8月22日 18時10分

小松市の病院で患者・職員１０人が感染

小松市の総合病院、やわたメディカルセンターは２２日、入院患者と職員、あわせて１０人が新型コロナウィルスに感染したと発表しました。病院内で、感染者の集団＝クラスターが発生した可能性があり、県では対策班を派遣して、調査を進めています。やわたメディカルセンターによると、今月２０日と２１日、理学療法士と看護師が相次いで発熱したため、病院内でＰＣＲ検査をしたところ、２人の陽性が確認されました。このため病院では、入院患者や職員を対象にＰＣＲ検査を実施したところ、これまでに患者４人、看護師４人、理学療法士２人のあわせて１０人の感染が判明したということです。病院では、感染者が確認された３階のリハビリテーション病棟の患者や職員、およそ７０人にＰＣＲ検査を実施していて、検査結果を待っているとしています。やわたメディカルセンターでは、安全な診療体制が確保されるまで、外来診療や救急患者の受け入れを、当面の間、休止することにしています。石川県は感染者の集団＝クラスターが発生したとみて、県独自のクラスター対策班を派遣しており、感染区域を分けるゾーニングなどを指導しています。