発端

あおりんごスレとの関係

4月18日更新
ジュラシックスレ全sozai全部入れ https://drive.google.com/open?id=162z_nij_I8pPO4eKxxJDTj3GzH_slDpD
追加素材sozai:sz27236zip
password:jura
ログ
https://drive.google.com/open?id=1BWXqPD0p38Lrbv2tJMBvfg3025S-JBuk

ジュラスレwiki
https://seesaawiki.jp/jurassic/d/

まめトプ1番乗り！

「今日は5周年とハニワの日プスな。」

おさらいおしまい！

あと1秒立てるのが早かったら8時28分28秒でハニハニしてたな…

もう5年になるのか早いもんだ

>まめトプ1番乗り！
なんだその顔

５周年おめでとう

5周年おめでとうキュイー

5周年おめでとうプスー

おめでとう
もう5年も経つのか…

おめでとうございます

>No.13425140
まゆマジロもすっかり準レギュラーになったね...

5年も時間があれば可愛いまめトプも成長して大人トプスに…いやなんでもない

>まゆマジロもすっかり準レギュラーになったね...
4～5年目を象徴する新時代の幕開けだな

トプスももう5歳児か…

はに！(5周年おめでとうはに！)

>5年も時間があれば可愛いまめトプも成長して大人トプスに…いやなんでもない

「5年…長い年月プスな。1日に少なくとも10枚ピザを食べたと仮定して5年で1万8千枚プス。トプの勝ち！！！！！」

轟々と音を立てて炎が上がる。目にう映る全ては赤く染まり、息をするだけで肺が焼ける。それはまさに地獄のような光景だった。

月の都第3自然公園。もともと乾燥した気候の土地にあるため山火事などは頻繁に起こる場所であり、そこに住む動植物もそうした災害に適応して進化してきた。しかし今回起きた火災はあまりに規模を逸していた。数か月続く干ばつはあらゆる水を干上がらせ、乾燥した空気は何もかもを火種にした。上昇した気温による自然発火から起きた火災は3か月たってなお鎮火の目途が立っていなかった。

火の手が回った森の中にうずくまるようにして身を寄せる影があった。ラプトル清蘭とまゆマジロだ。二匹はもともとつがいでもなんでもない。火災から逃げ惑う内にたまたま出会っただけの行きずりのコンビだ。それでもまゆマジロはこのパートナーを何とかして守ろうと思っていた。どうしてそう思うのかは自分で説明できない。あるいは本能的な習性なのかもしれない。とにかく守らねばならないと思っていた。
今度こそ。今度こそ？

頭に浮かぶ違和感を振り払う。周囲は既に火に包まれ、熱気が肌を焦がす。まゆマジロは岩場の陰に掘ったくぼみに身を伏せ、必死に熱さに耐えていた。熱い、暑い、辛い、苦しい。いつまで続くかもしれない苦痛は徐々に精神を蝕んでいく。それでも心折れずにいられたのは一人ではなかったからだ。

「はに……」

隣のラプトル清蘭に声をかける。何でもいい、返事が欲しかった。一緒に生きるという実感が欲しかった。しかしラプトル清蘭は何一つ反応を返すことはなかった。そこにあるのは既にこと切れた一つの死体だった。

まゆマジロは現実を受け切れず狼狽した。そんなはずはない。さっきまで生きていたんだ。一体いつ？　思い出されたのは数分前、ラプトル清蘭が弱弱しく自分のしっぽを差し出したことだった。あのときラプトル清蘭はまだ生きていた。まゆマジロは自分に尻尾を分け与える程余裕があるのだと安心していた。しかしそうではなかった。あの時すでにラプトル清蘭は自分がもう長くないことを悟っていたのだ。そしてまゆマジロに自分のしっぽを残した。それらを理解した時、まゆマジロは絶望した。涙はすぐに蒸発しこぼれることすらなかった。喉は枯れ、叫び声をあげることもできない。ただひゅうひゅうと呼吸を荒げ、震えながら死体を見つめることしかできなかった。

守れなかった。今度こそ守ると決めたのに。今度こそ？　その前は……。

暗い記憶が鎌首をもたげる、その前に不意に炎を遮る影が落ちた。見上げるとそこには一頭の鈴瑚トプスがいた。その身はあちこちに火傷を負い、どこかで怪我をしたのか片足を引きずっている。鈴瑚トプスはまゆマジロと横たわるラプトル清蘭を見比べ、ラプトル清蘭に顔を寄せた。まゆマジロの心に再び希望が宿った。鈴瑚トプスはラプトル清蘭のパートナーだ。本能的にラプトル清蘭を守る戦士。きっとこのラプトル清蘭を助けてくれるに違いないと。

「キュウウウゥ……」

けれど鈴瑚トプスは匂いを嗅いだ後、悲しそうに鳴いた。それはパートナーを失った鈴瑚トプスが出す特有の鳴き声だ。そして今度はまゆマジロに向き直った。近づいてくる巨体にまゆマジロは困惑した。何故ラプトル清蘭を助けてくれないのだろう。もしかして自分が襲ったと勘違いしてるのでは。何かを伝えようとするもかすれ声ではそれもままならない

