【筋トレのモチベーションを上げる名言】何のために鍛えるのかを明確にする思考方法
筋トレを続けているとモチベーションが落ち込む時もあります。そんな時は、偉大な先人の名言を知り心を高ぶらせたりするのも良い方法です。
また、「何のために鍛えるのか」ということを科学的・現実的に突き詰めて考えるのも一つの方法です。鍛え続けることに少々疲れ気味の方に、筋トレのモチベーションを上げる名言や思考方法をご紹介します。
■身体を鍛えることは人間の本能
●太古から人は鍛え・競い・勝つために生きている
高度に利便化された現代社会のなかに生きていると、つい忘れがちなことですが、人は太古の昔から「鍛え」「競い」「戦い」生きてきました。そして、それらの競合の勝ち残った者が子孫を残し、現在につながっています。
これは、文明が始まる以前、動物としての人類の時代から脈々と続けられてきたことで、身体的に強く優秀な雄個体は、より多くの獲物を狩ることができ、古代コミュニティーのなかで高い地位を手に入れ、より美しく優秀な雌個体を繁殖相手とすることができたでしょう。また、逆もしかりで、肉体的に優れた雌固体は、より優秀な遺伝子を持つ雄個体に選ばれてきたことでしょう。
もちろん、頭脳的な優秀さも非常に大きな要素ではありますが、やはり、肉体的な要素も動物としての人間の本能として非常に大きな部分であり、これは、現代の人類にも遺伝子レベルで刻み込まれていることです。
古代に繰り返された物理的な競合は、現代では経済競争などの間接的なものに置き換えられていますが、ベースとなる肉体的強さは必要不可欠なもので、企業の新卒採用などでもスポーツ・クラブ歴が重要視されるのも、このことを現していると言えるでしょう。
人間も動物である以上、どれだけ文明が進んでも、戦うという輪廻から逃れることはできません。
これを具体的に筋トレにあてはめると、次のようなことが現実的に言えるでしょう。
○鍛えた人間は自分に自信があり、様々なことに活発で積極的になることができる。
○身体を鍛えることで耐ストレス能力が高まり、困難な状況に打ち勝つことができる。
○自分を律し鍛えていくなかで、厳しい社会で生き残る精神的な強さが身につく。
○筋トレをしていると行動的になり対人関係が広がりやすく、より多くの社会的チャンスにめぐり合える機会が増える。
○鍛えた人間は健康的で病気になりにくく、その分よく働き、より裕福になる可能性が高まる。
○筋トレをしていると抗ストレスホルモンのセロトニンが分泌され、精神的に安定し社会的に信頼される確率が上がる。
○スポーツ競技などで全国区の成績を上げるレベルになれば、現実的な収入につながることも多い。
まだまだ、筋トレの現代社会で生きていくためのメリットは書ききれませんが、鍛えることを続ければ多くの利点があり、より人生を有利に豊かに進めていける可能性が高まります。モチベーションを保ち、鍛え続けていきましょう。
■筋トレのモチベーションを上げる名言集
●偉大な武人・競技者・アスリートたちの思考方法を知る
筋トレをする動機づけとなる理由についてご紹介したところで、ここからは、心が折れそうになったとき、モチベーションが保てなくなったとき、限界まで自分を追い込むことができないとき…そんな時に心を奮い立たせてくれる偉大な先人・武人・競技者・アスリートたちの名言をご紹介しますが、言葉は、受け取る人それぞれの感性です。
あえて筆者の感想は述べず、そのままご紹介したいと思います。
●ボディービルダーの名言
・アーノルドシュワルツネガーの名言
おしゃべりなら後にしてくれ、パンプが冷めちまう。
トレーニングに対するその人の姿勢によって、成功するか失敗するかが決まる。
筋肉が「もうこれ以上は無理だ」といったとしても、筋肉に命令し、チャレンジさせることはできる。限界を打ち破るこのチャレンジこそが、筋肉の成長をもたらすのである。
自分をごまかしてはいけない。同時に、欠点を見つけても、自信を喪失させたり、自尊心を傷つけるまで自分を責めてはいけない。
親になるということは、自分の子供に責任を持つことだと思う。つまり子供の成長に参加し、教育に関わり、正しい食事をさせ、健康な身体に育てるということで、そのためには親が範とならねばならない。
私はジムに入るとき、いつも大きな目標を意識している。そして同時に、その日その日の小さな刺激を与えることを忘れないようにしている。
ベンチにダンベルを置くということは、まくらの上に座ることと同じである。
・ドリアンイェーツの名言
