人が亡くなった後に琴が鳴らなくなって初めて奏者の死を実感するという意味がありますが
もしも先に琴を失くしたら人は生きられないという意味かもしれませんね
人が生きているから琴が鳴るのか琴が鳴るから人は生きるのか
とし秋さんは何をしてる時に生きていますか

今日ご紹介する花は「ロークアット」です

八橋ちゃんのスペカで知ったぞ俺

（この人は人類じゃなくて奏者じゃないかな…）

前回
http://web.archive.org/web/20200714225807/http://dec.2chan.net/55/res/13273750.htm

>八橋ちゃんのスペカで知ったぞ俺
八橋ちゃんのスペカのネーミングセンスいいよね

「ロークアット」わかりやすく言うと「枇杷（ビワ）」
ビワはバラ科に属する常緑樹です
日本では四国から九州などの温かい地域に分布していますね
とし秋さんはビワをお好きでしょうか

食べる方で済まないが大好きです

ビワは梅雨頃に果実を実らせます
種が大きくて食べる部分は少ないです
だからといってとし秋さんは種を食べてはいけませんよ
ビワの種や熟してない果実には毒があり人間が食べると死んでしまうこともあります

ビワの歴史は古く奈良時代に仏教とともに伝わってきました
ですが食用として育てられたのは江戸時代以降の話なんです
それまでビワは食べられる部分が全くありませんでした
現在の美味しいビワが食べられるのは長い歴史で積み上げられてきたものなんですよ

食べ終わった後に適当に種を庭に植えたら
そこそこ立派に育ったのは驚いたな

琵琶は枇杷に似てるから琵琶ってきいてたから琵琶って丸みを帯びた形なんだと思ってたんだけど実際は薄っぺらくておどろいた

この前枇杷好きのとしあきがその美味しさを力説してたな
それ以来ちょっと食べたくなった時

そんなビワの花が咲くのは晩秋から冬にかけてです
枝の先に五枚の花びらが密集して開きます

葯（やく）には毛が生えていて花粉を守っています
ビワの花は小さくて目立つようではありません
しかし芳しい香りがわたしたちを楽しませてくれます

枇杷（ビワ）の名前は果実が楽器の琵琶（びわ）に似ていることが由来とされています
しかし似ているのは枇杷の葉だという説もあります
とし秋さんはどちらだと思いますか

ビワとイチジクを一緒に庭に植えてはいけないみたいな話を聞いた覚えが

>No.13434794
琵琶は胴が平らだけど西の方に伝わったドタールサズウードリュートあたりの楽器が全部裏側が枇杷の実みたいに膨らんでるのよね
やっぱり実じゃないかと思うな

「桃栗三年、柿八年」という名セリフがありますね
そこに「枇杷は早くて十三年」と付け加えられることもあります
こう言われるように実るまで気が長いのがビワの果実です
奏でた音であったり紡いだ言葉であったり何だって構いません
とし秋さんが蒔いた種はとし秋さんの知らないところで必ず実ってるはずですよ

いかがでしたか
ビワに流れてきた時間をとし秋さんは感じていただけましたか
とし秋さんの生きてきた時間もいつかは誰かに伝わるかもしれませんね

それではまた　ごきげんおゆ

誤字が露骨ゥ！

>とし秋さんの生きてきた時間もいつかは誰かに伝わるかもしれませんね
衒いもなくこんな事言えてずるい

おや今回は弾幕無しか…ちょっと寂しい