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沖縄、25人程度の感染を確認 新型コロナ【8月21日午後】

2020年8月21日 14:50

 関係者によると、沖縄県内で21日、新たに25人程度の新型コロナウイルス感染が確認された。

(資料写真)マスク姿のシーサー

 20日には、新型コロナに感染し入院中だった男女2人の死亡が判明。県内の関連死者は計17人で、このうち8月以降の報告が10人を占め相次いでいる。沖縄本島全域で病院や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、若者中心から高齢者や重症化リスクのある人に感染が広がりつつある。20日までに院内クラスターは4カ所で確認され、このうち3カ所で計4人の死亡が発生している。

 直近1週間(13~19日)の人口10万人当たりの新規感染は31・02人で、低下傾向にあるものの8月に入り20日連続で都道府県別の全国最多。2位の東京都の12・83人より2倍以上多い。

 玉城デニー知事は、県内の警戒レベルを最高の第4段階(感染まん延期)に引き上げており、県民に①不要不急の外出自粛の徹底②買い物は原則1人で③会食・会合、午後10時以降の外出は特に控えるーなどを求めている。県独自の緊急事態宣言は29日まで。
 

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