2018年3月 7日
地域コミュニティに交差点を作ろう スウェーデン Erik Andersson
ストックホルムの建築家 Eril Anderssonは、カリクス川に新しい橋のデザインを提案しました。カリクス川を管理するスウェーデンの交通課は、彼のデザインとともに、新たな市民の憩いの場を誕生させたいと考えています。
空中から見た橋のデザイン
橋のデザインでは、歩行者と自転車、そして橋に集まる人々、それぞれの空間が分けられています。例えば、歩行者と自転車が走る道の脇には、橋に集まる人々が座って休めるように階段型のベンチが設けられています。橋のデザインを手がけた建築家Erik Anderssonは次のように説明しています。「橋を地域コミュニティの交差点にしたい、ローカル特有の温かい広場を作り出したいと考えました。沢山の人々に、座って川辺の景色を眺めることで、地域特有の自然に癒されてほしいと思っています」
橋のデザイン画
車と自転車は橋の上、歩行者は下を歩くように設計されています。歩行者は、車道を屋根代わりに、強い日差しを避けながら遊歩道を楽しむことができるようになっています。建築家Erik Anderssonは、次のように話します。「カリクス川周辺は、素晴らしい地域性があります。この橋が新たなランドマークとなり、地域にさらなるユニークな特性を与えてくれればと思っています」
video by erik andersson
円形劇場を彷彿とさせる階段式のベンチ
video by erik andersson
designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/erik-andersson-bridge-kalix-02-15-2018/