たておつ

こんばんわ部長

>たておつ
ガンダムだ！？

凛　　　　　　　「……………これは」
雀花　　　　　　「マジか」
凛　　　　　　　「…そういう事なのね」
クロ　　　　　　「納得いったわ。　アンジェリカのプロテクトの奇妙さ。
　　　　　　　　　私達が、あっさりと答えに至れた理由」
士郎　　　　　　「それは…？」

アリサＲ　　　　「この世界には、パンドラの箱という情報が存在しない」

凛　　　　　　　「手に持ってるのは…また書庫の本？」
アリサＲ　　　　「話の途中で借りてきたの」
士郎　　　　　　「ああ、取りに行くって言ってたな」

クロ　　　　　　「……本当ね。　パンドラ…神々によって作られた、人間の女性ってのは記述されてる」
ルヴィア　　　　「ですが、箱の方は…パンドラの箱にまつわる記述は、存在しませんわね」
那奈亀　　　　　「別な本には記載されてるんじゃないか？」
アリサＲ　　　　「それはどうかしら？
　　　　　　　　　…士郎さん、パンドラについては？」
士郎　　　　　　「神々に作られた女性…ってのは知ってるぞ？　
　　　　　　　　　でも、パンドラの箱は初めて聞いた」
大河　　　　　　「美遊ちゃんはともかく…世界中を巡ったり、
　　　　　　　　　お父さんの手伝いでいろんな伝説を読んだ士郎君が知らない…」
凛　　　　　　　「………あー…なるほど。　納得がいったわ」
イリヤ　　　　　「うん、私も分かったよ……ないんだね、最初っから」
凛　　　　　　　「ええ。　…この世界には、パンドラの箱の情報が存在しない。
　　　　　　　　　…恐らく、箱を開けていないんだわ。　パンドラは…」

昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 20/08/22(土)01:30:01No.16066612+
>ラスレスならアインハルトさんの衣装がFGOの水着ブリュンヒルデのコスプレになる

バゼット　　　　「…それはいくらなんでも…」
ルヴィア　　　　「ですが物証も見つかりました。　…信じがたいですが」
なのは　　　　　「むしろ、異なる次元世界でここまで地球と似通ってるほうが凄いんだけどね」
イリヤ　　　　　「そう言えば…別な地球のある次元世界って…」
フェイト　　　　「知ってる限り、管理局が確認している内ではないかな」
龍子　　　　　　「って事は、初物か」
大河　　　　　　「いやらしい言い方しない。　
　　　　　　　　　…けど、次元世界を知ってるとむしろ、地球と殆ど変わらないほうが異常なのね」
凛　　　　　　　「改めて、次元世界を知ってるからこそこの程度の差異はむしろ正常。
　　　　　　　　　ここへ来て、同じ世界が広がっていたから安心しちゃったのよ」
美遊　　　　　　「私達の世界は、パンドラ…彼女が持っていた箱が開いていない世界。
　　　　　　　　　この世のすべての厄災が溢れないまま今に至った世界」

那奈亀　　　　　「けどよ。　もしその箱が開いてない世界なら、今回もし開いたらヤバいんじゃねーこれ？
　　　　　　　　　世界を救うどころか、人間も何もかも仕舞になるんじゃ？」
ルヴィア　　　　「そうとも限りませんわ。　パンドラの箱の中身は結構曖昧ですのよ。
　　　　　　　　　中身は希望であったという記述は、比較的有名でしょうか」
雀花　　　　　　「開けたのもパンドラ本人じゃなくて旦那の方とか、
　　　　　　　　　そもそも箱は誤訳で、ペンダントみたいなちっこいツボだっていうのもあるしな」
龍子　　　　　　「コンパクト化は、神話の時代からあったんだな」
イリヤ　　　　　「じゃあ今回の場合、中身は…」
凛　　　　　　　「不明としか言いようがないわね。　でも漏れ出した泥　似てるでしょ？
イリヤ　　　　　「聖杯の泥…」
那奈亀　　　　　「じゃあ中には、聖杯があるってのか？」
雀花　　　　　　「並行世界のサイコロの振り方次第じゃ、あり得ないと言い切れない」
なのは　　　　　「情報が揃ってないから、いくらでも想像できちゃうけどね」

アンジェリカ　　「……」
龍子　　　　　　「だんまり…って事は…」
雀花　　　　　　「今のところ機密に触れてるって事だな」
クロ　　　　　　「なら、パンドラの箱に関して気になるのは…
　　　　　　　　
　　　　　　　　・古代、パンドラの箱は何故開けられなかったのか？
　　　　　　　　・開けるとどうなる？
　　　　　　　　・止めるべきか？　開けるべきか？

　　　　　　　　　こんなところかしら？」
ルヴィア　　　　「そうですわね」

　　「はぁ！」
ナカジマジムの選手ジム内でフーカの声が響く
中央にある練習用のリングには現在フーカが必死の形相でスパーリング中だった
しかしその相手が中々に厄介である
　00「いいぞ、拳の突き出しが中々早くなった
　　　今はまだ単調だがそれは後から変えられる、今はとにかく攻め手の数だ」
選手達のまとめ役、みんなの頼れるお兄さんアツェレイだった
アツェレイはフーカの攻撃をひたすらいなしており一度も直撃を受けていない
更にアツェレイの方からは一切の攻撃や反撃をしていなかた
それはそういう約束のもとで行われているスパーリングだからだ
　　「ぜぇ！はぁ！ぜぇ！はぁ！」
大きく息が上がっているフーカと呼吸が乱れていないアツェレイ
リングの外で見ていたヴィヴィオ達もこれには言葉が出ない