たとえばカールを行い、完全に追い込めた、と満足しているところに、不審者がやってくる。 彼は銃をつきつけ、「まだまだ、あと2レップは出来るだろう。休んでないでカールを続けろ」と。どうするか? 恐らく命がけでカールを続けるはずだ。言われたとおりあと2レップを行うだろう。
・ロビーロビンソンの名言
私の場合、セットが終わるのは、何レップスしたからと言うのではなく私の筋肉がそのセットの終了を告げる時である。しかし、私の心はトレーニングを止めない。
・ロニーコールマンの名言
私がワークアウトで重視しているのは、時間でも、あつかうウエイトでもない。最も重要なのは、筋肉を最大限に収縮させて、できるだけ短時間でパンプを引き出せるようにすることだ。
・マッスル北村の名言
1千回と1千1回とでは天と地の隔たりがあった。まさに最後の1回は全身全霊の限界力を振り絞った一発。その前の1千回はこの1回のためのお膳立てに過ぎない。最後の一発はその前の1千回に勝るとも劣らない価値がある。
・山本ケイイチの名言
筋肉を鍛えることは、 いまや単なる趣味やレクリエーションではなく、「将来的に大きなリターンを生む自己投資」である。
●アスリートの名言
・マイケルジョーダンの名言
目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない。
・王貞治の名言
努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。
・イチローの名言
壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
メジャーリーガーの凄いところは、一度「あ、すごい選手だ」と認めたら2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。それが偉大な点ですね。
特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。
準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく。
・タイガーウッズの名言
目標は他人から与えられても駄目。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。
・松岡修造の名言
100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、99回まで来ていても途中であきらめてしまう。
・モハメドアリの名言
人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。私は私を信じる。
不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ。不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。不可能とは、誰かに決めつけられることではない。不可能とは、可能性だ。不可能とは、通過点だ。不可能なんて、ありえない。
チャンピオンはジムで作られるものじゃない。彼らの奥深くにある「何か」で作られるんだ。例えば願望、夢、ビジョン。そのためにはどんな土壇場でも耐えるスタミナと、少しばかりのすばしっこさ、そして技術と意志が必要だろう。だが意志の力はどんな技術よりも更なる強さを与えてくれる。
・野茂英雄の名言
挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです。
・星野仙一の名言
迷ったら前へ。苦しかったら前に。つらかったら前に。後悔するのはそのあと、そのずっと後でいい。
・ホリフィールドの名言
祈るだけでは勇気は得られない。努力を重ねつつ祈るのだ。
●武人の名言
・ブルースリーの名言
物理的であれ、なんであれ、いつも自分のやることに制限をしてしまうと、それはあなたの仕事や人生にも広がってしまう。限界などない。停滞期があるだけだ。そこに留まってはいけない。それを超えて行くのだ。
勝ち負けを忘れろ。誇りと痛みを忘れろ。相手に自分を攻撃させ、そして相手の肉を砕け。相手に自分の肉を粉砕させ、相手の骨を砕け。相手に自分の骨を砕かせ、相手の命を奪え。逃げようと思うな。命を失うことを恐れるな。
知ることだけでは充分ではない。それは使わなければならない。やる気だけでは充分ではない。実行しなければならないのだ。
状況など気にするな。機会は作り出せ。
鉄則を学び、鉄則を実践し、やがて鉄則を忘れる。形を捨てた時、人はすべての形を手に入れる。スタイルも何も持たないとき、人はあらゆるスタイルを持つことになる。
武術家の肉体は武器である。にもかかわらず、武器の手入れを怠る人間が、なんと多いことだろう。
