
【最新版】インクラインベンチのおすすめ13選!価格と耐荷量のバランスに注目
傾斜をつけて、フラットベンチとはまったく違ったトレーニングを可能にするインクラインベンチ。自宅でのトレーニングの幅を広げてくれる頼もしいアイテムですが、いざ自分に合ったものを選ぼうとするとなかなか難しいですよね。
そこで今回は、初めてインクラインベンチを買う方でも適切なモデルが選べるように、価格・機能・耐荷重などあらゆる面から選び方を解説するとともに、おすすめのインクラインベンチ12選を紹介します。
自宅で本格的なトレーニングをしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
インクラインベンチの魅力

インクラインベンチとは、バックシートや座面に傾斜をつけることで、通常のフラットベンチとは違う負荷をかけることのできるトレーニングベンチのことを指します。
インクラインベンチの魅力は、傾斜を微妙に調整しながらトレーニングすることで、少しずつ違う部位を鍛えられる点です。
トレーニング初心者の場合、傾斜を利用することで腹筋を楽に行えるというメリットもあり、実は初心者向けのベンチでもあります。さらにベンチを反対側から使えば、沈み込む傾斜を利用したデクラインベンチとして使うことも可能。
フラットベンチと比べると高価なものが多いですが、そのぶんトレーニングの幅が広がる便利なトレーニングベンチなんです。
インクラインベンチの選び方
おすすめのインクラインベンチを紹介する前に、まずは目的にあったインクラインベンチの選び方を解説します。
初めてのインクラインベンチなら価格は1~2万円を目安に
初めてのインクラインベンチなら、価格は1万円から2万円を目安に選ぶのがおすすめです。
有名メーカーの上位モデルは3~4万円、業務用になると10万円を超えるモデルもありますが、初心者が家庭でインクラインベンチプレスをするには、2万円までのモデルでも十分耐えられます。
ただし、1万円を切る格安モデルには要注意です。商品ページに記載の情報が正しいとも限りませんので、もしも格安モデルを購入する場合は、口コミ情報などを念入りにチェックすることをおすすめします。
角度調整機能で見るべきポイント
インクラインベンチに最も重要なのが、傾斜角度の調整機能です。次の3つのポイントを押さえておきましょう。
角度調整はワンタッチでできるか
インクラインベンチの使い勝手のよさは、バックシートや座面の角度調節を簡単にできるか否かで決まります。
角度調整の方式には主に3種類あり、それぞれロックピン(ポップピン)方式、ラダー方式、ボルト方式と呼ばれます。
おすすめは、ワンタッチで角度調整がしやすいロックピン方式+ラダー方式です。
ボルト方式は調整の度にボルトを締め直さなければならないので、使うのがおっくうになってしまいます。なかには一見ロックピンだけど実際にはボルト方式、という商品もありますので、レビューなどを参考に購入前によく確認しておきましょう。
バックシートは直角まで立ち上がるかどうか
インクラインベンチを使ってできるトレーニングの中にはさまざまなものがありますが、バックシートが90度近く立ち上がるものなら、シーテッドプレス(座った状態でのベンチプレス)が可能になります。
シーテッドプレスは肩の筋肉を効率よく鍛えるのに欠かせないトレーニングですので、肩を鍛えたいとお考えの方はぜひバックシートの立ち上がり角度をチェックしておいてください。
座面も傾斜が付けられるかどうか
インクラインベンチを使ったトレーニングをしていて困ることのひとつが、座面がフラットなベンチはプレスをしているうちにだんだんずれていってしまうというものです。
よりトレーニングに集中しやすいベンチを選ぶためには、座面に傾斜がつけられるかどうかも重要になります。
ベンチによってはバックシートの角度調整にあわせて自動的に座面角度が変わるものもありますので、ぜひレビューなど参考にしましょう。
折りたたみの簡単さや折りたたみ時のサイズも確認
インクラインベンチを出しっぱなしにしておくのはちょっと……とお悩みの方は、ぜひ折りたたみ機能にも注目してください。
といっても今どきの家庭向けインクラインベンチはほとんどが折りたたみ機能を備えていますので、折りたたみ機能の有無ではなく「楽に折りたためるか」「折りたたんだときのサイズや形状はどんな具合か」をチェックすることが重要です。
商品ページに使用動画が掲載されていることもありますので、あればぜひそちらをチェックしておきましょう。動画がない場合も折りたたんだ状態の画像は基本的に掲載されていますので、そちらを参考にしてください。
フラットベンチからの買い替え時は設置サイズに注意
インクラインベンチは、フラットベンチに比べると少しサイズの大きいモデルが多いと言われています。
そのため、すでにフラットベンチを使っているという方は特に、同じスペースにインクラインベンチがすっぽり収まるかどうか、設置サイズをしっかりチェックすることをお忘れなく。
耐荷重は「体重+ダンベル×2」を目安に
トレーニングベンチを選ぶうえで、耐荷重のチェックは不可欠です。耐荷重は、自分の体重+使う予定のダンベル2つ分の重量を考えて選びましょう。
たとえば体重60kgの人が、ダンベル1つあたり20kgまでの負荷を想定するなら、60+20×2=100kgが必要な耐荷重となります。
同じように80kgの人が、ダンベル1つあたり40kgまでの負荷を想定するなら、80+40×2=160kgが必要な耐荷重です。
不安な方は、200kg超の耐荷重を目安にするといいでしょう。その分予算は上がってしまいますが、安定感が得られるはずです。
シート幅は25cm前後が理想的
