箱庭の素

ARION SPH-1をmodしたので、記録。。
（SPH-1って色んなメーカーからMOD製品出てるけど、意外とMODの回路図とかは少かった…）

■MOD前の回路図
以下のサイト（http://zuzuzazuzaza.blog123.fc2.com/blog-entry-110.html）から、お借りしました。
　

■MOD後の回路図
　

■変更箇所は、以下。。
　①出力側の電解コンデンサC23を1u → 4.7u
　②R44,C21,R28,C15削除
　③FET手前の電解コンデンサC18を0.22u → タンタルの1u
　④入力側のC2を、フィルムコンデンサからセラミックコンデンサに変更（値は同じ）

　　①②③で、高域は改善します。（②③が特に効果あった気がする。）
　　④はほとんど変わらないので、どうでも良いです。

　　この時点で、音的にはOKだったんですが、
　　結局バイパス音が気に入らず、リレーを使用したトゥルーバイパス方式に変更しました。
　　（見た目をあまり変えたくなかったので）

　⑤R51～Q6の部品を削除。Q6の両端（R36-R37間）をジャンパー
　　これで、常時エフェクターON状態になります。

　⑥リレー駆動回路の追加。
　　抵抗値は家にあるもので代用したので、リレーには電流が大きめに流れています。
　　確か計算上は、R100=6k、R101=3k、ぐらいで十分リレーは駆動できます。
　　R100=6kより大きいと、寒いときにリレーがONしない場合があるので注意が必要。
　　リレーのスイッチ側は、DPDTなので通常トゥルーバイパスと同じように接続します。
　　スイッチノイズがなる場合は、１MΩを入力-GND間に入れる。

　　ちなみに、リレー駆動回路電池BOXの所に、余裕で入る大きさです。
　　BOSSとか他の電子スイッチタイプにも使えるかも。。



■あとは・・・
　・電圧降下するR67を削除
　・出力に可変抵抗を追加して、音量を少し調整。
　・LEDをフェイザーの揺れにあわせて点滅
　　（本当はコンデンサで、じわ～と点灯させたいけど、そこまではやってない。）
　等しています。