風が出ない!冷え過ぎない!岐阜発 輻射式パネル冷房とは?/岐阜の注文住宅・新築一戸建ては無垢ストーリーの山喜建設

  1. ホーム
  2. コラム
  3. 住宅性能の話

COLUMN 住宅性能の話

風が出ない!冷え過ぎない!鍾乳洞のような涼しさ。岐阜発 輻射式パネル冷房とは?

[ Category: 住宅性能の話 ]

風が出ないのに冷房できるの?

鍾乳洞のイメージ

夏には欠かせない冷房、でも使いすぎると冷え症の原因にも・・・
冷房の風を浴び続けることで身体の芯まで冷えてしまい、暑いはずの屋外に出たとたん、妙に暖かさが心地よいといった経験をした方も多いのではないでしょうか。
また、冷房の風はお肌を乾燥させるので女性にとっては美容に悪く冷え性にもなるのでまさに"女性の敵"ですよね。
「風が無くても涼しくなる冷房があったら・・・」と思う方も多いはず
なんと!風が出ない冷房があるんです。
でも風が出ないのになぜ涼しくなるのでしょうか・・・?

鍾乳洞は涼しい

鍾乳洞のイメージ

鍾乳洞へ行かれたことはありますか?
太陽の日差しがまぶしい夏の暑い日に鍾乳洞の中へ入ると身体から噴き出していた汗が一気に引いて気持ちいい涼しさを感じたのではないでしょうか。
鍾乳洞の入り口には扉は無く屋外と繋がっているので気温的にはそんなに変わらないはず・・・でも中はめっちゃ涼しい!洞窟の中なので風もほとんど無い・・・不思議ですよね。
その理由は「輻射」(ふくしゃ)です。
*少し難しくなりますが、できるだけ分かり易く輻射の説明をしますので読み進めてください。

輻射は室温は関係ない?

冬にドラム缶の焚火で身体を暖めた時、風が吹いているのにドラム缶の熱で身体は温まりますよね・・・
この現象が輻射です。輻射は周りの空気やその温度に関係なく熱が伝わります。"遠赤外線"って聞いたことありませんか?輻射はこの遠赤外線による「電磁波」による熱移動になりますので、「空気を暖めると上がる」という方向性が無く、温度の高い方から低い方へ熱が移動します。
鍾乳洞の中が涼しいのはドラム缶の焚火の反対の現象になります。
鍾乳洞の鍾乳石などの周りの温度は地中の温度で約15℃になります。人間の皮膚温度は約33℃なので輻射により33℃の皮膚温度が鍾乳洞の15℃に熱移動するため人体の熱が奪われる形になり涼しく感じるのです。
この輻射を使えば鍾乳洞のように風が無くても涼しくなります。

つまり室温を下げるのではなく、鍾乳洞のように室内の天井・壁・床の温度を下げることがポイントです。

岐阜発!輻射式パネル冷房とは?

輻射式パネル冷房は、エアコンの室外機で冷やした冷媒ガスをパネルに循環させることでパネルに組み込まれた格子状のフレーム表面の温度を下げ、輻射の働きで部屋の壁、天井、床の温度を奪い鍾乳洞のような室内環境を造りだすものです。
このパネルはエアコンと連動式で、エアコンのあまりの冷媒ガスを利用するため光熱費が約34%も削減できるそうです。パネルは電気を使いませんのでパネルの光熱費は0円です。
エアコンからわずかな風は出ますが、風向きを変え身体に当たらないようにすれば風の無い冷房としてお使い頂けます。

輻射式パネル冷房

輻射式は"暑がりさん"にも優しい

暑がりさんと寒がりさん、エアコンの温度設定でいつも喧嘩に・・・
夜の寝室でエアコンのスイッチの温度設定でもめているご夫婦の話をよく耳にします。
エアコンの風はどちらかの身方しかしてくれません。
ところが輻射式パネル冷房は暑がりさんも寒がりさんも両方の味方になります。
輻射式は「温度の高い方から低い方へ移動する」とお伝えしましたね。
つまり同じ温度なら熱の移動はしないということで、温度差が大きいとその分熱移動も大きくなり、温度差が少なければ熱移動は少なくなります。
なので暑がりさんは温度が高いのでパネルにたくさん熱を奪われます寒がりさんは温度が低い分、少なく熱を奪われるのでそれぞれを優しく冷やしてくれるのです。
輻射式パネル冷房なら夜の寝室での喧嘩も無くなるのでは・・・

輻射式パネル冷房を体感できます!

本格的な夏を迎えるシーズン!岐阜発の輻射式パネル冷房を体験することができます。
各務原市にある住宅展示場に実物を展示・運転していますのでリアルな体験ができます。
新築、建替え、リフォームをお考えの方はこの機会に是非ご体感されることをお勧めします!

体感できる展示場 ⇒ 各務原展示場

各務原展示場ボタン_03.png  
県庁前展示場ボタン_06.png
関連記事
人気の記事