2020.03.07
特にやりたいことが思いつかない。最低限の生活さえできていれば、特別何かを望まない。
昔は「○○をしたい!」という欲があった。でも今は特にそういった感情にならない。
そんな「欲がない人」が若者の間で増加していると言われています。
欲の象徴として挙げられる三大欲求以外にも、欲の種類は様々。
何かを欲しいと考える「物欲」
スキルアップや昇進をしたいと思う「出世欲」
素敵な異性と巡り合いたいという「色欲」
欲がない人は、これらの自然に湧いてくる”欲”が自分の中に欠片もないのです。
また、以前には欲があったけれども、今はその欲がないという人も少なくありません。
欲がない人はどういった考え方をしているのだろう。
欲がない人はなんで誰しも持っている欲がないのだろう。
欲のある状態に近づくためには、一体どうしたら良いのだろうか。
「欲がないと駄目なんですか?」
欲がない人に対しては、「欲しい物がない人」というイメージを持ちやすいもの。しかし、実際にはひとりひとり”欲がない”の種類は異なり、物理的な物に対することだけではありません。
欲がない人は、「あれがしたい」「これが欲しい」など、自らの意志で行動を起こすための動機が見つからない人とも言い換えることができます。
人間は、多かれ少なかれ己の”欲”を満たすために行動する生き物。それに反して「欲がない」と感じるには共通した深層心理が隠れています。
欲がない人の実態を知るために、まずは欲がない人達の深層心理を覗いてみましょう。
欲がない人は「ミニマリスト思考」を基盤として考えている傾向にあります。ミニマリストはできるだけ持ち物の数を減らし、必要最低限の物だけで生活をしていく人。
最低限生活に必要な物は揃っているから、新しくそこまで必要ない物を購入する必要性はない。
現状に不満はないから、これ以上何かを求める必要性はない。
最低限が整っていると判断したらそれ以上を欲する必要がない。
欲がない人はこのように最低限で生活する人が多いです。
何かをしたいという思いはあっても、そのために行動を起こすのが面倒臭い…。
このように考える人も欲がない人に当てはまります。
旅行に行きたいとは思うけれども、実際に予約をしたり準備をしたり、遠くまで出かけるのが面倒臭い。「労力を費やし、面倒なことをしてまでやりたいわけではない」と、一度感じた欲が途中で消えてしまうのです。
何かをする上で面倒臭いという考えが先行する人は、欲のために何か行動を起こすことができないため、「自分は欲がない人」と感じてしまう傾向があります。
「嫌なことはしたくない。できるだけ楽をして生きたい。」人間だったら、誰しも一度は考えること。
楽をしたいという願望を優先するが故に、欲を満たすための努力を避けようとすることで欲を持たなくなっていきます。
そして、楽に生きたい人は現状に変化を求めません。
「もっと収入を増やしたいから転職しよう」「素敵なパートナーと幸せな結婚がしたい!」そんな欲でも、自分磨きをするなど何らかの努力が必要なため、”楽な生活”をしたままでは叶えることができません。
その結果、「楽を追求するために変化のない生活がいい。」という結論に辿り着き、どんどん欲がなくなっていってしまいます。
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