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阪大病院・国循の医師が研究不正 “がん”に関する論文など5編
更新:2020/08/18 18:38
大阪大学医学部付属病院と国立循環器病研究センターは、勤務していた男性医師が研究不正を行っていたと発表しました。
大阪大学と国立循環器病研究センターによりますと、男性医師は2013年~2016年に発表した抗がん剤に対するホルモンの働きやがん手術の合併症などに関する5編の論文で、数値を改ざんしてグラフを作るなどの不正を行っていたということです。
男性医師はすでに阪大とセンターを退職したということで、阪大は「臨床および基礎研究に対する社会全体の信頼を損ない多大な迷惑をおかけした」としています。