インクラインベンチのシートの横幅は、25cm前後が理想的です。それ以上細いと安定感にかけますし、幅が広すぎるとインクラインベンチプレスを行う際に腕が当たるなど支障を来します。
ただし、シート幅を気にした方がよいのは「トレーニングベンチ全般」を探している場合。インクラインベンチ、と商品名などに明記されている場合は、基本的にインクラインベンチプレスでの使用が想定されていますので、あまり気にする必要はありません。
反対に、商品画像などを一見したときに「これは本当にインクラインベンチかな?」と迷う場合は、シート幅なども含めてよーく確認することをおすすめします。
下半身も鍛えるなら拡張アタッチメントを選択肢に
インクラインベンチはさまざまなトレーニングに役立ちますが、下半身のトレーニングには不向きです。
しかしモデルによってはレッグカール用の拡張アタッチメントが用意されていたり、あるいは初めから下半身用のトレーニングが行えるように設計されていたりするモデルもあります。
価格帯はその分高くなりますが、ベンチひとつで下半身まで鍛えたいとお考えの方は、ぜひ拡張アタッチメントなども含めてチェックしてみてください。
徹底比較!おすすめのインクラインベンチ12選
それではここから人気のインクラインベンチを12選紹介します。気になる商品は詳細もチェックしてみてくださいね。
- ALINCO
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3WAY アジャスタブル トレーニングベンチ EX150A
- 税込み11,990円
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上場フィットネスメーカーの安定感あるインクラインベンチ
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フラットベンチやインクラインベンチとして使えるのはもちろん、デクライン+座面の角度調整でシットアップベンチとしても活躍します。
バックシート7段階、座面3段階の調整が可能、レッグパッドにヘッドレストと拡張機能が満載の、人気フィットネスメーカーALINCOの3WAYアジャスタブルトレーニングベンチです。
1万円オーバーのモデルで耐荷重が120kgだと、30kgや40kgを越えるダンベルを扱う上級者には物足りないかもしれません。これからトレーニングを始めたい初心者や女性トレーナーにはぴったりのインクラインベンチではないでしょうか。
- YouTen(ユーテン)
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マルチシットアップベンチ
- 税込み5,580円
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三つ又ハンドルで幅が広がる
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耐荷量は300kg。お手頃ながら300キロまでの耐荷量があるので負荷の高いトレーニングを行いたい人にオススメのインクラインベンチです。
ハンドル部分が十字型になっており足を引っ掛けて傾斜をつけたクランチや下半身を引きあげる形のクランチなどトレーニングの幅が広がります。
耐荷量も300キロあるのに比較的値段は張らず、手軽にトレーニングベンチを購入したい人にオススメです。
肉厚になったクッションや折り畳み可能など細かな仕様も自宅で使うことを想定された嬉しいポイントです。
- FITMATE
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トレーニングベンチ
- 税込み8,980円
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狭いところでも収納可能!
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3段階に調整可能なシートパッドと、7段階に調整可能な背もたれを組み合わせることで、21の運動ポジションにすることができます。レッグホルダーは3ステップに調節できます。
FITMATEのトレーニングベンチは対荷重400kgありとても頑丈でありながら、コンパクトに折り畳んで収納することも可能です。
また、使っていないときは椅子としても使用することができる便利な商品です。
WASAI(ワサイ)トレーニングベンチは、折り畳み式のベンチで収納が簡単なので、あらゆるトレーニングをしたいけど場所を取らないものがいいという人にオススメです。角度はフラットな状態から30°/60°/90°の3段階で調整できます。
ワンタッチで角度調節ができ、届いてから組み立ての必要なく使い始められるのもうれしいポイントです。
Amazonでベストセラーとなっているリーディングエッジのマルチポジションの2020年限定カラー版。インクライン角度は30°/45°/60°/70°で調整ができ、デクラインでは3段階の調整が可能です。
フラット時のたわみを防ぐために三点フレームを採用しているので安定性も抜群。コストパフォーマンスも良いので、予算に限りがある方にもおすすめです。
- SINTEX(シンテックス)
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2ウェイベンチ STM044
- 税込み8,800円
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自宅に置きっぱなしが出来ない人に!
