東南アジアで新型コロナウイルスの変異株を確認
Yudith Ho、Claire Jiao
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新型コロナウイルスの変異株が東南アジアで確認された。フィリピンはこの変異株の感染力がこれまでのもに比べて高いかどうかを検査している。
「D614G」と呼ばれるこの変異株は世界の他の地域でも確認されているが、マレーシアではインドからの帰国者から始まった45人のクラスターの中で見つかった。この帰国者が14日間の自宅隔離措置に違反し感染が広がった。
フィリピンでは首都圏の大都市で実施した無作為の検査サンプルで変異株が見つかった。ロザリオベルゲイル保健次官は17日のバーチャル記者会見で、変異株は「より強い感染力を持つと言われているが、それが事実だと示す十分に確かな証拠はまだない」と語った。
この変異株は他の多くの国々でも見つかり、米欧では主要なものとなっている。世界保健機関(WHO)は重症化しやすいことを示す証拠はないとしている。
原題:
Southeast Asia Detects Mutated Virus Strain Sweeping the World(抜粋)
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