そうこうしているうちに眼前に立った鈴瑚トプスはまゆマジロを前足でくぼみの中央に押しやるとその上に覆いかぶさった。まゆマジロはますます混乱した。これはきっと自分を守ろうとしているのだということはわかる。でもどうして自分なのだ。守るべきはラプトル清蘭だ。だって鈴瑚トプスはラプトル清蘭を守るものだし、自分だってラプトル清蘭を守ろうとしていたのだから。鈴瑚トプスの間違いを正そうとまゆマジロは頭で鈴瑚トプスの腹を押した。無論、鈴瑚トプスの巨体はその程度ではびくともしない。

腹に伝わる衝撃を感じながら鈴瑚トプスは天を仰いだ。真っ赤に燃える火は空すらも焦がす。せめて最後に青色が見たかった。鈴瑚トプスはキュウと鳴いて静かに目を閉じた。

焼け跡に残る鈴瑚トプスの焼死体の下からまゆマジロが保護されたのはそれから2週間後のことだった。衰弱は激しいもののまゆマジロに大きな火傷や外傷はなかった。鈴瑚トプスの分厚い脂肪が火と熱を防ぎ、栄養価の高いラプトル清蘭の尻尾をしゃぶることでどうにか命を繋ぐことができたのだ。だが生き残ったまゆマジロの目に生気はなく、ただ虚ろに中空を眺めているだけだった。自分一人だけが生き残った。守ろうとした相手も守れずに。湧き上がる罪悪感と無力感はまゆマジロからあらゆる気力を奪って行った。普段ならジュラシックカウンセリングなどを付けてメンタルケアをするところであったが、今はどこもそれどころではなかった。まだ燃え広がる大火災から生死の狭間にある重傷ジュラシックが次々と運び込まれてくるのだ。少なくとも身体的に軽傷なまゆマジロは後回しにされるしかなかった。

保護されてから数日後、まゆマジロのケージに別のジュラシックが入れられた。まゆマジロを保護している施設は既に許容量いっぱいまでジュラシックを受け入れており、いよいよ逼迫した事態から軽傷ジュラシックは一つの檻にまとめられるようになっていた。まゆマジロ自体は他ジュラシックを襲うこともないと判断され、一匹の鈴瑚トプスの子供が同じケージの中に入れられることになった。

ケージに入れられた鈴瑚トプスはまだ幼く、いわゆるまめトプスほどの大きさだった。自身とそれほど変わらぬ小さな同居人をまゆマジロはぼんやりと眺めた。鈴瑚トプスの目が見えていないことはすぐに分かった。炎でやられたのか、顔にあるやけど跡は鈴瑚トプスの両の目を潰していた。鈴瑚トプスの子供はフイフイと不安げに鳴きながらケージの中を歩き回る。親を探しているのだろう。しかしこうして子供だけケージに入れられるということはとうにその親もなくなっているのだと予想がついた。

やがてまゆマジロの存在に気付いた鈴瑚トプスは最初パニックになって逃げだした。当然目が見えないのですぐにケージにぶつかり、またフイフイと悲しげに鳴く。その様をまゆマジロは何の感情もなく見つめてた。

次第に檻の中にいる存在が自分に危害を加えないものだとわかったのか、鈴瑚トプスはおっかなびっくり近づいてきて、まゆマジロのそばに座った。匂いを嗅いで頭を付ける。寂しさからか身を寄せて小さく震えながらまたフイフイと鳴いた。

まゆマジロは火事の時の自分を思い出した。ここにいるのはかつての自分だ。なんの力もなく、寄る辺もなくただ寄り添って震えることしかできない自分。思い出すだけで胸を突き刺すような痛みが走る。身をよじることもせず、ただ痛むままに受け入れた。その痛みはみっともなく生き延びた自分への罰だと思った。こうして苛まれることが自分に課せられた報いなのだと。

気付けば鈴瑚トプスの子供はすうすうと寝息を立てていた。ふと思ったのはこの子がかつての自分なら、今の自分は何なのだろうということだった。隣で死んだラプトル清蘭か、鈴瑚トプスか。そういえば、どうしてあの二匹は自分を助けたのだろう。仲間でもなんでもない、たまたま出会っただけの相手に尻尾を残し、その身を盾に炎から守ってくれたのはなぜだろう。考えても考えてもその答えはわからなかった。

ただ一つ、たった一つだけわかったことは、あの二匹はとても誇らしく格好良かったということだった。もしかしたら二匹は残酷な大自然に対して精いっぱいの矜持を見せたのではないだろうか。抗うことのできない運命に対してできる限りの意地を張ったのではないだろうか。だとしたらそれはどれほど尊い生き様だったのだろう。