行動に裏打ちされた現実的な夢追い人であれ。
人間はいつも成長している。人間はパターン化された思考や行動によって行動を制限されると成長をやめるものだ。
失敗を恐れるな。失敗することではなく、目標を低く掲げることが罪なのだ。大きな挑戦では、失敗さえも栄光となる。
武道家は二つの問いかけをする必要がある。自分が何を成し遂げたいのか何が最速で、もっとも効率的かつ効果的に目的を達成できるのか。
・大山倍達の名言
右手がダメになったら左手を使え。手がダメになったら右足を使え。右足がダメになったら左足を使え。それがダメになったら頭を使えよ。それでもダメだったら呪ってでも倒せ。
何のために強くなるか? それは自分に打ち勝つためであり、義を通すためであり、人を導くためである。
一芸一能を身に付けておけば、ビジネス社会でも心に余裕がもてる。
君たちは自分の外にばかり財産を築こうとせず、自分の中に財産を築きなさい。自分の外に築いた財産は人に盗られるが、中に築いた財産を人は絶対に奪うことが出来ない。
死中に活を求める覚悟で事に当たる。それが理想を実現する決め手だ。
・宮本武蔵の名言
心、常に、道を離れず。
我、事において後悔せず。
千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。
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■おすすめの筋トレグッズ
●押す筋トレにはリストラップを
上半身の押す筋トレにぜひとも使用したいのが手首を保護するリストラップと呼ばれる筋トレグッズです。多くの初心者は、まだ手首を保持する力が弱く、腕立て伏せなども先に手首が痛くなってしまい完遂できないケースが少なくありません。リストラップを使えば、最後まで筋肉を追い込むことができ、とても効率的に身体を鍛えていくことが可能です。
▼おすすめのリストラップ
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▼リストラップとは?解説記事
【おすすめのリストラップ】初心者むけに使いやすい長さやリストストラップとの違いも解説
●引く筋トレにはパワーグリップを
上半身の引く筋トレで初心者の方に多く見られるのが「先に握力がなくなって追い込めない」というケースです。筋トレは101%で行ってはじめて成果がでます。パワーグリップを使用して引くトレーニングの効率を上げることをおすすめします。
▼おすすめのパワーグリップ
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▼パワーグリップとは?解説記事
【おすすめのパワーグリップ】使い方の解説と男性・女性どちらにも快適なアイテム紹介
●筋トレの基本グッズはトレーニングベルト
腰を保護するだけでなく、腹圧を高め最大筋力を向上させてくれるトレーニングギアがトレーニングベルトです。筋トレにおいては、ほぼ必須のギアとも言えますので、ぜひ入手することをおすすめします。なお、トレーニングベルトはトレーニーにとって「筋トレの友」とも言える存在になってきます。はじめから安易なものを選ばずに、考えているよりもワンランク・ツーランク上のものを入手することがベルト選びの秘訣です。
▼おすすめのトレーニングベルト
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▼トレーニングベルトの種類と使い方
【おすすめのトレーニングベルト】選び方・巻き方から男性筋トレ用・女性用・ベンチプレス用まで詳しく解説
執筆者情報
上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
JAWA日本アームレスリング連盟常任理事|レフリー委員長・広報広報部長
記事に記載されている内容は執筆者の運営するジムメンバーの実体験に基づく主観的意見および感想です。このため、記事の情報やこの情報を用いて行う利用者の判断について、当サイトは一切の責任を負うものではありません。記事の情報を用いて行う行動に関するあらゆる判断および決定は、利用者自身の責任において行っていただき、必要に応じて専門家等に相談されることを推奨いたします。また、トレーニングにおいては十分にウォーミングアップを行い、利用者自身の体力にあわせて動作を行うとともに、痛みや危険を感じる場合はすみやかに行動を中止することを推奨します。
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