8月20日
ロケットカンパニーズ(RKT)は全米最大の住宅ローンの会社です。
ロケットみたいに早くローンが組めるという意味で
宇宙ロケットとは全く関係ありません。
消費者に認知度がとても高いブランドです。
ロケットカンパニーズ(RKT)は、
8月5日くらいにIPOした企業で
一億株を18ドルで売り出すという今年最大級のIPOでした。
初日に公募価割れしたが現在21ドルで取引されており
まだ全然株価が上がっていない。
幹事構成は、
ゴールドマンサックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、クレディスイス、
バンク・オブ・アメリカ、UBS、など
ウォール街のほとんど全ての証券会社が参加するという
とても注目度の高いIPOでした。
住宅ローン市場はとても巨大なマーケットだが
細分化されたマーケットで、ガリバー企業はいない状態。
市場サイズは10兆ドル市場。
ロケットカンパニーズ(RKT)は
No.1のマーケットシェアを持つがそれでも6.7%しかない。
言い換えるとアップサイドが相当あるということ。
住宅ローンは業者によってレートが違うのがポイントで
消費者が自分でウェブ上で探すために認知度がとても重要。
ロケットカンパニーズは認知度が最も高く
マーケティング戦略がうまくいっている企業。
今年、ホームデポやロウズといった
ホームセンターの売り上げがものすごく良かった。
これが意味するところは、
今アメリカの人たちは、自分の家をリフォームして家を売ろうとしている。
新型コロナの影響で家賃が高い地域から抜け出そうとしている人が増えている。
リモートワークが広まったため、住宅価格が安い地域や
税金の少ない地域(フロリダは州の所得税がない)へ引っ越しする人が増えている。
アメリカでは、今リロケーションブーム、住宅投資ブームが起きているのです。
ロケットカンパニーズは決算のプレリリースを出した。
本来は9月にスケジュールされている第2四半期の決算発表を
株価のテコ入れのために8月14日に繰り上げリリースしている。
内容、
第二四半期のローンオリジネーション(最初にお金を貸す事)
723億ドル 前年同期比126%
売上高
50億ドル 前年比437%
純利益 36億ドル
業績がめちゃくちゃ良い。
なぜ、
業績が良いのに株価が対して上がっていないかというと、
IPO後のクーリングオフピリオドが開けていないため
証券会社による推奨は出せない状態にある。
クーリングオフピリオドとは、
IPO後20営業日は幹事会社は推奨してはいけないというルールがあり、
今回のロケットカンパニーズの繰り上げ決算リリースに関して
証券会社は何も言えないし、コンセンサス予想も出すことができない状況。
決算の中身が非常に良いのに
個人投資家が気付いていないという
非常に稀な状況にある。
さらに、
①公募価格が割れていないため
戻り待ちの売りがいない状態。
②株価自体はIPO時と対して変わらず
もう少しで新値も更新する状態。
③数日後には、クーリングオフピリオドが終わり、
証券会社が一斉に推奨することができるようになる。
足元の業績の数字が前年比423%と驚愕の数字のため
おそらく買い推奨になるだろう。
私は、
この状況は非常にチャンスと考えており
明日にでも保有株整理してガッツリ乗っかろうと思っています。
クーリングオフピリオドが開けるのはおそらく来週。
相場は100%大丈夫ということはないと思うが
勝率は高いはず。
購入したらまたブログにアップしようと思ってます。
それでは皆様GOOD LUCK !
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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