Golf Digest にマット・クーチャーのクラブセッティングに関する記事が載っていました。各クラブのスペックのほかに,番手ごとの飛距離や,クーチャーのコメントも載っておりました。プロがどんな観点でクラブを選んでいるのか,それがうかがい知れて面白いです。
What's In My Bag: Matt Kuchar - Golf Digest
まずセッティングはこんな感じ:
- ドライバー|Bridgestone J40 430 (9.5°)|シャフト Accra M4-55 Tour Proto
- 3W|PING G25 (15°)|シャフト Fujikura Speeder 757X
- ハイブリッド|PING Anser (20°, 23°)|シャフト Aldila Tour Blue Hybrid 85X
- アイアン|Bridgestone J40 Cavity Back (5-PW)|シャフト Aerotech SteelFiber i95 Constant Weight S-flex
- ウェッジ|Bridgestone J40 Black Oxide (52°), Cleveland 588 RTX Satin (58-12), Titleist Vokey SM4 Spin Milled (62-07 @63°)|シャフト True Temper Dynamic Gold S400 Tour Issue (52, 62), KBS Wedge 120S with Black Nickel Finish (58)
- パター|Bettinardi Matt Kuchar Signature Model 1|長さ 44.75"|ロフト角 7°
- ボール|Bridgestone Tour B330-S
番手ごとの,キャリーでの飛距離。ドライバーが270ヤードだから,ロングヒッターではぜんぜんないんですよね。
ドライバー:BRIDGESTONE J715, 9.5 DEGREE, ACCRA M4+ 55 TOUR PROTOTYPE SHAFT
「こないだの秋に数時間だけテストして,それで実際に使うことに決めた。フェースが大きいので,スイートスポットも大きめに感じる。」
FW:PING G25, 15 DEGREE, ALDILA TOUR BLUE 85-X SHAFT, 43 INCHES
「パー5ではグリーンに止められるだけ高い球が打てると同時に,ティーショットでは飛距離を犠牲にしない程度にフラットな球が打てる」
ハイブリッド:PING ANSER, 20 AND 23 DEGREE, ALDILA TOUR BLUE 85-X SHAFTS, 1 DEGREE FLAT
「去年のマスターズで初めて,2本目のハイブリッドを使った。そのときだけだと思っていたけど,今もバッグに入っている。」
アイアン:BRIDGESTONE J15 CB IRONS, 5-IRON TO PITCHING WEDGE, STEELFIBER I95CW X-FLEX SHAFTS
「この新しいアイアンは,周辺に重量が配分されていて,ちょうどいいやさしさがありながら,フィーリングを犠牲にしていない」
ウェッジ:BRIDGESTONE J40 (52 DEGREE), CLEVELAND 588 RTX (57 DEGREE), TITLEIST VOKEY SM4 (63 DEGREE)
「新溝規制以降は,少し重くしている。この2年間はこのセッティングだよ」
パター:BETTINARDI KUCHAR 1 ARM LOCK, 44¾ INCHES, 7 DEGREE LOFT, 400 GRAMS (HEAD WEIGHT)
「新しいグリップにして,手首が固定されるようになった。このテクニックを2013年に始めたとき,パターをいじるのが楽しかったよ。」
ボール:Bridgestone Tour B330-S
「うちの小さいこどもたちが,楽しんでボールにマーキングしてたんだ。そのマークを今でも使っているよ。ボールの決め手? 風の中でのパフォーマンスかな」