2020年8月18日(火曜日)
笑うことが多い人は 幸福です。
泣くことが多い人は 不幸ではなく学びの真最中。
笑える日が来ることを願い、悲しいことを洗い流しているのです。
2020年8月18日(火曜日)
現在の教科書では、「聖徳太子」とは表現せずに、「厩戸王(うまやどのおう)」とか、「厩戸皇子(うまやどのみこ)」という名前が採用され、それにカッコで聖徳太子と加えられているようですね。
「聖徳太子」という名前は、死後に贈られた諡号(しごう)なんですって。本名はといいますと、日本書紀では「厩戸豊聡耳皇子(うまやどのとよとみみのみこ)」と書かれているのです。
日本書紀が成立したのが奈良時代。
この時にはすでに厩戸王は、仏教をもたらした人として崇拝され始めていたのです。
聖なる徳を持った人という意味で「聖徳太子」と呼ばれるようになったのですが、やはり凄い人だったのですね。
聖徳太子の業績とされるものは「冠位十二階制度」と「17条の憲法」、それと隋との対等外交です。
聖徳太子は飛鳥時代に活躍した政治家です。
累計7回も紙幣の肖像に起用されるなど、日本を代表する有名人です。
「10人の話しを同時に聞くことが出来た」
こんなことも出来た人だとも言われています。
でもね。実在しなかったという説もあるのです。
日本書紀などに書かれている数々の偉業は後の作文・創作の可能性があるというのです。
聖徳太子が架空の人物でも、厩戸皇子が王族だったのは間違いがない気がしています。
聖徳太子を創作したとするならば、その理由は蘇我氏を悪役にしたかったからかもしれません。
聖徳太子といえば、唐本御影の肖像画は別人説もあり、私も違う気がしています。
以前よりも聖徳太子の存在感を薄めている教科書も増えているみたいです。
日本書紀に兼知未然の記述があり、もしかすると予言が書かれているのかもしれません。
聖徳太子って、謎多き人物のようです。