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岡山県観光事業功労者表彰 浅口市寄島町アッケシソウを守る会
2020/08/15 土曜日
今年度の岡山県観光事業功労者表彰は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式はオンラインで行われ、受賞者に表彰状と記念品が贈られています。
浅口市寄島町アッケシソウを守る会は、浅口市指定天然記念物のアッケシソウ自生地の保護活動を行うほか、紅葉時期に「アッケシソウまつり」を開催し、県内外から多くの人が訪れる観光名所へと発展させたことが認められ、このたび表彰されました。
浅口市寄島町アッケシソウを守る会 花房泰志会長は、「このたびは、岡山県観光財団から表彰状を賜りました。私どもは、本当に勇気と喜びをいただいております。私ども、アッケシソウを守る会は、平成15年に寄島町の干拓地でアッケシソウ群生地が発見されまして、次の年の平成16年にアッケシソウを守る会を設立しました。最初は44人で出発し、今は支援会員を含めますと110人くらいになっています。そして、年間3回草刈りをします。これは、大学教授から葦を刈らないと10年以内にアッケシソウが絶滅するという教えをいただきました。おかやま山陽高校のサッカー部や空手部、浅口市内のスポーツ少年団、浅口清掃センターなどが参加し、アッケシソウを皆さんの力によって続けることが出来ています。地元の小学5年生が1年間研究して発表しています。周囲の若い人たちが興味を持ってくださることに、私どもは勇気をもらっています。アッケシソウをしっかり守って次代に堅実に伝えていきたい」と話していました。
なお、今年度は、浅口市寄島町アッケシソウを守る会を含め、県内21の個人・団体が表彰されています。
畑地真行