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重量が9キログラムと女性でも運びやすい重さとサイズです。トレーニング時だけ取り出して使いたい人におすすめです。
重量9kgのインクラインベンチです。かなりシンプルなデザインでベンチとしての機能が揃っていれば十分と思う方はこちら。部屋間の移動もしやすい製品です。
フラットにも使えるのでダンベルを用いる運動にもどうぞ。角度の傾斜をつけた腹筋運動はもちろん、長く使いやすい耐久性のあるカバーを使用しています。
- WINNOW
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マルチポジショントレーニングベンチ
- 税込み8,599円
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折りたたみ式なのでスペースが限られている方でも使いやすい!
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フラット&インクラインとして使える商品です。折りたたみ式ですが、簡単に広げることができますのでいつでも手軽に取りだして使うことができますよ。
MOJEERのマルチシットアップベンチは胸や腕のトレーニングもしたい人におすすめの商品。
腹筋以外のトレーニングにも使いやすいインクラインベンチですが、この製品は角度調整がしやすいことと耐久性のあるカバー素材で、ダンベルを用いた上半身中心のトレーニングにも様々に対応できます。折りたたんでしまうこともできるので自宅でジムのような多機能トレーニングベンチを設置できます。
BARWING(バーウィング) 4WAYトレーニングベンチは、ベンチの角度とフットレスト、ハンドルによって複数のトレーニングを行うことができます。極太パイプを起用しているので耐荷量500kgと、安定感と強度には自信のある商品。日本人の体型に合わせた作りになっているのでとても使いやすいです!
- adidas
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トレーニング エッセンシャル ユーティリティベンチ
- 税込み11,509円
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バランスの取れた筋力プログラムのためにワークアウトオプションを拡大
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パッド入りのシートと背部を備えた耐久性のあるスチール製で、 ユーティリティベンチは、理想的なトレーニングプラットフォームに快適さと安定性を提供します。
スポーツブランドの中でも有名なadidasから発売されているトレーニング エッセンシャル ユーティリティベンチは加重、非加重両方のエクササイズに適しています。
また、アップライト、インクライン、フラットバックの3つのポジションも提供しています。
ネーミングがハイセンスなFIGHTING ROAD CO.,LTDのキングofベンチ。シートラックからレッグカールなど数々の付属品が装備されているので、自宅に居ながらジムのような本格的なトレーニングが行えるでしょう。
ただし、シャフトとプレートは別売りとなっているので注意。あくまでもトレーニングに必要な設備が揃っているというものですので留意しておいてくださいね。
- FIELDOOR
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フラットインクラインベンチ
- 税込み49,680円
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全32通りの調節が可能
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座面と背もたれ部分のシートは別に調整が可能ですので自分好みのポジションで運動が可能。フラットから
ダンベルトレーニングにおすすめのインクラインベンチです。背面が8段階、座面が4段階で調節でき、最大90°までおこすことが出来ます。ハンドルがない分コンパクトでどちらかというとダンベルを使った筋トレに使いやすいベンチです。
不安の点は自分で組み立てなければいけないところ。組み立ての工具もついてきて組み立てに掛かる想定時間は20分ほどです。
- ウルトラスポーツ
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トレーニングベンチ【Amazon限定ブランド】
- 税込み11,000円
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耐荷重はなんと500kg!頑丈さが魅力的な商品
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高い安定性と耐久性が自慢の商品なので、バタフライやベンチプレスなどのトレーニングベンチも安心して身を預けられるます。
Amazon限定のトレーニングベンチ・ウルトラスポーツは、低コストでありながらこれだけの耐荷重に対応しているから驚きです。作りが頑丈なので、トレーニングが安定しにくい初心者の方でも安心して使うことができますよ。
折りたたみ式なので、使わない時は収納しておけるのも嬉しいポイントです。インクライン・フラット・デクラインのどの角度でもベンチを使うこともできます。
- Pasyou
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トレーニングベンチ
- 税込み8,999円
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7段階調節で全身トレーニング
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シート部分が7段階で調節ができるので、フラッ トにベンチを使用したり、傾斜を付けてインクラ インベンチとしても使用することができます。
Pasyouのトレーニングベンチは運動に合わせてお好みの角度でトレーニングができ、運動時ダンベルベンチが揺れてバランスが取れない場合は、脚部のキャップを回転し、ダンベルベンチのバランスを調節することができるので様々なニーズを満たすことができます!
まとめ

気になる商品はありましたか?
インクラインベンチを使えば、自宅に居ながら効率的なトレーニングを行えるようになるので、筋力アップを目指している方はぜひ活用していきましょう。それぞれの商品の特徴を見比べながら、自分に合ったインクラインベンチを手にしてくださいね。
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