思う。なにも印刷されていない白紙のツカの見本である」「もはや過去の記録の確認としての「読書」に、わずらわされることもないからである」(寺山修司『ぼくが戦争に行くとき』中公文庫、P105)1220このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·5時間「商品として見た場合、マルジナリアは本の価値を下げるインクの染みのようなもの」「古本のコンディション表示に「書き込みなし」とあるのは、これを気にする人が少なくないからであろう」P78〜79 山本貴光『マルジナリアでつかまえて』↓マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻amazon.co.jp22このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·5時間「例えば、人類を大きく二つに分けてみることができる。本を読む者と読まない者に。読む者をさらに二つに分けられる。本に書き込みをする者と書き込みをしない者に。あらぬ誤解を避けるために申せば、どちらが偉くてどちらが偉くないという話ではない」(山本貴光『マルジナリアでつかまえて』P41)2313このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·6時間「ゐつ立ちつ甲斐なくひと日すごす癖とりのぞきえで年は重ねし」 「静やかに今はなりぬとおもふ時事起るなりわれの生活に」 (『若山牧水歌集』P222) お勧めの関連書籍↓ 『新編 みなかみ紀行』(岩波書店)↓新編 みなかみ紀行 (岩波文庫)Amazonで若山 牧水, 池内 紀の新編 みなかみ紀行 (岩波文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。amazon.co.jp313このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·7時間8月24日は、詩人・若山牧水の誕生日。 「いつしんに事を為さむとおもひ立つそのたまゆらは楽しきものを」 「とかくして朝七時すぎ八時九時過ぎゆくなべに世はひかりなり」 「親しさや日ごとつかれてわが通る貧民窟の夏のたそがれ」 (伊藤一彦編『若山牧水歌集』岩波書店、P161)11025このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·7時間「占領という現実に無感覚になって、ただ「日本人の箱へ!」と電車に押しかける姿が、占領下にある東京の一風景として捉えられている。」(中野重治「おどる男」解説より、P163) 『東京百年物語3 一九四一〜一九六七』(岩波書店)↓東京百年物語3 一九四一~一九六七 (岩波文庫)東京百年物語3 一九四一~一九六七 (岩波文庫)amazon.co.jp27このスレッドを表示
本ノ猪@honnoinosisi555·8時間8月24日は、作家・中野重治の命日。 「電車が来たところで、すし詰めになってどこかまで運ばれるだけだ。そこで足す用事もろくでもないことだ。その用事のつぎの用事もそうだ。家へかえってもそうだろう」(満員電車を題材にした短編「おどる男」より、『東京百年物語3』岩波書店、P165)11533このスレッドを表示
本ノ猪さんがリツイート本ノ猪@honnoinosisi555·8月21日平賀源内の戯作『根南志具佐』(1763年刊行)中に登場するカッパの図(参照:日本近世文学会編『近世文藝』第112号、P13)。 表情とポージングが絶妙である。671148このスレッドを表示
本ノ猪さんがリツイート本ノ猪@honnoinosisi555·8月21日「韓国統計庁によれば、2006〜15年の10年間で、25〜39歳の男性ひとり暮らしの世帯数には大きな変動が見られなかったのに対し、女性は8割も増えた。ひとりで暮らす20代女性の82%は大卒以上の学歴を有し、95・3%が都市部に居住している。」(『韓国社会の現在』中公新書、P79)1913このスレッドを表示
本ノ猪さんがリツイート本ノ猪@honnoinosisi555·8月21日「戦争経験の戦後史をたどるとき、決して忘れてならないのは、「戦後」の過程において戦争経験は、戦争責任と絶えず対をなしてきたことである。ひとが、自らの戦争経験を語るとき、さまざまな射程と対象こそあれ、戦争責任が念頭に置かれていた。」(『増補「戦争経験」の戦後史』岩波書店、P297)13892このスレッドを表示
本ノ猪さんがリツイート本ノ猪@honnoinosisi555·8月23日8月23日は、詩人・三好達治の誕生日。 「二枚の羽を一枚に合して 草の葉に憩う 小さな蝶 君の名は蜆蝶 蜆に似ているから わが庭の踊子 ゆく夏の裾模様」(『三好達治詩集』P46) 関連詩集:『三好達治詩集』(新潮文庫)↓三好達治詩集 (新潮文庫)三好達治詩集 (新潮文庫)amazon.co.jp510このスレッドを表示
本ノ猪さんがリツイート本ノ猪@honnoinosisi555·8月22日「蝉は鳴く 神さまが竜頭をお捲きになっただけ 蝉は忙しいのだ 夏が行ってしまわないうちに ぜんまいがすっかりほどけるように 蝉が鳴いている 私はそれを聞きながら つぎつぎに昔のことを思い出す それもおおかたは悲しいこと ああ これではいけない」『三好達治詩集』P46〜471948このスレッドを表示