2018年4月12日
「おかえり、ただいま」を建築で表現したなら...
子どもが、家の絵を描けば、3本の線を引いて、屋根と壁を描くでしょう。この家の概念は、文化や国を超えて、多くの人がイメージするものです。韓国のManhwaricanoの家を手がけた、建築家Kim Seongyoulは、この共通の概念をうまく建築に取り入れています
all images by joonhwan yoon
Kimは、次のように話します。「建築は、人々の感情にどのような影響を及ぼすことができるのだろう?そんなことを考えて、デザインを設計しました。シンプルな形から、無限の美しさを生み出したいとも思いました。そして、それを実現するために、このプロジェクトを始めました」
くり抜かれた内部部分は、建物の通路として機能している
家の輪郭は、旧式の概念のまま、人々の心に残り続けています。それは、いままで生きてきた人々の残した足跡の1つとも言えるかもしれません。Kimは、歴史も作品の一部となり、美しい建築はタイムレスに輝き続けると話します。
光が差し込む通路
韓国にあるManhwaricanoの家
シンプルな形から生まれる無限の美
普遍的な家の輪郭をアイデアに
複雑で美しい建築
普遍的な居住空間を詩的に
歴史もプロジェクトの一部に
美しい建築はタイムレスに輝く
空洞部分に引き込まれるような外観
designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/rieuldorang-atelier-kim-seongyoul-manhwaricano-korea-02-25-2018/