品種によって固さが違う!固い桃の特徴とおすすめの食べ方
桃のやわらかくてとろける食感が好きという声が多いなか、じつは固い桃が好きという声も多いんですよ。りんごのようなシャキシャキした食感は、一般的な桃とはひと味違うおいしさです。この記事では、固い桃の特徴や代表的な品種、おすすめの食べ方をご紹介。まだ食べたことがない方もぜひお試しを!
2020年8月12日 更新
なつっこ
「川中島白桃」と「あかつき」を掛け合わせた品種で、2000年に品種登録された比較的新しい桃です。味が良いと評判の品種を掛け合わせているため、さっぱりとした中に強い甘みがあるのが特徴。酸味が少なく、食べやすい点も人気です。
スーパーなどに出回るのは8月上旬から下旬ごろで、主に山梨県や長野県を中心に栽培されています。
スーパーなどに出回るのは8月上旬から下旬ごろで、主に山梨県や長野県を中心に栽培されています。
暁星(ぎょうせい)
「あかつき」の枝の一部が突然変異したことで生まれた「暁星(ぎょうせい)」。福島県で育成され、1986年に品種登録されました。固い桃としては早めの7月下旬ごろから出回ります。
あかつきの特徴である糖度の高さを受け継いでいて、味が良いことでも知られています。晩生種のなかでは小ぶりで、1玉240gほどの大きさです。
あかつきの特徴である糖度の高さを受け継いでいて、味が良いことでも知られています。晩生種のなかでは小ぶりで、1玉240gほどの大きさです。
黄金桃(おうごんとう)
「川中島白桃」から偶然発見された「黄金桃」。皮と実、どちらもキレイな黄色で、味わいだけでなく見た目の美しさも人気があります。長野県や山梨県、福島県で多く栽培されていて、8月中旬から9月中旬ごろに出回ります。
固くしっかりした食感ですが、ほどよいジューシーさもあり、香りが良いのも黄金桃の特徴。甘みも強いので濃厚な味わいを楽しめる品種です。
固くしっかりした食感ですが、ほどよいジューシーさもあり、香りが良いのも黄金桃の特徴。甘みも強いので濃厚な味わいを楽しめる品種です。
固い桃のおいしい食べ方
固い桃は、枝についたまま完熟させているので、もぎたてを食べるのがおすすめ。日にちが経つと味が落ちてしまうため、買ったらできるだけ早く食べましょう。食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れると、甘みが引き立ってよりおいしくなります。
切るときは、皮つきのままで8等分の切れ込みを入れて、ひと切れごとにひねると外しやすいですよ。もぎたての桃は、よく洗って皮ごと食べるのもおすすめ。
生で食べるのはもちろん、コンポートやジャムにしてもおいしくいただけます。たくさん手に入ったときは、加工して保存しておくと長く楽しめますね。
切るときは、皮つきのままで8等分の切れ込みを入れて、ひと切れごとにひねると外しやすいですよ。もぎたての桃は、よく洗って皮ごと食べるのもおすすめ。
生で食べるのはもちろん、コンポートやジャムにしてもおいしくいただけます。たくさん手に入ったときは、加工して保存しておくと長く楽しめますね。
固い桃の保存方法
桃は冷蔵庫に入れると甘みが落ちてしまうので、常温保存がおすすめ。乾燥しないように、ひとつずつ新聞紙で包んで、直射日光の当たらない場所に置きましょう。
固い桃は、1週間から10日程度日持ちします。ただし、日にちが経つごとに味が落ちてしまうため、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
固い桃は、1週間から10日程度日持ちします。ただし、日にちが経つごとに味が落ちてしまうため、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
今年の夏は固い桃を食べてみない?
固い桃のおいしさをSNSで見かけて、気になっていたという方も多いのではないでしょうか?りんごや梨のようなシャキシャキとした食感に、新しいおいしさを発見できるはず。
桃農家の方は、固い桃のほうが好きというほど、そのおいしさは折り紙付き。まだ食べたことがない方は、今年の夏こそ固い桃を食べてみませんか?
桃農家の方は、固い桃のほうが好きというほど、そのおいしさは折り紙付き。まだ食べたことがない方は、今年の夏こそ固い桃を食べてみませんか?
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※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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