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沖縄、新たに39人の感染を確認 米軍は4人【8月20日昼】

2020年8月20日 12:52

 関係者によると、沖縄県内で20日、新たに39人の新型コロナウイルス感染が確認された。米軍関係は4人だった。

新型コロナウイルス

 県内の直近1週間(12~18日)の人口10万人あたりの新規陽性は30.68人で低下傾向にあるが、依然として19日連続で都道府県別の全国最多。2位の東京都の13.09人より2倍以上多い。

 県内の関連死者は計15人で、このうち8月以降の報告が8人を占め相次いでいる。沖縄本島全域で病院や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、若者中心から高齢者や重症化リスクのある人に感染が広がりつつある。18日までに、院内クラスターは4カ所で確認されている。

 玉城デニー知事は、県内の警戒レベルを最高の第4段階(感染まん延期)に引き上げており、県民に①不要不急の外出自粛の徹底②買い物は原則1人で③会食・会合、午後10時以降の外出は特に控えるーなどを求めている。県独自の緊急事態宣言は29日まで。
 
 7月以降に県内で感染が確認された1617人中、19日正午時点で795人(約49%)が退院するなど入院勧告を解除された。
 病院や宿泊施設、自宅などで療養中の患者は計815人。うち165人が、療養先が決まらず、自宅で待機する「入院調整中」となっている。
 

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