2020年の日頃の活動が完全に在宅勤務状態となってしまい、梅雨入りした時期だと、なおさら外に出るのが億劫となってしまいます。
そんな時、外出しなくても楽しめるエンタメコンテンツとしてあるのが、YouTuberが制作する『YouTube動画』なんです。
しかし、そのような動画達が健全化される時代があと2ヶ月に迫っています。
YouTuberの収益の柱『YouTube広告』が2020年8月を目途に大幅削減。悪質な広告も悪質なYouTube広告もさよならへ。。。
2020年2月、Engadget日本版でYouTube広告に関する記事が投稿されました。
この記事の全文を読めば、今回の投稿の趣旨が分かります。
Googleは2020年8月を目途に『Better Ads Standards に準拠しない動画広告』を一気に排除する広告ブロックシステムを導入する準備を進めており、YouTube広告だけで生きてきたYouTuberが大幅に姿を消す公算が大きくなりました。
Better Ads Standards に準拠しない動画広告というのは、一体どういうものなのか。それについて解説されている記事が下記のURLで詳しく書かれています。合わせてご覧ください。
短い動画を大量に投稿しまくっていた投稿者が一気に姿を消すかも
今回の2020年8月から適用されるYouTubeの広告。
YouTubeの視聴者にとっては、非常にありがたい話です。
実際に投稿者の動画には、視聴者のリアルタイムの投稿やリサーチした情報が『YouTube広告』として、YouTube側が視聴者に対して、広告を出し、その広告の収益一部が投稿者に配布されます。
同時にチャンネル登録者が多ければ多いほど、投稿者の運用資金に入り、最終的にYouTubeで不労所得を実現してしまいます。
それが今のYouTuberが生き残れる秘訣です。
そんな中、2020年8月から変更される『YouTube広告』で投稿されている動画が8分未満(=7分59秒を越えない動画投稿)の場合、今回のYouTube広告の変更に伴い、大量に広告が入らなくなり、8分未満の動画を出し続けていた投稿者が苦境に立たされたのが、2020年2月のこと。それが適用されるのが2020年8月です。
YouTubeに10分以上を出し続けても、結果的にその時間を奪っている視聴者が大量に離れるかも
YouTubeに10分以上の動画を視聴したら、その時間を投稿者が視聴者を意図的に強制拘束しており、その動画で収益を出そうとしています。
しかし、冷静に考えてみてください。
たった10分以上の動画を自分の人生を犠牲にするまで視聴し続けても大丈夫ですか?
つままらない動画を10分以上見続ける覚悟はあります?
そのYouTubeの投稿者に信頼と信用はありますか?
たとえば、このような動画です。
イケハヤ大学 / 【知らないとヤバい】コロナの影響で「ジョブ型雇用」の時代が始まります!
中田敦彦のYouTube大学 / 【一流の雑談力①】コミュ力を身につければ仕事も人間関係も良くなる
YouTubeマスターD / 広告収益で月収100万円稼ぎやすいジャンル8選
鴨頭嘉人のビジネス YouTube / 新型コロナウイルスと仕事「今、私たちにできること。」
堀江貴文 ホリエモン / 検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら全員見ろ
2020年のYouTubeの世界は、このような動画が目立ってきています。
しかし、このような動画の多くは既にTV番組と同様なコンテンツ力と多大な影響力を持つようになってきています。
そう、YouTubeはTVそのものになってきており、『需要と供給』が既にピークを達してしまっているのです。
それをGoogleは放置するにはいかず、今回のYouTube広告の改定のテコ入れが日本でも実施されるようになった背景があるのです。
※これはあくまでも、執筆者の見解そのものであり、実際にそうでは限りません。予めご了承ください。
2020年の夏。インフルエンサーにとって新しい生活様式をしていかないといけない時期
COVID-19が全世界に広まり、本気で新しい生活様式を取り入れないといけない時期に差し掛かっています。
YouTuberは今、YouTuber専属の芸能事務所を次々と離脱中だと、連日、ネット界隈で話題となっている状況です。
東証マザー上場企業の UUUM もYouTuberの大量退所で厳しい経営戦略を強いられているYouTuber事務所であり、UUUMの黄金期は既にオワコンの悪夢が襲い掛かっているみたいです。
YouTubeのこれからって?
では、2020年8月以降、YouTubeにフィールドを構えていたインフルエンサーは具体的にどのように生きていかなければならないでしょうか?
YouTube , ニコニコ動画なような動画コンテンツは『撮影⇒編集⇒拡散⇒収益化』という流れが一般的。
しかし、2020年の今では、なかなか思うように行かないのが現実です。
実は一時期、大量にネット上で生息していたブロガー , プロブロガー , アフィリエイター , せどり , 転売ヤーなどのオンライン上で生計を立てていたユーザーが『時代はYouTube!動画コンテンツの時代!』と時代を読み、大量にYouTubeへ流れ着いた時期がありました。
ただ、2020年は全てのオンラインコンテンツを全て一人でやりこなさないと、本気でネットの世界に生息できない状況となっているため、執筆者の憶測ですが、YouTubeに流れ着いた元ブロガー , プロブロガー , アフィリエイター , せどり , 転売ヤーなどが元の世界に戻ってくる現象が既に今頃から起きているのではないかと見ています。
YouTubeはあくまでも動画投稿するためのプラットフォーム。
不労所得やお金をボロ稼ぐためのプラットフォームではありません。
YouTubeは本当に何をするところなのか。投稿者が謙虚で真面目に考えなければ本当に『好きを生きていく』が崩壊しかねないオンライン上の問題かもしれません。
さいごに
YouTube、YouTuber、インフルエンサー。
オンライン上で活躍するインフルエンサーは本当に芸能人、著名人そのものとなってしまっています。
思い返せば、インフルエンサーの立ち位置は『TV ⇔ YouTube , SNS ⇔ 消費者 』のような立ち位置だったものが、今や『TV , YouTube , SNS ⇔ 消費者』となってしまいました。
このような流れを推し進めたのは、そう、視聴者 & リスナー & ファンなどの立ち位置にいる、私たち『消費者』です。
その消費者が本当により良い環境を整う役目を果たさないといけない立ち位置で、YouTuber や インフルエンサーが視聴者を困らせる投稿をしていたら、視聴者 & リスナー & ファンがその投稿を監視・通報・報告する立場でもあります。
プラットフォームの健全化をするためには、運営する企業もそうですが、私たち視聴者も厳しい立場で監視・通報・報告しなければいけないのが、本来の役目なんです。
ただただ黙って動かないのはおかしいです。
僅かな動きでも構いません。
遠慮なく、運営会社等に通報・報告を行いましょう。
プラットフォームの健全化は、とても簡単にできるものだからです。