そして同時に理解した。自分が守るべきものが何なのかを。それは二匹が守りぬいたこの身だ。そしてあの二匹が貫き通した覚悟だ。あの二匹の意志を継ぐことこそが二匹の誇りを守ることに他ならない。そう思うと腹の底からぐんぐんと力が湧いてきた。

「はに！」
「フイっ！？」

声を上げ立ち上がると鈴瑚トプスは驚いて転がり起きた。そのままケージのすみに逃げ退り、また震えて身をこわばらせる。まゆマジロは静かに近づき、声をかけた。

「はに」
「フ…フイ？」
「はにはに」
「フイ……フニ？」
「はに！」

二匹は寄り添って眠った。隣に息づく鼓動はどんな毛布よりも優しく暖かかった。
今度こそ守ってみせる。今度こそ？　今度こそ！

雨期の到来によりあれほど猛威を振るった山火事も次第に勢いを無くしていった。最終的に鎮火したのは火災発生から実に6か月後。月の都第3自然公園の8割を焼き尽くした炎は発生した時と同じように自然の力によって消し止められた。失われた命は数え切れず、復興はまだ遠い。それでも焼け跡の中から、耐熱性の種子を持つ植物がわずかに緑を芽吹かせ始めていた。

「フニフニ」
「はに！」

変わった鳴き方をする盲目の鈴瑚トプスと、それに寄り添うように生きるまゆマジロが観察されるようになるのはまだ先の話である。

こんなところで泣かせるなよ…

突然のトプス暴食勝利宣言からのしんみりしたssで満たされる…

「はにー！」

まゆマジロは激怒した。五周年を祝うスレの席で、まゆマジロもすっかり馴染んできたねなんて言われていたら突如バッドジュラシックに巻き込まれたのだ。
これは抗議の声をあげなばならぬとトプスとラプトルの元へ駆け寄った。

「ふい～？　あー、はいはい。バッジュラプスか。まあ通過儀礼みたいなもんプスよ。これでまゆマジロも晴れてジュラシックの仲間入りプスなぁ」
「キュイー」
「んー？　いやでもこれ言うほどバッドじゃないプスな。全滅とかしてないプスし、いい感じに終わってるからグッドじゃないプス？　まあ精々サッドジュラシックってとこプスな」
「キュイキュイ」

まゆマジロは腑に落ちなかったが死んでる当人たちがこれでは拳を下ろさざるを得ない。何よりラプトルがずっと「バッドの方がギャラはいい」とか「出られるメンバーが限られてるから稼ぎどころ」とか妙にリアルな話しかしないのでちょっと引いたのだった。

昨今のオーストラリア森林火災を思い出すねえ

>昨今のオーストラリア森林火災を思い出すねえ
元ネタだかんね
書こう書こうと思ってるうちにこんな時期になっちゃったけど

スレ画で久し振りに元絵のラプトプ見たな…

>>昨今のオーストラリア森林火災を思い出すねえ
>元ネタだかんね
次は重油まみれの海洋ジュラシックかな

ヨツアシモトエトプスは絶滅危惧種

鈴瑚トプスとトプスの違いが如実に表れているな

ゲーム作ってたけどちょっとどころではなく全然間に合わなかったよ…
せめて8月中に出せるように頑張ります…5周年おめでとうジュラシック

スレ立てのバトンをつないでいるとしあきありがとうね…
グッドもバッドもあるけれど絶滅せず共存５年目おめでとう！

基本的に21:00過ぎても無かったら立ててるよ
他に立てたいとしあきが居たらじゃんじゃん立てちゃっていいのよ
…というか今でも時々別のとしあきが立ててるしトプスの生き方みたいに遠慮はいらないよー

森林火災は怖い…自然に棲む限りどうしやうも無いのかもしれんが

スレ画のハーモニカラプトルが可愛いから腹太鼓トプスとセッションしてほしい

>次は重油まみれの海洋ジュラシックかな
昔にあったと思う

工業用味覇のやつかな

ハーモニカラプトル可愛いんだけど吹く方を外にしてるのだけが気になるな…
誰か裏面のsozai作ってくれないかな…

>ハーモニカラプトル可愛いんだけど吹く方を外にしてるのだけが気になるな…
やったことない人間からするとアレ表裏あったんだ…ってなった

逆の状態でも吹ける特殊な楽器なのかもしれない

ヤマハが表は単音で裏はコードになってるハーモニカを出してた気がする

色々調べてたらサイレンサーつきのハーモニカなんて出てたんだな…やってみようかな…

でも一生懸命フスフス吹きながら何で音が出ないのか不思議がってるラプトルはいいと思う

反対向きだけどなぜか音が出てるってのもジュラシックな風情がある

逆なら吸ったら音出る？

>逆なら吸ったら音出る？
普通の向きなら吹いても吸っても音が出る(というか違う音が出るのが多い)
逆向きに吹いても吸っても音は出ないしそもそも穴が全部繋がってるのでうまく吹き吸いできない