沖縄県の玉城デニー知事は23日朝、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」にビデオ会議システムを通じて出演した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が打ち出した観光支援事業「Go To トラベル」は当初は8月開始予定だったが7月22日から前倒しになったため、沖縄県が8月から予定していた軽症者用宿泊療養施設の確保に混乱が生じたと明かした。玉城知事は「相手方のホテルが予約者を別のホテルに振り替えるなどの協力をしてくれて、前倒しで契約にこぎつけた。Go To開始後から感染者が倍々で増えていった状況は想定以上だったが、ギリギリで対応できた」と述べた。
県は8月に入っての感染拡大は県民間の飲食や会合が要因とみているが、発端は7月の県外からの「移入例」だったと分析している。Go To事業を契機に人の往来が激しくなり、県内での感染を広げた可能性もある。
一方、玉城知事は県外からの旅行は受け入れているとした上で「観光は沖縄のリーディング産業なので全部は止められない。旅行者には緊急事態の状況を発するだけでも注意喚起になっていると思う。最低1週間、体調管理して来て頂けると大変ありがたい」などと呼び掛けた。
出演者の橋下徹元大阪市長は「観光客は注意しながら沖縄に行ってあげることも重要だ」と述べた。【琉球新報電子版】
玉城デニー沖縄県知事
新型コロナウイルス感染症
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