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2020,03,19, Thursday 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例について…


昨日の香川県議会本会議において「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」を賛成多数で可決しました。
私が生まれた昭和24年、日本全国で約270万人出生しましたが、昨年、日本で生まれた赤ちゃんは約86万4.000人でした。1/3に激減です。未来を担う人を育てる為に、幼児教育、義務教育を含め教育は全ての基礎基本となります。
インターネットを含めITが進化する中、世界保健機関において「ゲーム障害」が正式に疾病と認定されたように、今や「ゲーム障害」は国内外で大きな社会問題となっています。アメリカのIT関係の著名な経営者は自分の子供には14歳になる迄スマートフォンを持たせず、家族の対話などを重視しています。今回の条例制定は、香川県の子供たちをはじめ、県民をネット・ゲーム依存症から守るための対策を総合的に推進する為に条例を制定するものです。
私は条例に中でも第18条、「子どものスマートフォン等の家庭におけるルールづくり」 1、保護者は、子どもにスマートフォン等を使用させるに当たっては、子どもの年齢、各家庭の実情等を考慮の上、その使用に伴う危険性及び過度の使用による弊害等について、子どもと話合い、使用に関するルールづくり及びその見直しを行うものとする。2、保護者は、前項の場合においては、子どもが睡眠時間を確保し、規則正しい生活習慣を身に付けられるよう、子どものネット・ゲーム依存症につながるようなコンピューターゲームの利用に当たっては、一日当たりの利用時間が60分まで(学校等の休業日にあたっては、90分まで)の時間上限とすること及びスマートフォン等の使用(家族との連絡及び学習に必要な検索等を除く。)に当たっては、義務教育終了前の子どもについては午後9時までに、それ以外の子どもについては午後10時までに使用をやめることを目安とするとともに、前項のルールを遵守させるよう努めなければならない。
以上が大切であると考えています。『早寝・早起き・朝ごはん』の習慣作りと共に、理系人材の育成がこれからの大きな課題となる中、ゲーム以外のITの学びは積極的に推進すべきと考えています。