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自殺、退職、退学…広がる“感染者デマ”の実態とは[2020/08/20 18:04]

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https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000191194.html

 「コロナに感染した人が自殺した」などのデマが広がっています。実際にデマをツイートした本人が取材に答えました。

 「陽性だった店員さんは依願退職された」「コロナに感染した生徒が退学」。コロナ禍にネット上で拡散された情報…。これらはすべて「デマ」でした。
 群馬県の保育園。3月に保育士が感染しました。しかし、その後…。ネット上で「保育士だった感染者が退院後に自殺」。そんな噂が広がりました。実際に名指しされた保育園の園長が取材に答えてくれました。
 デマが広がった保育園の園長:「(Q.全くそういうことは?)ないです。帰ってきた時に保護者の方、先生方も『待っていたよ』という形で迎えてくれたので、そういう意味では大丈夫です。今も元気で復帰しましたので、おかげさまで」
 やはりデマ…。「コロナに感染した生徒が退学」という投稿についても学校側は「退学は全く違う。元気に学校に来ている」としています。
 先月、店員1人が陽性になり、依願退職したという情報が広まった群馬県内の百貨店も…。
 百貨店の総務課長:「(Q.感染された方は退職されていない?)していないです。デマに近いかなと思います」
 店員は現在は退院し、自宅療養しているそうです。
 一方、こうしたデマを実際に書き込んだという人物が取材に応じました。
 デマをSNSに書き込んだ人:「(Q.今回、書き込みをしたのはなぜか?)本当だと信じて、不憫(ふびん)だと思ってツイートした。まさかそれがデマだなんてびっくりした」
 ツイートしたことを反省し、削除したそうです。なぜ、こうした書き込みをしてしまうのか社会心理学が専門の関谷准教授は…。
 流言やデマに詳しい東京大学大学院・関谷直也准教授:「感染する不安はもちろんなんですけれども、それ以上に、もしもかかった場合に社会的に抹殺されてしまうんじゃないか、健全な社会ではないということに対する怒り」
 “もし自分が感染したら…”と不安感や恐怖を感じることが、こうした投稿につながるそうです。保育園は現在、万全の体制で運営を続けています。

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