愛知で１人死亡　新たに８３人感染

　愛知県は１６日、新型コロナウイルスに感染していた１人が１５日に死亡したと発表した。遺族の意向で性別などは非公表。県内での死者は４４人となった。

　県内では新たに８３人の感染が判明し、３日連続で１００人を下回った。このうち、名古屋市では、１０代～８０代の男女計３５人が感染。重症者はおらず、６人が中等症だった。１４人の感染経路が不明。

　豊橋市では、３０代と６０代の会社員の男性、外国籍で無職の３０代男性の計３人が感染。６０代男性は、１４日に感染が判明した市内の無職８０代女性の同居家族。ほかの２人の感染経路は分かっていない。

　岡崎市では、４０代の会社員の女性と１０歳未満の男子児童の計２人が感染。２人はいずれも無症状で、１５日に感染が確認された４０代男性と同居する家族だった。

　豊田市では、５０代と８０代の女性の計２人が感染。５０代女性は感染者の同居家族で軽症、８０代女性は感染経路不明で無症状だった。

　このほかの市町村では、小牧、半田両市でそれぞれ７人が感染するなど、１０歳未満～９０代の計４１人の感染が判明。半数以上が家族間で感染したとみられる。