エリオとフーカと断空拳＜フーカの力量＞

このスパーリングも制限時間を設けてある
そしてその終了までの時間が少しずつ近づいてきていた
　　「フーカ、アツェレイさんにあれを出してみなさい」
　　「押忍！！！」
リング外で見ていたアインハルトが一言指示を飛ばす
するとフーカは強く踏み込んでアツェレイとの距離を詰めた
　00「こいつは…」
　　「覇王！（ｸﾞｯ!）断空拳！！！（ｺﾞｯ!....）」
フーカの右腕がアツェレイに向けて繰り出される…が
　　『にゃあ！（....ｶｰﾝ!）』
そしてティオが一鳴きすると同時にゴングが鳴る
リング上にはフーカの拳を手の平で受け止めるアツェレイの姿があった
　00「速度、タイミング、威力、腰の捻り
　　　どれもまだまだ未熟だが紛れもなく『断空拳』だな」
手で受け止めた断空拳を冷静に分析しそう告げる

　00「中々サマにはなってきているな、だが基礎の鍛錬は怠るなよ」
　　「押忍！」
　　「フーカ、お疲れ様でした」
　　「ハルさん…如何でしたでしょうか？」
　　「アツェレイさんの言う通り、諸々が未熟ではありますが
　　　それでも確実に上達はしています」
師匠としてフーカの成長を喜ばしく思うと同時に
弟子が調子に乗ってしまわない様気を付けている
こういう所は実にアインハルトらしいと言えた
　　「しかしレイさんは凄いですね」
　　「えぇ、チャンピオンに君臨している実力は伊達ではありません」
　　「でも不思議です
　　　レイさんの実力ならいくらでも弟子を取ってもいいと思いますが」
フーカが何気なく言った一言にアツェレイは一瞬だけ動きを止めた
それは忘れてはならない事、そして自分に戒める事

　00「俺は教えるのは向いてねぇんだよ」
この場にいた全員が心の中でそれを否定したのだった
それはフーカも含めてだ
　00「それはそうとアインハルト」
　　「はい」
　00「フーカはいつ頃選手としてデビューさせる予定だ？」
　　「今の所はまだ訓練を続けようかと
　　　デビューは冬にあるウインターカップ辺りでしょうか」
ウインターカップ
U15のみのレギュレーションで行われる格闘主体の大会だ
インターミドルの様なデバイスの使用や攻撃系の魔法は禁止されている
殆ど自身の肉体のみで戦う格闘大会
それでフーカをデビューさせようとアインハルトは考えていた
　00「恐らくウインターカップにもリンネ・ベルリネッタは出場する」
その名を聞いて今度はフーカが動きを止めた

　00「フーカ、お前にとっては忘れる事が出来ない相手だ
　　　そしてウインターカップに勝ち続けていけば対戦する事が出来る
　　　とは言っても初心者のデビュー戦で勝ち続けられる程甘くはない」
　　「お、押忍…」
　00「それでも公式の場でリンネ・ベルリネッタとやりあえるかもしれない
　　　そんな機会が与えられる場なんだ、心してかかれよ」
　　「押忍！」
これでフーカにも一つの目標が出来た
それは幼馴染であり今では仲違いしてしまったリンネへの挑戦
気合が入らないはずがない
フーカの目にはしっかりと決意の炎が灯った様である
　　「あー！お兄ちゃーん！」
ふと真面目な空気を壊すヴィヴィオの声に皆が注目してしまう
ヴィヴィオは入り口から入ってくる人物にいち早く気付いて駆け寄ったのだ
　00「エリオ？どうしたんだ今日は」

ナカジマジムを訪れたのはエリオだった
ヴィヴィオに抱き着かれながらもエリオはアツェレイの方にやってくると
　　「みんなに差し入れを持ってきたんだ
　　　ジュースやアイスがあるから皆で食べてよ」
働いているアツェレイや頑張って練習している妹達の為に差し入れを用意している
実にエリオらしい気づかいではあるがただ1人、フーカだけが面食らっていた
　　「レ、レイさん…双子のご兄弟がいらっしゃったんですか？」
　00「いや、違うぞフーカ…こいつは俺と同じ局員やってるエリオだ
　　　顔が同じなのはまぁやんごとなき事情によるものだ」
髪や瞳の色を除けば全てが同じ姿をしているエリオとアツェレイ
フーカが驚くのは当然だった
むしろ初めてエリオとアツェレイを見た者は同じ反応をするから慣れたものである
　　「君がフーカだね、初めまして…僕はエリオ・モンディアル
　　　君の事はアツェレイやヴィヴィオから聞いているよ、よろしく」
　　「よ、よろしくお願いします！」

　00「ちなみに時たまここに遊びに来る姪っこ達5人の父親だ」
　　「え！？という事はノーヴェ会長の旦那さん…
　　　でもノーヴェ会長は以前『他の子の母親は自分の姉妹達だ』って…」
　00「それもやんごとなき事情によるものだ」
　　「は…はぁ…そうなんですか」
フーカはこの時『複雑な家庭環境があるんだなぁ』としか思わなかった
これ以上追及すると『エリオの年齢で複数の子供がいる』等気にする所が増えるからだ
　00「エリオこの後はどうするんだ？」
　　「ノーヴェに挨拶をしてから寮に戻るよ」
　00「ならちょっとばかし運動に付き合え
　　　俺とスパーだ、それくらいはいいだろ？」
突然の申し出に驚きながらもエリオは
　　「しょうがない、1戦だけだよ」

NEXT：『男の戦い』

>フーカはこの時『複雑な家庭環境があるんだなぁ』としか思わなかった
まぁエリオ本人の過去とかいろいろとね…

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束して嫁全員の前に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はスバティアっぱい

ぞろ目ならエリオ、娘から必殺の一言を言われて沈む

ラスレスならクアットロの衣装が裸エプロンになる