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- ニックネーム:佐藤美樹(さとうみき)
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- 佐藤美樹(さとうみき) 世田谷区在住。米国公認会計士。2011年4月の世田谷区議会議員選挙に初当選。...続きを見る
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昨日、会派説明※にて、今後の区のPCR検査の取組について報告されました。
※来年度に向けての新たな取り組みや、予算編成にむけての説明を各所管からうける場。
7月27日に開催された「有識者との意見交換会」以来、区長のメディア出演等により話題になっている「世田谷モデル」。
7月31日の福祉常任委員会でも様々質疑がなされました(この時点では、当該検査体制について、まだ「これから検討する」という回答のものばかりで)
そして、昨日の会派説明で提示された資料がこちら↓
先月末以来言われてきた「社会的インフラを支える職種の人たちは、定期的に・・」と言われている部分ですが、
医療従事者は対象でなく、①介護事業所で働く職員 ②保育園・幼稚園で働く職員 ③特養に入所予定の人が対象と。
この3カテゴリーだけで、23,000人の見込みだそうで、1日1000件程度の検査予定なので、この対象をすべて検査し終えるのに1か月半とか2か月かかると。
加えて、この1か月半なりで1回目終えた後、2回目に入るのかと思いきや「そのあとは、未定」と。
これでは、「いつでも・どこでも・何度でも」には程遠いことになります。
加えて、手法も自己採取と。
これで概算経費は、だいたい5.7億ほど(※まだ精査中だそうですが)の見込み。
PCR検査の検査対象を拡大し、検査数を増やすことで感染拡大を防止していくという方向性自体は賛成ですし、
当初でていた「社会的インフラを支えている人たちが感染することで、それらインフラが止まることのないようにする」という趣旨も賛同するものですが、いまや、当初いわれていた内容とは異なったものになってきており、
「世田谷モデル」という言葉だけ独り歩きしている現状に大いに危惧します。